(湯布院散策)湯の坪川~大分川~湯の坪街道~由布見橋~城橋~駅前大鳥居~由布見通り
町に着いたらまずガソリンを補給、予定通り湯布院信号少し手前のeneosスタンドへ。
駐車場は宿でもよかったのですが、町のはずれにあるのでお土産など持って歩くのを嫌い
ほぼ中心部にある1日600円の玉の井バスターミナルのパーキングへ。
事務所のおじさんが親切。
いよいよ散策のはじまり、でもその前に傘が1本しかない。
どこかで探そうとパーキングのおじさんに教えてもらった湯の坪街道に出る細い路地を
抜けたら目の前に傘が売ってました(yufuin holidays にて)。
傘は差さなくても大丈夫かなというくらいの小降り、二人でまず行ったのは「角柱」の前。
ここでステーキ丼を食べようと計画していたのです。
店も空いてそうだし食べられそうだったのですが、いろんなもの食べたいし、カフェにも
寄りたいしということでここはスルーに決定。
湯の坪街道から由布岳方面を見るが、見事に雲のなか。
それに平日の金曜日で小雨のせいか人もまばら、ゆっくり歩けました。
と、すぐ横に「金賞コロッケ」があった。
妻と一緒にお店の方のおすすめをいただきました。
その名もずばり金賞コロッケ、熱々であご天をヤケドしそうでした。
でも美味しかったですよ。
ここからはまず湯の坪川を右に見て茄子屋さん方向へ曲がり、
草庵秋桜の隣のパーキングから、のいちごさんの(喫茶茅も)ある「下ん池」へ。
薪用の木がありましたが、やはり茅さんでは薪ストーブを使っているのですかね・・・。
一昔前の写真と比べると池にステージのように(写真上部に見える部分)店同士の行き来が
し易いように床が作られたようで水路のように見えるところも。
それにしても大きな金魚?です。
鯉じゃないですよねえ、ヒゲがないし尾っぽもきれいに長いですからねえ。
鯉も確かに結構いましたが。
まるまる太っているのですが、異様に元気いいのです。
人が池に近づいてくると集まってきます、餌をもらえると思っているようです。
よく見るとこの池のなか流れができてます。
その川のような流れのために水槽で見る金魚のようにゆったりと泳いでいられないみたい。
元気がいいはずです。
人間も生ぬるい環境では免疫力もなくなりますものねえ・・・(笑)。
元気な金魚(&鯉)を見たあとは金鱗湖につづく大分川沿いをすこし歩いて「遊季屋」へ。
と川をのぞくと、さかな?!
そうですなんだか分かりませんが、小魚がいっぱい泳いでいました。
見えますかねえ、左(上流)に向かって泳いでいる緑色に見えるさかなたち。
川の水もすごくきれいそうです。
ここが雑貨・衣料の「遊季屋」さん。
別に湯布院でなくてもいいのだけれど、仕入れた情報の中にあった
ここのオリジナル「段染めスカーフ」が妻が好きそうだったので。
目的買いで、段染めスカーフとブローチを妻(と娘)にプレゼントし、ちょっと店内をぶらぶら。
つづいて金鱗湖手前をぬるかわ温泉方面に北上し、明日チェックアウト後に車を停める予定の
パーキングを確認しながら「トンボ玉館」へ。
このあたりは金鱗湖に一番近いのですが、たいへん静かでした。
店の周りをよく見るとこの由布院の浪漫・トンボ玉館は川の上に建っていたのです。
ちょっと驚きでした、地代ってどうなるの?(下世話な話ですいません)。
こちらでは娘たち(4人分!)のためにトンボ玉を使ったネックレスやストラップをお土産に。
そのすぐそばには、こちら趣のある?1階部分だけ茅葺きの「焼酎蔵」、
その横の階段で入る2階の「ご縁や本店」。
お目当てはご縁やさんの酒袋バッグだったのですが、気に入ったデザインのものが4万円弱!
