with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

九州旅行1日目(3月11日 前編)

2008年03月16日 | 01. ドライブ・旅行記

羽田空港~鹿児島空港~知覧武家屋敷庭園群~池田湖

2008年3月11日早朝、銀婚式記念「九州縦断旅行」のはじまりです。

 

朝5時過ぎに娘に車で駅まで送ってもらった。

途中朝のゴミ出しをしたため、予定の電車に乗り遅れ危うく羽田行き高速バスに

乗り遅れるところでした(何とかセーフ)。

 

 

ちょっといやな天気で始まりました。

でも空港に着く頃には落ち着いてきて、すがすがしい太陽を拝むことができ一安心。

 

 

定刻通り羽田を飛びたち一路鹿児島へ。

 

鹿児島空港では見事な胡蝶蘭がお出迎え。

 

空港案内所でレンタカー会社へ連絡を取り、指定場所で待つこと5分お迎え登場。

その手前の空港正面には足湯がありました。

 

 

私たちは急いでいたので入りませんでしたが、気持ちよさそうでした。

レンタカー会社では簡単な確認を済ませ、いざ出発!

 

私たちに貸し出されたのはスズキの「スイフト」1300~1500ccなのでしょう、かなりパワーが

ありました。山道が多かったのですが、非常に快適でした。

hddナビやetcもついており“禁煙車”指定でしたので非常に綺麗でした。

1カ所右前輪タイヤハウスにへこみがあってご愛敬でしたね。

お店の隅の方をお借りして自前の使い慣れたメモリーナビを装着して目的地を「知覧」に設定

し、スタートです。

ナビを2台使う贅沢なドライブとなりましたが、これが結構助かりました。

自分のナビは表示範囲がどうしても狭くなりますから、大きく見やすい拡大表示にさせておき、

hddナビの方を広域表示にして確認用に使っていました。

 

知覧までは高速~指宿スカイライン(谷山ic.)~一般道のルートで快適滑りだし。

出発が少し遅れたのだが、なんせ鹿児島の一般道の広いこと綺麗なこと、驚きました。

一般道でも高速なみに皆さん走ってます(笑)。

 

こちらは駐車場近くの裏玄関?

 

お昼をいただきました高城庵(たきあん)です。

 

高い天井のお部屋とそこから見える庭(下)

 

 

高城庵セットという立派なメニューがあるのですが、ちょっと二の膳まであるので敬遠し、

私と妻はかるくざるそばを。そして美味しいと聞いていた「両棒餅(じゃんぼもち)」と

名物「さつま揚げ」を二人で分けていただきました。

 

 

食べ始めてから撮りました、そばの量は十分ありましたよ。そば湯も美味しかったなあ。

 

 

こちらも食べかけですいません、この倍以上ある大きなさつま揚げが三本ありました。

じゃんぼ餅は美味しくて写真を撮る暇もありませんでした(笑)。

 

 

用意されているお茶も「知覧茶」といって静岡に次ぐ全国二位の生産量を誇る名物なのだそうです。

とても香りが良く、美味しいお茶で、帰りにお土産として買って帰りました。

 

さて食事も終わり武家屋敷庭園群へ向かいます。

 

 

こちらが武家屋敷庭園群に面している玄関です、こちらから出てきました。

出てきてびっくり、そのたたずまいの端正なこと。

ゴミ一つ落ちてない綺麗な通りに落ち着いた佇まいの屋敷が点在しています。

若干の団体客が来ておりましたが、その数は少なくゆっくり回ることができました。

 

 
薩摩の小京都といわれるのも納得がいく街並みですね。
 

 
こんな家が二つ直角にくっついた藁葺きの家がありました(二ツ家)。
 

 
菜の花が多かった。
 
平山邸(本家)
 
平山邸(分家と地元の人から説明を受けた)
 

 
庭園と並んだ民家の玄関先のオブジェ。
 
菜の花がいっぱい咲かせた庭と藁葺きの民家(?)
 

 
観光客も少なく、どこでも景色独り占めの写真が撮れました。
 

 

ちょっと長居をしすぎて時間オーバーとなってしまい、急いで次の池田湖へ。

途中峠の展望所のようなところがあって春霞のなかかたちを表した開聞岳を見る。

 

 

上の写真は展望所より錦江湾を眺めたところ。

下は霞がかかって遠くにうっすら見える「開聞岳」。

 

 

ほんとに車も少なく、快適な山道で時間短縮に大いに貢献、予定通りに池田湖へ到着。

町営(?)の駐車場はボート観光の勧誘がうるさいと聞いていたので、「池田湖パラダイス」へ。

 

 

これが駐車場に止めた、今回借りた「スイフト」、凹みが見えますね。

池田湖パラダイスではいろんなものが出迎えてくれます。

 

イッシー伝説の像?

 

でもしっかり記念写真撮ります(笑)。

 

 

でもなんで「狸」なの?

