with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

九州旅行4日目(3月14日 湯布院編その1)

2008年03月30日 | 01. ドライブ・旅行記

(湯布院散策)湯の坪川~大分川~湯の坪街道~由布見橋~城橋~駅前大鳥居~由布見通り

 
さあ着きました、小雨そぼ降る湯布院です。
もうここまでくると目の前に由布岳が見えていいのですが、ごらんのとおり。

 

 

町に着いたらまずガソリンを補給、予定通り湯布院信号少し手前のeneosスタンドへ。

 

 

駐車場は宿でもよかったのですが、町のはずれにあるのでお土産など持って歩くのを嫌い

ほぼ中心部にある1日600円の玉の井バスターミナルのパーキングへ。

 

事務所のおじさんが親切。

 

いよいよ散策のはじまり、でもその前に傘が1本しかない。

どこかで探そうとパーキングのおじさんに教えてもらった湯の坪街道に出る細い路地を

抜けたら目の前に傘が売ってました(yufuin holidays にて)。

 

 

傘は差さなくても大丈夫かなというくらいの小降り、二人でまず行ったのは「角柱」の前。

ここでステーキ丼を食べようと計画していたのです。

店も空いてそうだし食べられそうだったのですが、いろんなもの食べたいし、カフェにも

寄りたいしということでここはスルーに決定。

 

 

湯の坪街道から由布岳方面を見るが、見事に雲のなか。

それに平日の金曜日で小雨のせいか人もまばら、ゆっくり歩けました。

 

 

と、すぐ横に「金賞コロッケ」があった。

妻と一緒にお店の方のおすすめをいただきました。

 

 

その名もずばり金賞コロッケ、熱々であご天をヤケドしそうでした。

でも美味しかったですよ。

 

 

ここからはまず湯の坪川を右に見て茄子屋さん方向へ曲がり、

草庵秋桜の隣のパーキングから、のいちごさんの(喫茶茅も)ある「下ん池」へ。

薪用の木がありましたが、やはり茅さんでは薪ストーブを使っているのですかね・・・。

 

 

一昔前の写真と比べると池にステージのように(写真上部に見える部分)店同士の行き来が

し易いように床が作られたようで水路のように見えるところも。

それにしても大きな金魚?です。

鯉じゃないですよねえ、ヒゲがないし尾っぽもきれいに長いですからねえ。

鯉も確かに結構いましたが。

まるまる太っているのですが、異様に元気いいのです。

 

 

人が池に近づいてくると集まってきます、餌をもらえると思っているようです。

よく見るとこの池のなか流れができてます。

その川のような流れのために水槽で見る金魚のようにゆったりと泳いでいられないみたい。

元気がいいはずです。

人間も生ぬるい環境では免疫力もなくなりますものねえ・・・(笑)。

 

 

元気な金魚(&鯉)を見たあとは金鱗湖につづく大分川沿いをすこし歩いて「遊季屋」へ。

と川をのぞくと、さかな?!

 

 

そうですなんだか分かりませんが、小魚がいっぱい泳いでいました。

見えますかねえ、左(上流)に向かって泳いでいる緑色に見えるさかなたち。

川の水もすごくきれいそうです。

 

 

ここが雑貨・衣料の「遊季屋」さん。

別に湯布院でなくてもいいのだけれど、仕入れた情報の中にあった

ここのオリジナル「段染めスカーフ」が妻が好きそうだったので。

 

目的買いで、段染めスカーフとブローチを妻(と娘)にプレゼントし、ちょっと店内をぶらぶら。

 

 

つづいて金鱗湖手前をぬるかわ温泉方面に北上し、明日チェックアウト後に車を停める予定の

パーキングを確認しながら「トンボ玉館」へ。

このあたりは金鱗湖に一番近いのですが、たいへん静かでした。

 

 

店の周りをよく見るとこの由布院の浪漫・トンボ玉館は川の上に建っていたのです。

ちょっと驚きでした、地代ってどうなるの?(下世話な話ですいません)。

 

こちらでは娘たち(4人分!)のためにトンボ玉を使ったネックレスやストラップをお土産に。

 

 

そのすぐそばには、こちら趣のある?1階部分だけ茅葺きの「焼酎蔵」、

その横の階段で入る2階の「ご縁や本店」。

お目当てはご縁やさんの酒袋バッグだったのですが、気に入ったデザインのものが4万円弱!

