with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

オールドレンズの味を求めて...

2017年07月27日 | 02. カメラライフ

​​07/27(木)Nikkor – O・C Auto 35mm F2 α7にて本格稼働...

このところの暑さがウソのような気温、風も涼しい。

まだ午後1時過ぎ、いつもなら外には出られない時間だがあまりに涼しいのでもったいないとばかりにCobbyを連れて散歩に出た。もちろんおニューのオールドレンズ “Nikkor – O・C Auto 35mm F2”を付けてだ。


心配していたマウントアダプターでの「無限遠」は問題なくしっかりと回しきって遠景にピントが合っていた、色々勉強になりますね・・・オールドレンズ。

さすがに35mmだ家の前の土手に立ってこの水道橋が軽く入ってしまう、このところ人の目が見た画角に近いと云われる35mm&50mmばかり使っている。特に50mmは好きですねえ。

D700で少し撮ったときはやはり同じNikon、色乗りなどしっかりとした感じがしたが、α7に付けてみると若干印象が違う。ピント部分はしっかり解像しているのだが、全体的な印象が少しゆる~い感じになる。どちらも原則RAWで撮ってLightroomで現像しているのだが色味もあっさりした感じだ。

Cobbyをいつもの場所で撮ってみたが、どことなくオールドファンッションドな感じか...


相変わらずそっぽ向いているが(笑)、写りとしては取り立てて特徴があるわけではない…これは味のあるシチュエーションを探すのは大変そうかも。いわゆるこのレンズの持ち味を探る旅が始まった感じだ^^、面白い。

既にキバナコスモスが咲きだしていたのでレンズを向けてみた。


やはりあっさりした絵が出てきたのでLightroomにて若干の手を入れた。どうもこのレンズの場合通常より「かすみの除去」と「トーンカーブ」の使い方でメリハリがはっきり出る傾向みたいだ。

こうしたなにげない緑も曇りゆえに面白くない絵になりがちであるが、上記のように手を入れてやると少しはそれなりに見られるものになってくる。葉の質感などはけっこうイケてると思う…


そしてきょう一番、撮っていて「ピターッ」と来たなあと思った一枚はこれだろう。


これはほぼイメージ通りに仕上げることができたというかほとんど手は入れていない一枚だ、オールドレンズでオールドツリーとオールドハウス、素材の勝利ということか(笑)。

次は同じコースでD700にて撮り比べしてみたいと​​ころだ。

最後に面白いものを発見だ。

田んぼの畦道から農作業を終えてトラクターが出てきたのかと思ったら、なんといえば良いのかこのニューデバイスは?スクーターとも違う電動の四輪車だ。​


ゴルフ場などで見るカートとも少し違うが、まあそれに近い感じだろうか…それにしても手作り感満載のカートだった^^。



オールドレンズ…その1

2017年07月24日 | 02. カメラライフ

「​オールドレンズ」初めての1本はD700でも使えるNikonのFマウントのものにしてみました。

その名も『 Nikkor – O・C Auto 35mm F2 』というレンズです。

 

調べてみると1973年9月より製造されていたもののようで、Oが示すのがレトロフォーカスということらしいがよく分からんのです(ちなみに6群8枚構成)、そしてこのレンズから「C」が示すようにマルチコーティングが施されている。

並品ランクのもので小ゴミありなどではなく、はっきりと「レンズ内ゴミあり」でした^^...1.7万にてゲット。


どうですかねえ、Ai AF~Dシリーズをいくつか(24・35・50mm)使ってましたが同じフィルター径52mmのレンズなんですがDシリーズのものよりどっしりとした感じですね。D700に付けて妙にコンパクト過ぎる感じでもないです。


このレンズが出た2年後(1975年)にはピントリングがゴム巻きになるなどデザインが変更され「New Nikkor 35mm F2」となっていくんですね。なんといっても金属がいいですねえ...

Zeissレンズを使っていて満足感の高い点はなんといってもこのずっしりくるすべてが金属というところ。α7でもDistagon T*1.4/35が使えるのだがなんとも『重い』です(笑)、どちらのカメラでも使えてフットワークも軽いということでこれを見つけた時にほぼ衝動買いとなってしまいました​。

さすがに年代物なのでこの新品がどういう感触だったかは知る由もないが、Zeissほどのヌルッとした絶妙なトルクはないがけしてスカスカではなくスムースなピントリングも好感触です。

「ゴミあり」といっても写りに影響のあるものではなかったし、試し撮りでは開放での周辺光量落ちは見られますが、ここ最近のα7での薄めの色乗り画像(けして悪い意味でなく)を多く見ている目にはけっこうリッチな色とそこそこのシャープな写りかなと思います。α7でも早く撮ってみたいですね。


(D700+Nikkor – O・C Auto 35mm F2、f/2, 1/20, ISO 200, -0.3EV)

