with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

九州旅行2日目(3月12日 前編)

2008年03月20日 | 01. ドライブ・旅行記

指宿~鹿児島市内~鵜戸神宮

さあここからはフルに一日単位で九州を満喫する旅がスタート。

九州二日目は指宿白水館の朝から始まった。

天気もとてもよかった。

そんなはじまりを象徴する指宿の日の出。

 

6時45分頃の写真である。

対岸の山から少しずつ顔を出し始めた。

しかし出始めるとあっという間に昇ってしまったという感じ。

すがすがしい気分で一日が始まりました。

 

 

私はこの日の出とともに部屋の檜風呂で朝風呂をいただきました。

旅に出るとこんなに朝早くなのにもかかわらず、空腹感を感じます、不思議です。

7時から食べられるとということで早速、朝食をいただきに食事どころへ。

バイキングだったのだが、なんとけっこうな数のお客様がすでに食事をはじめていて

驚いた。

 

 

私はごはんを中心に揃えて席に着き、ふと妻の方を見たらご飯ではなくパンだった。

これから行く宮崎の美味しいものに備えているようだ(笑)。

 

 

食事を済ませ部屋に戻るとすぐにチェックアウトの用意だ。

何せ今日と明日は移動距離が長く、観光ポイントも多い。

ゆっくりしたい妻には申し訳ないが、朝はなるべく早く出たいのである。

このへん、ドライバー兼ツア・コンをこなす夫は辛いとこであるが、

妻が感動したりしてくれると私自身喜びもひとしおである。

 

さてまずは国道を北上して道の駅を目指すのであった。

しかし同じフェニックスが道沿いに同じように植えてあっても後に見る宮崎の感じと違うのが

妙に不思議だった。

 

 

指宿白水館から15分ほどで「道の駅いぶすき」へ到着。

中心となる物産センター“彩花菜館”は非常に綺麗な建物です。

 

開店直後でした。

 

1階は地取れの野菜果物などが生産者の名前とともに展示販売されていましたね。

このように吹き抜けになっているため非常に明るくゆったりとした空間になってます。

 

 

2階は薩摩物産フロアで、陶器や切り子など様々な工芸品などがあり。

nhk大河ドラマの「天璋院篤姫」にあやかった焼酎が前面に押し出されたコーナーも。

 

ベランダも建物を囲むように作ってあり、そこからの景色もなかなかのものでした。

昨日と同じく天気は最高なのに遠めがぼやけます。

 

 

ベランダの一角にはこんな洒落た丸窓が・・・。

思わずシャッターを切ってしまいました、なんか絵になりますよね。

 

 

めぼしいものが見あたらず、とりあえずせっかくきたのだからと名物「びわソフト」を。

 

けっこういけます。

 

さあ先はまだ長いということで出発です。

自前のメモリーナビで「ドルフィンポート」を呼び出し発車オーライ!

 

 

スタートしてすぐ喜入のあたりに新日本石油の基地がありました。

こんなに大きいタンクが数え切れないほどあり、相当な規模です。

 

 

鹿児島市内はようやく多少体験できた「混雑」を避け、産業道路を走り、ドルフィンポートへ。

 

 

時間の早いせいもあるのか(水曜午前10時頃)、人はほとんどいない。

地元の方らしき老人が何人か散歩をしておりました。

うらやましいですね、こんなにいい景色の中ゆったり散歩ができて。

保育園の子どもたちも保育士さんたちに連れられて遊んでいて、ニコニコと

挨拶をかわしてくれました。

 

 

すぐ隣には「いおワールド かごしま水族館」がミニオペラハウスのような外観で建ってます。

 

 

さてここ一番の目的、眼前に広がる「桜島」はというと下の写真の通り。

相変わらずの霞がかかっていまひとつの景色。

でもさすがに近い!勇壮な雰囲気は伝わってきました。

 

 

帰る前にドルフィンポートの「ドルフィン幸せの鐘」を2回鳴らして

家族の健康をお願いしてきました。

 

けっこう響きました。

 

ドルフィンポートを後にして北鹿児島ic.へ向かいます。

途中、市庁舎の近くで一番勇ましいという軍服姿の西郷像がお出迎えしてくれました。

 

 

高速に乗ったら後は宮崎まで一直線・・・のはずだったのですが。

 

「ガ~ン!!」

 

なんとナビのいううままに進んだら加治木ジャンクションで隼人・東九州自動車道へ入って

しまった!うかつでした。

 

片道1車線の高速道路、時に対面通行、初めて見る「道ゆずり車線」などなど。

たいして車も走ってないのに末吉財部ic.に着く30分ぐらいの間に2回も道を譲った。

みんな飛ばしてます~。

 