妻へのご褒美に小遣い貯めてたのですが、ちょっと届かず断念。

翌日やはりこちらにあったお洒落な柿渋染めのバッグで我慢してもらいました。

 

 

焼酎蔵の方は下戸な私が見ていても洒落た器や、パッケージのものが多く楽しめました。

 

午後には雨もやむと昨日の天気予報で言ってたのですが、全然やむ様子が無し。

やはり山の天気に近いのですね。

そこで見晴らしは明日に期待して、先にお土産を済ませることにしました。

金鱗湖をちらりと見ながら明日じっくり来ることにして、湯の坪街道ツアー開始です。

 

明日の昼を予約しておいた「レストラン夢鹿」を左へ曲がり、まずは湯の坪横町へ。

「鉄鍋火屋(てっかや)」、「なな蔵」、「喜多家」「醤油屋」と漬け物、調味料など

美味しそうなものを選びました。

とくになな蔵の「カリモリ漬け」「豆腐のみそ漬け」は帰ってから食べましたが、

とても美味しく、ほとんど私一人で平らげました(笑)。

 

時間は結構あったので、もう買い物&散策三昧です。

この天気のため、予定の2つの散策コースと買い物コースがごっちゃになりました。

 

湯の坪街道からこの機関車のある児童公園を曲がり、湯布院美術館角の由布見橋へ。

 

 

これですものねえ、ほんのすぐそこにある山もこの通り。

でもこのころには雨も降っている時間の方が短くなってきました。

良い雰囲気といえば、いえなくもないですね。

 

 

こちらからもいい雰囲気の小径がつづいてます。

 

 

背景はいまひとつでしたが、由布見橋で記念の一枚。

見ても分かるように、すこし肌寒い。

こちら盆地では梅雨の時期まで暖房器具はかたせないと聞きましたが、

さもありなんですね、鹿児島・宮崎と大違い。

 

 

美術館まで来れば、ここのカフェ「ことことや」へ。

ドアを開けた瞬間に二人とも眼鏡が曇る! そう中は暖房(ストーブ)が入ってます。

暖かいし、甘~い匂いが。

ここの敷地内では「ジャム工房kotokotoya」のジャムを製造しているのだそうだ。

入り口脇のテーブルに今できたばかりのジャム数十個が大きな扇風機で冷やされていた。

 

 

私は、おなじみ「林檎の葡萄酒煮」と珈琲のセットを。

 

 

妻はお店おすすめの「ヨーグルト蜂蜜ゼリー 自家製ジャム添え」と珈琲を。

 

 

私の林檎のコンポートはじっくりワインで煮込まれておりとてもクリームと合い美味。

妻のヨーグルトはブルーベリージャムを選んだもの、5種類のジャムなどから選べる。

こちらもゼリーの食感がいいアクセントになり、珈琲と一緒に美味しくいただけた。

 

とても静かでいい雰囲気のお店だった。

でも入り口で冷やしていたジャムの匂いは好き嫌いがありそう・・・。

 

 

暖かいところで美味しい珈琲をいただいたあとは大分川沿いを城橋まで散策だ。

 

 

まだまだ湯布院には寒い日が多そうだが、川沿いにはこんな春を呼ぶ菜の花もしっかり咲いて。

 

 

川のせせらぎを聞きながらの散策はしばし寒さも忘れる。

ほんと水がきれいだ。

 

 

ふと見ると鴨がつがいで餌をあさってました。

のどかです・・・、癒されます。

 

 

寒いなか喫煙場所を見つけ、一服してたら、

城橋の手前にはきれいな梅の木が、しばし感傷にひたる妻をそっと一枚(笑)。

 

 

晴れていれば由布岳を見るに最高の場所がここ「城橋」上。

見事に影も形も見えません (t_t)。

 

 

岸へ渡る置き石が、雨のため川が多少増水しているせいで間隔が広く、

若いカップルが渡るのに躊躇しておりました。

もしかしたら私たちのように事前に橋を渡らずに歩いてきて、

中須のようになったここへ来てしまったのかも。

 

城橋からは大きな鳥居のある、なんと信号のない五差路を経て駅前通りへ。

 

この五差路はすごい!