しかし不滅のFマウントとはいうが、D700にレンズ登録をしておきさえすればこうしてフィルム時代のレンズで撮ってもExif データにちゃんと詳細が記録されているんですからさすがニコンですね・・・とはいえAi化したのは遅かったじゃんというツッコミも聞こえてきそうですが(笑)。

ただこの時ひとつ気になったのがD700はけして小さくないシャッター音ではあるが、ミラーショックがとても大きくレンズを伝わって手に届いたこと。最初はびっくりでした、上の写真を撮っている時も1/20秒だし、これはブレてるかなと思ったくらい(実際は見ての通りでしたが)・・・だがこれにはオチがありここ最近α7ばかり触っていたので久しぶりにD700のミラーショックを体感し少し大げさになってしまったようだ(笑)。

しかしこうしてD700のシャッター音を聞いていると「写真撮ってます」という音というか「サウンド」ですよねえ、気分的に高揚してきます(笑)。

両機で撮りまくってみたいと思います...



Zeissな日々…Mount-Adaptor

2017年07月23日 | 02. カメラライフ

​今日は私のZeissにまつわるマウントアダプターのお話を少し...

α7に使っているマウントアダプターは安くて人気の(中華製)「K&F Concept」のGレンズ対応仕様のものである。


購入以来ずっと使っていたが一つ気に入らない点があった、無限遠が合っていないことだ。この写真のplanar T*1.4/50もD700で使っていると遠景はピントリングを回し切ればピタッと無限遠が出る、これは最近のAFレンズなどをマニュアルフォーカスで使うときと違ってとても気持ちが良い。

今どきのAFレンズはマニュアルフォーカス使用時に無限遠マーク「∞」の少し手前でピントが合う感じであり、夜景や星景写真などではピント合わせに気を使うものだ。先日の富士山を深夜に撮った時もD700にDistagon T*1.4/35を付けていたおかげで真っ暗のなか灯りも付けずにピント合わせ(無限遠にする=回し切れば良い)が簡単にできた。

『オーバーインフ』という新たな壁…

調べてみるとこのレンズの∞マークの手前で無限遠が出るのは中華製の特徴だそうだ、規定のフランジバックより若干短めに設計してある・・・これをオーバーインフ気味になっているというそうだがそうした製品が中華製らしい。これは悪いことではなくて経年変化やばらつきの多いオールドレンズにとっては「確実に無限遠が出る」ということでとても重宝するようで、ライブビューやファインダーのピント部分拡大表示機能でかなり遠くのものまでピントを追い込むことができるので有利だということだ。

まさに上の写真の中華製:K&F Conceptのマウントアダプター(Gレンズ対応版)はそれで、あながち不良品と言って切り捨てる訳にはいかないようだ(笑)。ただしそのために遠景撮影の都度ピントを慎重に追い込まなければならない作業がつきまとうわけだ。

そんなマウントアダプターとオールドレンズの関係を知らず、手持ちのZeissレンズを快適に使いたくて、また手持ちのレンズがほぼ絞り輪が付いているものが多いということもあり絞り機能のないAi対応版(NIK-NEX)を入手した。もちろん安くて助かる中華製:K&F Concept の製品である、それぞれ2,900円そして今回のが約2,300円という安価な製品だ。

実際に付け替えてみたところ…上のオーバーインフの説明を理解した上だとまさに「幸か不幸か」ピントリングを回しきってピタリと無限遠が出ました。


試し撮りをした朝の景色・・・とても気持ちよく遠景にピントがきてます、文句なしです(笑)。


これがその2つのアダプターです、まあ上の解説からすれば右の最初に購入したGレンズ対応のものが設計通りで今回購入した左のAi対応のものがいわば規格外れの精度だったのかもしれません・・・複雑です^^。これだから中華製品は精度がいい加減と言われてしまうんでしょうかね。まあ今回はピタリと無限遠が出てとてもラッキーだったので良しとしますが(笑)。


この2つ長さに「.(コンマ)」何ミリかの相違があるということですね…

デザイン的にもスッキリとしてなおかつ本来の使い勝手が蘇ったレンズとα7です。


α7が小さくてplanar T*1.4/50がD700でとてもコンパクトに見えていたレンズと思えませんね。マウントアダプター付きの写真を見てると中望遠クラスに見えます。

まあこれから先Nikkorのオールドレンズなどで無限遠が出ないときなどがあればGレンズ対応版を使用すれば良いわけですので安心です。


私としては2本のZeissが快適に使えるようになってこの青空のように気持晴れ晴れといったところです^^。

Cobbyとの散歩時は空が広いし、いろんな空の演出が待っているのでフットワークが軽くなった気分ですね、ますます楽しくなってきました...



素敵な夕日...