妻へのご褒美に小遣い貯めてたのですが、ちょっと届かず断念。
翌日やはりこちらにあったお洒落な柿渋染めのバッグで我慢してもらいました。
焼酎蔵の方は下戸な私が見ていても洒落た器や、パッケージのものが多く楽しめました。
午後には雨もやむと昨日の天気予報で言ってたのですが、全然やむ様子が無し。
やはり山の天気に近いのですね。
そこで見晴らしは明日に期待して、先にお土産を済ませることにしました。
金鱗湖をちらりと見ながら明日じっくり来ることにして、湯の坪街道ツアー開始です。
明日の昼を予約しておいた「レストラン夢鹿」を左へ曲がり、まずは湯の坪横町へ。
「鉄鍋火屋(てっかや)」、「なな蔵」、「喜多家」「醤油屋」と漬け物、調味料など
美味しそうなものを選びました。
とくになな蔵の「カリモリ漬け」「豆腐のみそ漬け」は帰ってから食べましたが、
とても美味しく、ほとんど私一人で平らげました(笑)。
時間は結構あったので、もう買い物&散策三昧です。
この天気のため、予定の2つの散策コースと買い物コースがごっちゃになりました。
湯の坪街道からこの機関車のある児童公園を曲がり、湯布院美術館角の由布見橋へ。
これですものねえ、ほんのすぐそこにある山もこの通り。
でもこのころには雨も降っている時間の方が短くなってきました。
良い雰囲気といえば、いえなくもないですね。
こちらからもいい雰囲気の小径がつづいてます。
背景はいまひとつでしたが、由布見橋で記念の一枚。
見ても分かるように、すこし肌寒い。
こちら盆地では梅雨の時期まで暖房器具はかたせないと聞きましたが、
さもありなんですね、鹿児島・宮崎と大違い。
美術館まで来れば、ここのカフェ「ことことや」へ。
ドアを開けた瞬間に二人とも眼鏡が曇る! そう中は暖房(ストーブ)が入ってます。
暖かいし、甘~い匂いが。
ここの敷地内では「ジャム工房kotokotoya」のジャムを製造しているのだそうだ。
入り口脇のテーブルに今できたばかりのジャム数十個が大きな扇風機で冷やされていた。
私は、おなじみ「林檎の葡萄酒煮」と珈琲のセットを。
妻はお店おすすめの「ヨーグルト蜂蜜ゼリー 自家製ジャム添え」と珈琲を。
私の林檎のコンポートはじっくりワインで煮込まれておりとてもクリームと合い美味。
妻のヨーグルトはブルーベリージャムを選んだもの、5種類のジャムなどから選べる。
こちらもゼリーの食感がいいアクセントになり、珈琲と一緒に美味しくいただけた。
とても静かでいい雰囲気のお店だった。
でも入り口で冷やしていたジャムの匂いは好き嫌いがありそう・・・。
暖かいところで美味しい珈琲をいただいたあとは大分川沿いを城橋まで散策だ。
まだまだ湯布院には寒い日が多そうだが、川沿いにはこんな春を呼ぶ菜の花もしっかり咲いて。
川のせせらぎを聞きながらの散策はしばし寒さも忘れる。
ほんと水がきれいだ。
ふと見ると鴨がつがいで餌をあさってました。
のどかです・・・、癒されます。
寒いなか喫煙場所を見つけ、一服してたら、
城橋の手前にはきれいな梅の木が、しばし感傷にひたる妻をそっと一枚(笑)。
晴れていれば由布岳を見るに最高の場所がここ「城橋」上。
見事に影も形も見えません (t_t)。
岸へ渡る置き石が、雨のため川が多少増水しているせいで間隔が広く、
若いカップルが渡るのに躊躇しておりました。
もしかしたら私たちのように事前に橋を渡らずに歩いてきて、
中須のようになったここへ来てしまったのかも。
城橋からは大きな鳥居のある、なんと信号のない五差路を経て駅前通りへ。
この五差路はすごい!
五差路からは一本すぐ左に曲がり、ゆふいん白水館方面へ歩くとすぐに「菓子司喜久」が。
こちらではお茶にぴったりのお菓子で有名な柚子練りを使った「深見」と
地元の人に好評の「由布どら」を会社と子どもたちへ買おうと思っていたら、
由布どらは半年くらい前に製造をやめてしまったらしい、残念。
仕方なく喜久お得意の栗を使った「栗饅頭」に変更。
日持ちがしないので一押しの「麩饅頭」はお店の一角で食べさせてもらった。
サービスでもらった素朴なボーロもたいへん美味しかったのです、ごちそうさま。
喜久さんのあとは由布院駅を背にしながらに由布見通りを進み、「ゆふいん金鱗堂」へ。
小さなお店に所狭しと焼酎・日本酒・地ビールなどがたくさん並んでいました。
入り口にはなんと「指湯」が。
湯布院ではそこかしこから温泉が湧いているのでしょうね。
いい湯加減でした。
こちらではお土産にこの地ビールとオリジナルの焼酎「ゆふいん金鱗堂(麦焼酎)」と
おすすめ焼き芋で作った焼酎を発送していただきました。
以上の「ゆふいんドットコム」管理人さんおすすめの酒土産を済ませお店を出ると、
9人乗りゆふいん観光アイテム「スカーボロ」が私たちの前を走っていきました。
こぢんまりしててなかなか良さそうでした。
さあ本日の買い物&散策コースも大分端折りながら(明日晴れなかったら不安)終盤です。
今一番人気のロールケーキのお店「b-speak」。
でも人だかりはなし、平日はこんなもんですかね。
中にはいると奥のショーケースの中にはロールケーキが2種類ともまだ若干だが残っていた。
私は5日前から予約okということで、初日にすでに予約済み。
名前を告げて4ピースに切り分け済みのプレーンを手に入れました。
でも案の定、翌日(土曜)こちらの店はすごいことになってました・・・。
そして最後はこちら、先ほど寄ったカフェでいただいた林檎の葡萄酒煮などが買えるお店
「ジャム工房 kotokotoya」さん。
林檎の葡萄酒煮とジャムをいくつか試食しながらいただきました。
これで散策・昼の部は終了、あとは宿(ほてい屋)と夜の湯布院へ・・・つづく。
「喫茶ことことや」地図