 

五差路からは一本すぐ左に曲がり、ゆふいん白水館方面へ歩くとすぐに「菓子司喜久」が。

 

こちらではお茶にぴったりのお菓子で有名な柚子練りを使った「深見」と

地元の人に好評の「由布どら」を会社と子どもたちへ買おうと思っていたら、

由布どらは半年くらい前に製造をやめてしまったらしい、残念。

仕方なく喜久お得意の栗を使った「栗饅頭」に変更。

 

日持ちがしないので一押しの「麩饅頭」はお店の一角で食べさせてもらった。

サービスでもらった素朴なボーロもたいへん美味しかったのです、ごちそうさま。

 

 

喜久さんのあとは由布院駅を背にしながらに由布見通りを進み、「ゆふいん金鱗堂」へ。

 

 

小さなお店に所狭しと焼酎・日本酒・地ビールなどがたくさん並んでいました。

入り口にはなんと「指湯」が。

湯布院ではそこかしこから温泉が湧いているのでしょうね。

 

いい湯加減でした。

 

こちらではお土産にこの地ビールとオリジナルの焼酎「ゆふいん金鱗堂(麦焼酎)」と

おすすめ焼き芋で作った焼酎を発送していただきました。

 

 

以上の「ゆふいんドットコム」管理人さんおすすめの酒土産を済ませお店を出ると、

9人乗りゆふいん観光アイテム「スカーボロ」が私たちの前を走っていきました。

こぢんまりしててなかなか良さそうでした。

 

 

さあ本日の買い物&散策コースも大分端折りながら(明日晴れなかったら不安)終盤です。

今一番人気のロールケーキのお店「b-speak」。

でも人だかりはなし、平日はこんなもんですかね。

中にはいると奥のショーケースの中にはロールケーキが2種類ともまだ若干だが残っていた。

私は5日前から予約okということで、初日にすでに予約済み。

名前を告げて4ピースに切り分け済みのプレーンを手に入れました。

でも案の定、翌日(土曜)こちらの店はすごいことになってました・・・。

 

 

そして最後はこちら、先ほど寄ったカフェでいただいた林檎の葡萄酒煮などが買えるお店

「ジャム工房 kotokotoya」さん。

 

林檎の葡萄酒煮とジャムをいくつか試食しながらいただきました。

 

 

これで散策・昼の部は終了、あとは宿(ほてい屋)と夜の湯布院へ・・・つづく。

「喫茶ことことや」地図


九州旅行4日目(3月14日 湯布院へ)

2008年03月30日 | 01. ドライブ・旅行記

黒川温泉(樹やしき)~朝日台レストハウス~由布市

 

九州4日目の朝は少しだけゆっくりでした。

今日の移動は最終目的地の九州5県目大分は湯布院までなので

もう目と鼻の先なのです。

 

昨夜tvの天気予報で九州地方に雨雲が接近しているといっていたが、

ここ黒川にも朝から小雨が・・・。

「雨の湯布院もまたおつでいいかな」なんて思いながら朝風呂へ。

 

 

立ち湯に浸かり、目が覚めま~す。

 

しかしこの掛け流しの温泉が非常に熱いのです。

<お客様へ>の注意書きを読んでなかったので、

昨晩入ったときになにげに手で受けてヤケドするかと思いました。

飲用もできるのですね、よく冷ましてお飲み下さいとありましたが・・・。

昨日は気づきませんでしたが、ひしゃくもありました。

 

 

朝風呂が済んで昨日の食事処「あみだ」へ朝食をいただきに。

こういう離れに泊まると雨の時など部屋からの移動の時に濡れそうで困りますね。

しかし部屋を出るとすぐ目の前に宿の傘が用意されていました。

昨日こんなの無かったけど・・・。

さすがですね。

 

朝食はおかずが10品ほどありましたが、みなヘルシーなものばかり。

さすがに昨日あれだけのボリュームのある夕食をいただきましたので、

全部は食べられませんでした。

 

 

窓の外の緑を見ながら気持ちよくいただけました。

 

「雪」も良いでしょうね。

 

おかずの中に作りたての豆腐がありましたが、

これがたいへん濃い味で美味しかったのです。

 

 

食後部屋で珈琲をいただきながら一息ついたらチェックアウトです。

「いやしの里 樹やしき」、たいへん寛げました。

スタッフがお若い方が非常に多く私たち世代にはちょっと「ホテル?」となりましたが、

ゆっくり連泊したいくらいの宿でした。

 