高速代が半分の1,800円で済んだのだが、下道に入ってしまって時間の方が・・・。

ナビは時間優先とはいえ国道10号~一般道~県道71号~国道222号~国道220号

と案内。

これってまさに旅行計画当初地元の人の勧めてくれた通りのルートとなってしまった。

 

しかし実際は山道もずいぶんあったが、道は概してきれいに整備され快適で、

信号もほとんど無く時速60~70㎞で走れたので、宮崎ic.経由で道の駅フェニックス

到着予定とほぼ同じ時刻に鵜戸神宮に着くことができた(約2時間強)。

 

おかげで昼食場所の変更は痛かったが、日南海岸を往復(南下・北上)しないで済む分

ルートに余裕がでた。

でも車の中でしばらくはこのルート変更の整理で外の景色どころではなかったです(笑)。

 

このルートのなか力を発揮してくれたスズキ「スイフト」が非常に気に入りました。

とくに山道で「よく走るな~」という印象です。

マジで次の車はこれにしようと思いましたです。

 

いろいろあってようやく宮崎入りです。

相変わらずというか、ありがたいというか車は少ないです。

220号線に出るまでほとんどこんな感じで走れました。

 

 

ルートの変更のおかげで「飫肥」を通ることもできました。

 

 

知覧に続きもう一つの小京都「飫肥」の市街地をちょっとゆっくり走行。

ここに入ったとたんにがらっと雰囲気が変わりましたね。

 

 

そしてようやく、でも時間的には結果オーライ、鵜戸神宮への入り口へ到着。

きれいな部分もあるが、ほとんど1.5車線ほどの狭い道を駐車場まで海岸沿いを走ります。

 

 

途中鬼の洗濯岩のような海岸が見えました。

 

 

 

ここが鵜戸神宮への入り口、朱塗りの鳥居がきれいでした。

 

 

駐車場脇のトイレに入ったのですが、その横に面白いたて看板が、

 

夜な夜な出るのでしょうか!?

 

さあ鳥居をくぐりいざ参拝。

まず神門がお出迎え。

 

 

そして次が青空の下でで~んと構えている一番立派な門がこちら【楼門】です。

綺麗でたいへん立派な造りですね。

 

色がとっても鮮やか。

 

鵜戸神宮というと「朱色と白」というイメージは私だけでしょうか。

灯台や灯篭の「白」、橋・鳥居・山門などの綺麗な「朱色」イメージいいですよね。

続いてきたのが朱塗りのお太鼓状の橋、きれいな海を右に見ながらゆっくり渡ります。

とても気持ちが良かった。

 

 

そしていよいよ本殿前です。

有名な運玉の亀岩も見えています。

この角度の写真はよく目にしますね、やはり思わず写真を撮ってしまいます。

 

 

この日の海はたいへん穏やかで、相変わらず遠目はきかないのですがこういう場所では

いっそう清清しい気分になれます。

海の色もきれいです。

 

 

このときは時間的に「干潮」だった思います(事前調査によると)。

ほんとはこの時間「道の駅フェニックス」で鬼の洗濯岩を見れるようにと干潮時に合わせて

観光ポイントを設定していましたので。

 

 

さて本殿前まできつい階段を下りて「運玉」投げに挑戦です。

ここで手を清め忘れました・・・。

 

 

5個100円(だったかな)でいよいよ開始!

男は左手、女は右手で投げるのだそうですが、私はスポーツ全般「左利き」だが・・・、

手を清め忘れたのがお気に召さなかったのか、

5個すべて中央の窪みには入れさせてもらえませんでした。無念!

でも縄の中に届けばokという説もあるので無理やり納得(笑)。

 

 

そして本殿へ、やはりこうして崖の下に建っているのって不思議ですよね。

娘の志望校合格と家族の健康をお願いしてまいりました。

 

 

本殿を取り囲むようにいろいろなものが・・・、

その中に有名な「お乳岩」がありました。

帰りがけ出産したばかりの姪のために「お乳飴」を買って帰りました。

しかし自然の力って不思議というかすごいですねえ。

まあ、こういう場所にこういう施設を建てた人間もすごいといえばすごいのですが。

 

 

本殿からのきつい階段を今度は登り、てくてく歩いて駐車場へ。

近くのお土産やさんには宮崎知事の名前のついた焼酎「東国原」が売ってました。

 

 

車を出して、天気が良かったので次の目的地「日南メッセ」へ・・・つづく。

「鵜戸神宮」地図