 

 

本来これで有名な池田湖「大ウナギ」、ほんとでかいというか太かったです。

 

 

この時期でなければこの天気の良いなかですので、もう少しはっきり見えたであろう

春霞にぼやける開聞岳。

 

 

この天気ですよ!

本当に残念ながらこのあとどこへ行っても、天気が良くても遠くの景色がいまひとつはっきり

見えない悔しさがついて回りました。

 

1日目後半へ続く・・・。

「池田湖パラダイス」地図


石の蔵の素敵なひととき

2008年03月13日 | 01. ドライブ・旅行記

好みにぴったり、高千穂湧水を使った珈琲。

 

2008年3月13日(木)高千穂峡へ行く(銀婚式記念の九州旅行でした)。

昼過ぎの12時20分に高千穂大橋側にある「大橋第一駐車場」に到着。

そのすぐ脇の高千穂峡入口より散策開始。

 

 

緑の川面を見ながらの遊歩道、ほんとに癒されます。

川の流れもゆったりで、とにかく静か!

 

 

そして待ちに待った真打ち登場!

 

 

「真名井の滝」。

ほんと最初にこれを見ると思わず「お~!」と声が出ます。

 

高千穂峡見物記念に妻を招待したのが「ふる里茶房・石の蔵」でした。

場所は車を停めた大橋第一駐車場からすぐ。

 

 

この神都高千穂大橋をくぐって、左に緩く曲がったカーブを過ぎると見えてきます。

 

 

長めののれんをくぐりガラガラと玄関を開けると元気なおかみさんが優しく迎えてくれます。

1階にはお客さんはなく「お好きな席へどうぞ」と言われ、奥の壁際の席へ。

 

 ほんとに石の壁です。

 

でもそれほど冷たい感じはなく、いい雰囲気でしたね。

さっそく私たちは評判の良い高千穂湧水で淹れた珈琲と人気のスイーツをセットで注文。

 

 

これがその珈琲、アロマもほどよく出ております。

とにかく美味しかった!

これを飲んでから、大げさではなく私の珈琲の基準となりました。

それくらい私にはぴったりの「香り・苦み・甘み・酸味」のバランスです。

ミルクや砂糖を入れては失礼な美味しさです。

 

 

こちらが私のたのんだ「豆乳モンブラン」。

甘さ控えめでとても舌触りの良い食感でたいへん美味しかった。

 

 

こちらは妻の注文、「胡麻と黒米のムース」。

ほどよく冷えた、やはり甘さ抑えめのムースは絶妙の食感。

口に入れると仄かに胡麻の風味もしっかり出てます。

ただ黒米は食べたことがないのでちょっと感じられなかったが美味しさは◎。

 

 

こちらで使っているこのカップもまた素敵でしたねえ。

おかみさんも、お客さんが欲しがるので今度お店で買えるようにすると言ってました。

 

 

この美味しい珈琲を入れている厨房。

残念ながらどんな豆を使っているのか聞き忘れたが、珈琲はサイフォンで淹れているようだ。

 

このあと2階のグループが帰っていったので、おかみさんが2階に飾ってあるおひな様を

見てきたらと勧められ二人で2階へ・・・。

 

 

2階はフローリングになっており、壁は下と一緒で石だった。

窓も凝った造りになっており、やはりいい雰囲気。

 

そして部屋の一角にで~んと飾ってあるおひな様がこれだ!

 

 

見事でした。

一番下に置かれているのがずいぶんと古いもので、小さいながらも細かい細工がみごと。

聞けば昭和の早い時期のものらしい。なんか懐かしい感じでした。

 

妻と二人でおひな様の前で記念写真を撮り1階へ戻りました。

下でおかみさんとしばしおひな様から旅行の話など楽しく時間を過ごすことができました。

 

気さくなおかみさんといい、美味しい珈琲といい「石の蔵」最高です。

旅のいい思い出になり、またぜひ来たいカフェとなりました。

「ふる里茶房 石の蔵」地図


絶壁の断崖、吹き上げる突風、けだし絶景!

2008年03月13日 | 01. ドライブ・旅行記

日向岬の景勝地「馬ヶ背」そして「クルスの海」。宮崎行ったら必ず見るべき絶景スポット。

2008年3月13日に妻と行ってきました。

 

初めの計画では宿泊地(宮崎市内)から高千穂峡までストレートに行くはずでした。

しかし高速もなく、かなり距離があるため地元でも人気があるようなので、

トイレ休憩のつもりで「馬ヶ背・クルスの海」をコースに入れて見ました。

 

ところがどうでしょう、天気にも恵まれ見事な景色を見せてくれました。

30分ぐらいと予定していたのですが、あまりの見事さに1時間を越えてしまいました。

(「馬ヶ背」は見るために遊歩道を歩かされるので少し時間もかかる)