さあ樹やしきを出発して湯布院へ向かいます。

雨なので昨日までのペースでは走れないかなと思いつつハンドルを握る。

車は少ないのだが、やはりこの天気・・・しかたないか。

 

 

442号線を進み瀬の本の交差点を左へ、11号線・やまなみハイウェイを一路北へ向かいます。

久住高原ロードパーク入り口を過ぎるともう大分県です。

標高が上がるせいか道がクネクネしてくるし、加えて雨が、そして霧が立ちこめてます。

 

そんななか見えてきました「牧ノ戸峠」の標識です。

標高1330メートルやまなみハイウェイの一番高いところです。

 

 

でもほとんど何も見えません。

 

 

駐車場に車を止めてちょっと一息、ちょうど午前10時。

中間地点の朝日台レストハウスに着いていなければいけない時間でした。

雨なので無理はしません。

私たち以外に車が1台停めてありましたが人の気配が無し、もしかして登山かな?

案内板を見るとここから行けるコースが結構ありました。

 

 

さすがに気温も低くこの峠で小雨と風に当たっていると体はとても冷えてきます。

すぐに温かい車内へ戻り出発。

走り出してすぐ、まだ道ばたに雪が残っているのを発見。

やはりここは寒いんだ~!

 

 

牧ノ戸峠から少し下るような感じで着いたのが「長者原」。

濃い霧からは抜け出たのですが見晴らしは悪い。

でもなぜかこういう茶色の多い山では雨の方がかえって少ししかない緑が

引き立つような気もします。

 

小高い山もてっぺんは隠れてしまっていました。

 

 

長者原を過ぎると「← 九重“夢”大吊橋」のサインが、快晴だったら寄り道したのですが・・・。

 

 

そうこうしているうちに朝日台レストハウスへ10時18分に到着、近かった。

天皇皇后両陛下もいらっしゃったのですね。

 

 

レストハウスに入るとすぐこの看板が、湧水と聞いたらもう飲むしかないでしょ。

と妻と二人で眺めの良さそうなカウンターの奥の方へ。

 

 

ん~、ロケーションとしては最高なのだがいかんせんこの天気では、残念。

スタッフの人に「天気だといい眺めなんでしょうね」と話しかけると、

後ろの大きなパノラマ写真を指差していました。

久住連山を見渡せる素晴らしい景色です、外に望遠鏡も置いてありましたものね。

 

 

そんな話をしてたら珈琲ができてきました。

器もオシャレで口当たりも柔らかく美味しかったのですが、

さすが高千穂峡の石の蔵にはかないませんね。

 

 

さて、ここで小休止をとったあとは「蛇越峠」経由湯布院です。

空模様は小雨が降ったりやんだりでしたが、由布市に入るころからまたもや霧が・・・。

大分自動車道を調べたときに「霧」による運転の注意をずいぶんと見たのですが、

このへんは本当に霧が多いのですね。

 

蛇越峠の案内板も見えたのですが、霧で視界が50~60メートルぐらいしかないので

蛇越峠からの「湯布院一望」はおあずけとなりました。

 

地元の車もずいぶんと目にするようになり、観光地らしい施設も見え始めます。

目的地「湯布院」はもうすぐそこです。

 

 

でもこのこのくらいの雨でよかった。

小雨の湯布院を楽しみに・・・散策へつづく。

「朝日台レストハウス」地図


九州旅行3日目(3月13日 黒川編)いやしの里 樹やしきへ

2008年03月26日 | 01. ドライブ・旅行記

やまなみハイウェイ~宿

やまなみハイウェイを快調に飛ばし、瀬の本を左折。まっすぐ行けば湯布院だ。

定刻通りで黒川温泉に到着。

 

宿の方がすでに待機しており駐車場へ車を停めチェックインまでラウンジで

お茶をいただきながら待機。

 

と案内されたラウンジの眺めのがすごかったです。

長めのカウンターの前がすべて綺麗なウインドウになっており、景色が一望できます。

 

 

そしてカウンターにはドーンと中央に宮崎幻の焼酎「百年の孤独」が。

 

 

そして窓際にはプレミア価格がつく「森伊蔵」、「魔王」、そして「村尾」3mのそろい踏み!