2017年07月22日 | 02. カメラライフ

​7/20(木)​​しかし暑い日が続きますね。

産まれた孫に加え来​​​月出産を控えた長女も家にいるので一日エアコンはフル回転ですね、また今どきの若い女性は暑がりで(笑)。家の娘達だけなのかなあ?

昨年の夏を思い起こせばCobbyを家に残して仕事に出る時もエアコンかけて出かけた日はそれほど多くはなかった気がする、リビングの窓全開にして家の中に風を通してやればCobbyも我慢できるくらいの状況だった気がするのだが…今年はCobbyも家の中の涼しさに慣れてしまって外に出ると20分持たずにバテてしまうのが分かるような気がします。​

逆に私は既に暑さには慣れてしまいました、通勤の車(ほぼ30分)では梅雨の雨で鬱陶しい時以外はずっとエアコンは入れてません、窓全開で走ってますがこれがけっこう涼しいんですよね…暑くなりだしの時は少し参りましたが、人間「慣れ」ですね。徐々に順応してきます、ここ毎年こんな感じで暑さを乗り越えるのが随分と楽になりました、したがってここ数年夏バテ知らずです。

さてそんなCobbyを気遣ってこの日の散歩は涼しくなりだした夕方6時過ぎに出発、まだまだ明るいですね。この木なんの木公園について一休み…今どきはこの大木のまわりをたくさんのツバメが周回しているのでツバメの飛行をすぐ目の前で見ることができます(35mmだったのでだいぶ小さく写ってます)。


ここまで来るとオヤツがもらえると知っているCobbyは既にチンチンをして待ち態勢に入っています(笑)、ついでに給水をさせて散歩続行です。

この木なんの木公園にて一枚、


夏場Cobby君はこのヘロヘロ顔がとても多くなります(笑)。

時間的に折り返し地点をすぎるともう暗くなりだしますね、日没直前というところで素敵な空になりました。


この日はあまり良い雲が空になかったのですが、沈む頃になっていい塩梅になってきました。


少し空気が濁ってましたが雲のない空へ向かって放射状にステキな光も差してました、太陽も真っ赤です。

沈むまで太陽の上にある雲の光り方がとても素敵でした...


こんな時に限ってDistagon 35mm付けているんですよね、

中望遠でも付けていればなあというところです^^。

毎日見る夕日も一期一会です、次の素敵な出会いを期待しましょう…



Pearly Gate(天国の門)...

2017年07月14日 | 02. カメラライフ

​きょうは孫が生まれ三女ともども産院から帰ってきて最初の休日。

深夜帰宅が多いため孫娘の顔を見ることができなかったので朝から楽しみにしていた、起きるとさっそく娘が赤ちゃんをお風呂に入れているところに遭遇。


可愛い手をバタバタさせて気持ち良さげに沐浴です、その様子をゲートでしっかりガードされた外からじっと見守るCobbyです。


「昨日やって来たこの小さなものは何なんだ?」みたいな感じで終始孫につきまといます(笑)。慣れてきて彼女が我が家の一員だという存在を理解し、かつ赤ちゃんの目が見えるようになった時この両者の関係がどうなるのかとても楽しみです。

その後ベッドですやすや眠る孫をこの時とばかりに激写しておきました^^。


さらにアップで...

 

とても長い可愛い指がステキ...


まさに「天使の寝顔」...


もうマクロレンズで思いっきり寄っちゃいました(笑)。赤ちゃんというのはいつまで見ていても飽きないくらい可愛いですね。


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そしてその日の午後(夕方)のCobbyの散歩では素晴らしい景色を見ることができました。

Cobbyは珍しく午後に私と行くときと反対の「朝の(公園)コース」を選んでいました。

あまり虫(いわゆる葉につくアブラムシ)がひどいので写真は撮らない事が多かったのですが、終わり間近のキスゲの仲間がきれいに咲いていたので花の部分だけ撮ったものです。

 

涼しい風が吹いてだいぶ過ごしやすい気温でした、ちょっと風は強すぎましたが…。今まであまり意識して見たことなかったのですが、太陽が沈む時にその前にはだかる大きな雲にはっきりと影が空に出るんですねえ、凄かったです。

はじめは小さく出ており、きれいな夕焼けを切り裂く筋はなんだろう…くらいに見ておりました。


それがはっきり「雲の影」だとわかったのは空が広く見渡せる土手に出たときでした。


素敵な「ひかりのショー」を見る感じです。

そして帰る直前にはその2つの大きな雲の上部がつながって、まさに天国の門<Pearly Gates>のようになっていました。


目視でもその雲の厚さが分かるくらいはっきりと、そしてその洞門から漏れる光の筋まできれいに出ていました…素晴らしかったですねえ。

長いことこの地に住んでいますが、この空の広い場所は朝に夕に素晴らしい光景を見させてくれるなあとつくづく思います。