 

 

まずは馬ヶ背第一駐車場へ到着。

朝9時過ぎなのでまだ馬ヶ背茶屋も開いていなかったです。

トイレ休憩の後、馬ヶ背への遊歩道へ入る。

 

 

はじめのうちは鬱蒼としたジャングルのような林を抜ける感覚です、でも道はきれい。

緩いアップ・ダウンがあり、さすがに年のせいか(運動不足?)きつくなり、

何年ぶりかで妻と手をつないだ(笑)。

 

途中視界が少し開け海が見えてくる、風が気持ち良い。

15分ほど歩いただろうか、左側に見事な断崖絶壁が現れる。

 

 

吹き上げてくる風は半端ではなかった。

その高さも思わずケツの穴がキュットつぼむというかスリル満点です。

まさに絶景!柱状岩が切り立った壁のように、きれいに見えてます。

(※上の写真は全体が見えるよう2つの画像をつないであります)

そこから少し歩くと突き出した岬の突端までいける遊歩道がある。

 

 

突端まで行ったら落っこちてしまいそう・・・。

ここからの景色がまた最高です。

 

 

「馬ヶ背」という呼び名はここから生まれたとか、まさに馬の背中のように見えます。

この海岸線の景色はほんと素晴らしく、今でも脳裏に焼きついております。

 

 

上が先端から見た海。水平線が丸く見えました。

 

 

風が強く海が荒々しかったのが印象的、でもどちらを向いてもほんと海がきれいでした。

 

 

こんな浅いところでも海水の色が真っ青です。

裏手の小高い山の上には「細島灯台」が見えてます。

 

 

灯台へも歩いていけるのですが、さすがに時間がなく断念。

というより体力的にか(笑)。

 

素晴らしい景色を堪能して次に行ったのが「クルスの海」。

車で少しだけ戻ったところで、お隣さんといったところだが景色は全然違います。

 

 これが目印。

 

海水の浸食によりできた潮の道(?)が十文字(ポルトガル語でクルスというらしい)で、

上空から見ると漢字の「叶」という字に見えるところから、この地で願い事をすると叶うと

いわれているありがたい所。

 

 

こちらはその展望所に造られた希望の鐘。

人類みな助け合って幸せに暮らそうという願いが込められているらしい。

2回鐘を鳴らして「家族の健康」をお願いしてきました。

そしてこれが「クルスの海」です・・・。

 

 

みごとに「叶う」ですよね。

ここでは韓国からの観光客がいっぱい来ていて賑わっておりました。

そういえば九州、とくに高千穂峡や湯布院では韓国・中国の観光客とずいぶん一緒になりましたね。

 

穏やかな天気で気持ち良く観光できました。空にはトンビが数羽気持ちよさそうに輪を描いていた。

 

 

宮崎のサイトでは公私ともに紹介されているのだが、こちらで見るガイドなどにはあまり紹介がなく

見落としがちだが、宮崎に来たらここは絶対見ておくべきだと思います。

「馬ヶ背」地図


準備完了!

2008年03月09日 | 07. ある日の出来事

まさに「人事を尽くして天命を待つ」って感じかな。

いよいよ明後日となった「九州旅行」。

下調べをしながらすべての旅程を組み立て、旅行代理店・宿・レストラン

などへ手配をする・・・やはり大変ですね~。

ましてや「銀婚式記念」だから妻へのささやかなサプライズを考えたり

とっておきのコースを組んでみたり、一緒にいて口に出せないこの辛さ(笑)。

 

 

昨日までに指宿、黒川温泉、湯布院の宿に確認と到着予定時刻の連絡、

それに妻が楽しみにしている宮崎と湯布院のレストランの予約を電話にて済ませた。

宮崎のホテルはメールでルームサービスの予約までできるので助かりました。

そして今日は妻がぜひ食べてみたいという湯布院の“B-speak”のロールケーキが

5日前から予約が可能ということで、予約開始時間ぴったりに電話で確保しました。

モノの本で読んだのだが、こういう旅行のプランニングなどは行く行かないに関わらず

脳に非常に良いらしい。

私にとってこの一、二ヶ月の間だいぶ脳のトレーニングをさせてもらったわけだ。

 

 

この自作の日程表も苦労したが、あくまで妻が見るためのもの。

隠しコース、サプライズは載せるわけにはいきません(笑)。

あとはまさに運を天(気)にまかせるのみ・・・。

週間予報では昨日までの雨マークがなくなり、せいぜい曇りか晴れ。

何たって気温が18℃くらいまでいきそうな1週間なので安心しました、

雪の心配までしたのですから。

とくに湯布院では昼間の気温が上がってくれると翌朝冷え込んだときにすばらしい

景色が見られる確率が非常に高くなるので期待してしまいますね。

 

どうか事故・トラブルなど無く、妻にとって最良の旅行となりますように・・・。