ほかにも「佐藤」など各種これでもかと言わんばかりに並んでいました。

 

 

私たちのチェックインも済み、部屋へ案内されたのがここ「山法師(やまぼうし)」。

離れになっており、すぐ隣にも別の離れがあったのですが非常に静かでしたね。

 

 

部屋に入ると広い和室(十畳)。

 

 

十畳以上の広さを感じていたのはこの天井のせいだと思います。

太い梁が見え、高い天井が気持ちよかったですね。

 

優しい照明も良い。

 

となりの部屋がこちら。

天然の木材を使用した不規則なかたちをした立派なテーブルと椅子が4人分ありました。

キッチンにはレギュラー珈琲とコーヒーメーカーまでそろっておりありがたかったです。

 

 

そのキッチンからの眺め。

 

 

そしてこちらがとっておきの部屋付露天風呂。

良い眺めです。

写真右側から渓流のせせらぎが聞こえてきます。

夜は程よいくらいににライトアップされてました。

 

 

この風呂には食後ゆっくり入るとしてまずは食事処へ。

「阿美田(あみだ)」という名前です、部屋の近くでよかったです。

 

 

掘りごたつ式になっている個室に案内され、目の前の囲炉裏にはなにやら溶岩みたいな

のがゴロゴロ、聞いたらやはり溶岩だそうです。

 

銀婚式のお祝いの挨拶のあと料理が一品ずつ運ばれてきました。

でも「あの~、銀婚式というのは結婚何年目ですか?」とお若いスタッフに訊かれ、

妻と二人で苦笑い・・・。

 

まずは食前酒の「柚子みつ酒」をいただきながらこの「うるいと椎茸の胡麻かけ」から。

胡麻が良く利いて口の中に香りが広がります。

 

 

次がなにやらいっぱい入った「九種盛」。

 

 

こちらが芋を使った吸い物、「蛤真薯」。とても柔らかな(やさしい)お味

 

 

お造り「三種盛」。クラッシュアイスたっぷりの涼しげな竹の入れ物でした。

 

 

目の前のランプのような筒状の調理器に山女を立てかけてくれました。

40分ぐらいかかるそうです。

 

 

そしてこちらのお得意「溶岩焼」の肉盛・野菜盛。

これを溶岩を綺麗にスライスしたプレートで焼きます。

 

 

これがそのプレート。冷めにくいのでしょうが、熱くなるまで少し時間がかかりました。

熱くなってからは快調に食べ出します。

しかしこのプレートととなりの山女の調理器と二つ熱源があったせいか、

外は肌寒いぐらいだったのですが、個室のせいもありかなり暖かくなりましたね。

 

 

焼けるのを待つ間に次の熊本名物「馬刺し」、にぎりもありました。

このにぎりがまた美味しかった、ほんと軟らかな肉でした。見た目もすごくきれい!

 

 

こちらは「道明寺蒸し」餅米がいい味でした。

 

 

次の「蕎麦サラダ」が軽くアクセントになりツルッと入りました。

でも溶岩焼も食べ始め、肉も少ないかなと思ったがとんでもない、

コース全体のボリュームはちょっと多すぎ?と思うくらいすごかった・・・と思います。

 

 

この山女が焼き上がって食べられる頃にはすでにほぼ満腹状態、

それでも柔らかな食感ともども美味しかったです。

 

 

締めは「山のおじや」上にのってるのが山芋。下は「鮎うるか」と「蕗(ふき)味噌?」

お新香に赤だしも。

 

正直やっと終りかなという感じ。

 

 

最後はデザート、バニラアイス、キウイ、苺と林檎のババロア。

 

 

いや~、ボリューム満点!

妻はもう最後の方は白旗掲げてました(笑)。

「大概の女性はすべて食べ尽くすの大変じゃない」などと盛り上がっておりました。

それぐらいありました。

 

満腹になって部屋に帰り、さあ待望の露天風呂。

もう外は真っ暗。

星が雲でほとんど見えなかったのが残念。

聞こえるのは竹の蛇口から出てくる温泉の音と川のせせらぎ。

 

この露天風呂、手前右側が「立ち湯」になっているので手すりがついてます。

130㎝ぐらいの深さなので、私で胸の下ぐらいですので、

ちょうどいい温泉の浸かり方ができます。

妻では肩までいっちゃいそうです。

また先端の方は浅くなっており、岩に頭を乗っけて寝湯ができます。

やってみるとこれが満天の星が(出ていれば)最高そうでした。

大変良くできた露天風呂になっています・・・素晴らしいです!

 

星が出てれば満点!

 

二人ゆっくり露天風呂を楽しんでいる間に宿のスタッフがこれを届けてくれました。

妻に内緒のサプライズ第3弾。

黒川温泉にある人気店「パティスリー 麓」のケーキ。

確認して頼んだのではないのですが、宿のhpにここを勧めていたのでたぶんと思って・・・。

 

でも良かったです。黒川温泉郷を散策する予定は今回なかったので、

部屋でこちらのケーキをいただけてすごくラッキーでした。

 

 

妻がまだ風呂に入っている間にローソクをセットし、

こっそり用意したコーヒーメーカーのイッチを入れ、

テーブルセッティングを急ぐことに・・・。

 

 

今日がまさに結婚記念日当日なので、妻もケーキの二日連続攻撃には驚いてくれた。

 

「妻が喜んでくれること」が私自身もこんなに嬉しいんだと、しみじみ感じらて

今回の旅行が私にとっても意義深いものだと実感しました。

改めて25年間の妻の苦労に感謝した。

 

ふかふかのお布団に入り、しばし夫婦の会話を楽しんだ。

 

明日はいよいよ湯布院だ・・・つづく。

「いやしの里 樹やしき」地図


九州旅行3日目(3月13日 阿蘇編)

2008年03月26日 | 01. ドライブ・旅行記

阿蘇草千里ヶ浜~大観峰~やまなみハイウェイ

高千穂峡を後に218号線とお別れしいよいよ九州三県目、熊本県に入る。

 

ちょうど宮崎と熊本の県境上にループ橋があった。

このループ橋の中央を地図では県境線が走っているのだ。

ここからようやく阿蘇の高森町に入ることになる。

 

 

道も山のなかを走るようになるが、まだしばらくはアップダウン・ワインディングは少ない。

 

 

高森峠を抜けるあたりが道がうねうねしていたのと、

111号線阿蘇パノラマラインに乗り出してからいよいよ本格的な山道となってきた。

 

 

ここで持って行ったナビに随分と助けられた。

ヘヤピンカーブや小さなカーブが連続するような道路では普通だと慎重になり

速度も必要以上に抑え気味になるが、ナビのおかげで先読みができる、

この歳になるとこれはありがたかったですね。

コーナー半径がだいたい予測できるので、スピード調整が楽なだけでなくハンドリングも事前に

心の準備ができた。

普通このスピードでこのワインディングを連続していたら妻はきっと気分が悪くなるだろうな

とつくづく思いましたよね。

ナビのおかげで山道走行が速く、快適にドライブすることが可能となったわけである。

 

 

パノラマライン中岳近くで噴煙も見えました。

 

 

そしてまもなく草千里ヶ浜へ到着です。

私たちが到着したときは車の往来もなく、このゲートを素通りしようとしたら

小屋の中から素早く女性が腕を大きく伸ばしてきて車を止められました(笑)。

無料でいいと思いますが・・・。

 

 

車を停めてしばし草千里を見学へ。

とはいえ、この景色です!

緑がどこにもありません。

 

広大な景色には圧倒されます。気持ちも大変いいのですが・・・、

私が妻に見せたかったのは一面緑の草原、そして草を喰む馬たち、

そう5月過ぎから夏にかけて私が見た景色なのですねえ。

 

分かってはいたのですが、ちょっと寂しかった。

事前に妻には3月の寒々しい景色の印象を伝えてはいたのでガッカリはしてなかったみたい。

よかった、よかった。

 

 

天気はまずまずだったので草千里で散歩している人も多かったです。

 

 

ここの景色はあらかじめ想定内だったので、早めに切り上げ大観峰へ・・・。

 

草千里ヶ浜を出発してすぐ「米塚」をみっけ。

これも緑はないなと思っていたが、まさに「真っ黒」!

 

しかしなぜかこの形には魅せられるものが。

自然の造形美とでもいうのか、なるほど美しいですよね。

なんか米塚に「3月の阿蘇も良いでしょ」とちょっと慰められたような気がしました。

 

この写真もすごく気に入ってます。

 

 

草千里ヶ浜からは約30分ほどで「大観峰」へ到着。

この時期は阿蘇に緑を期待してはいけないのでしょうね。

私たちの旅の最終日15日(土)にこの阿蘇一帯で「火祭り」が予定され、山焼きを

行うなうぐらいですから、これからなのですよね。

 

ふとそんなことを考えていたら、きれいな光のカーテンが私たちを迎えてくれました。

 

 

大観峰の休憩所です。

ちなみにこの茶屋の横にあるトイレがものすごくきれいで驚きました。

 

 

ここから展望所へ少し歩いていたら、景色がこんなでした。

 

 

阿蘇五岳のいわゆる涅槃像の顔に当たる山のギザギザがようやく見えるような状態だった。

その奥の外輪山どころか裾野に広がる田畑も少し霞んでいた、・・・ん~残念!

 

下の写真の、先の展望所まで疲れている妻を歩かせるのは可愛そうかな~。

 

 

というわけで近くで展望のきく崖を探し記念写真を撮りました。

 

 

二人で大観峰の雰囲気だけは感じ取り、茶屋へ戻ってジャージー・ソフトをいただきました。

時間がすでに4時30分を過ぎており、ここから宿(5時チェックイン予定)まで40分は

見ていたので20分ぐらい遅れる電話を入れてから出発。

 

ところが走り出してナビの到着予定時間を見ると5時過ぎには着いてしまいそう。

ほとんど車が走ってないのでスイスイ走れてしまうのです。

 

宿の人からは「お電話いただけて助かります」と言われており、仕方なくやまなみハイウェイ

で見つけた久住の山を見渡せるパーキングで一服することに、時間調整です(笑)。

 

 

かえってこのくらいの距離感での展望の方が清々しかったですね。

夕方はさすがに晴れていても涼しかった。

 

 

さあそろそろ良い時間です。

黒川温泉に向かって出発、やはりあっという間に着きました(笑)。

 

黒川温泉「樹やしき」へ・・・つづく。

「草千里ケ浜」地図


九州旅行3日目(3月13日 高千穂峡編)

2008年03月26日 | 01. ドライブ・旅行記

高千穂峡~番外編「素敵なカフェ」

青雲橋を出発して程なく高千穂峡に到着です。

 

空模様は「曇り」、ちょうどいい塩梅だと思います。

時間に余裕は無いが妻には知らせていないカフェスポットにもぜひ寄りたいのですね。

車もそう多くはなかったので、ボート乗り場のある御塩井駐車場(有料)でも良かったのですが、

せっかく時間をとったので、見どころの多い「高千穂大橋」から「御橋」までゆっくり歩きたかった

のです。

それにこの大橋第一駐車場は町営で無料、かつ先ほどのカフェにも近いのです。

下の写真に写っている橋は「高千穂大橋」。

 

 

こちらが一番新しく大きい「神都高千穂大橋」。

大橋第一駐車場から撮ってます。

 

 

この駐車場の近くから遊歩道入り口があり高千穂峡へ向かいます。

 

 

気持ちのいい林の中をちょっと歩きづらい間隔の石段を下りて行きます。

気温も暑からず寒からず、ちょうどいい最高のコンディションではないでしょうか。

 

 

下に下りきるとさっそく深い緑色の水をたたえた渓谷が姿を現します。

まだまだ高さはありませんが、柱状岩らしき形状は見てとれます。

 

 

このへんから見上げた「高千穂大橋」と「神都高千穂大橋」。

いい空模様でしょ。

 

良い雰囲気です。

 

神橋まできたときに、この横から下へ降りていけそうなのですが、「危険」という看板があり

通ることができず仕方なく車道を歩くことに・・・。

 

でも帰り道では通れるようになってました、看板のどかし忘れ?

 

これは神橋から続くトンネル。

 

 

トンネルを抜け、下に降りられるところを見つけ、「槍飛橋」あたりの遊歩道に復帰。

しばらく歩くと渓谷の先のほうからボートが一艘現れました。

ずいぶん奥まで来れるのですね。

 

 

しばらく行くと、しめ縄の巻かれた大きな岩が。

これが「鬼の力石」というものだそうです。

 

 

この石の由来は下をご覧ください。

200トンもあるんですね、写真ではわかりづらいですが相当でかいです。

 

 

このあたりの山肌ですが、やはり柱状岩のようになってます。

 

かなり迫力ありました。

 

見て下さい、水面から5~8メートルぐらいでしたか真っ直ぐ伸びた岩。

水面に入るところを見るとノゴギリの刃のようです。

 

 

鬼の力石をすぎると見えてきます、聞こえてきます。

待望の「真名井の滝」です。

 

とても綺麗です。

ほんといい雰囲気を作り上げていますよね。

思わず「お~!」と声を出してしまいました。

 

 

ボートから見るとまた違った迫力があるのでしょうね。

今回はゆっくり歩きたかったので乗りませんでしたが、楽しそうでした。

 

とにかく「絶景!」

 

展望所付近でこんなところを発見。

焼き物の(弥生時代に多く見られた)勾玉を1個100円で売っていた。

売り上げは高千穂峡の保全費になると書いてあったので一つ買いました。

 

 

こちらはなにやら生け簀のようにせき止められたところにいっぱい鯉がおりました。

 

狭そうでかわいそう。

 

と思いながら堰き止められた先を見ると、なんとまさに真名井の滝の水が落ちるところでした。

 

 

上の口から、下の写真のように水が流れ落ちておりました。

なんとなく「えっ、そうなの」という感じ・・・。

 

 

上の写真でわかるようにここで滝の見る位置が変わります。

 

椿の緑の葉と赤い花、川面そしてボート、情緒ありますよね。

 

 

おのころ池近くの水車小屋の横にきれいに咲いた「桜」?と何?

近寄れなかったのでわかりませんでした。

 

 

ここから少し歩くと「御橋」に到着、私たちはここでゴール(何せ帰りもありますので)。

ゆっくり高千穂峡を歩いて堪能いたしました。

帰る途中、「神橋」、「高千穂峡」、「神都高千穂峡」三つのアーチを背景に

記念写真を撮って帰りました。

行きの時にここへ通じる入り口が封鎖されていたのです。

 

いいロケーションです。

 

駐車場まで戻り、そのまま妻を例のカフェへご招待。

帰りに通る神都高千穂峡の真下をくぐって歩きます。

 

 

橋をくぐりほんの少し歩いたところ、大きな駐車場のあるそば屋さんの向かい。

お土産屋さんの通りの奥にそのカフェは確かな存在感とともにありました。

 

ふる里茶房「石の蔵」です。

 

 

「ガラガラ」と玄関を開けるとお店の中も見事に石の壁。

「お好きなところへどうぞ」と優しい声。

二階もあって、今はグループが使っているとのことで、石の壁を見たくて一階の奥の席へ。

 

 

メニューからは下調べで評判の良いものをすでに決めていましたので、すぐさまオーダー。

 

何はなくてもまずは高千穂湧水でいれた珈琲。

 

 

私はそれと評判の非常によい「豆乳モンブラン」をセットで。

 

 

妻は珈琲と「胡麻と黒米のムース」をセットで注文しました。

 

 

まず珈琲はたいへん美味しかった!

自分でも(コーヒーメーカーで)いれる方なのだが、この味は最高。

ミルクも砂糖も要りません、豆を聞いておくんだったと後悔しております。

私にとってここの珈琲が美味しさの基準となってしまいました。

 

スイーツの方も妻と食べ比べをしましたが、どちらも甘さ控えめでヘルシーな美味しさ。

2つぐらいいけそうでした。

 

いただいているうちに、2階のグループがぞろぞろと引き上げていきました。

するとおかみさんが「今2階におひな様が飾ってあるので見ていきますか?」という。

 

おひな様?とも思いましたが、2階の一角に高千穂のジオラマがあると聞いていたので

確認したら今はかたしているとのこと。

 

それでは2階の雰囲気も見させてもらおうと二人で上がっていきました。

そしたらこの状態です。

 

 

手前から上に向かって新しくなっているそうです。

一番手前の小さいひな人形は非常に古い品物だそうですが、良くできてます。

この量にびっくりしながら記念写真を撮らせていただきました。

 

2階の壁は同じ石でも1階のように出っ張ったものではなく平坦な石の壁でした。

やはり冷たさはなく、良い雰囲気でしたねえ。

 

 

下に降りてお礼を述べ、ひとしきり世間話をしたのち「石の蔵」を後にしました。

ほんとに温かいお人柄のおかみさんで、楽しいひとときでした。

 

さあ駐車場へ戻り、時計を見たら2時!

予定では高千穂発は1時20分、だいぶ超過してしまいました。

ただ道路が比較的流れていたのと、天気がこんなだったので阿蘇の「大観峰」は行っても

景色が見えないかなと思ってましたのでその分ゆっくりしてしまいました。

 

車を出して218号線に戻り阿蘇目指してドライブ再開です。

218号に戻るとすぐ「道の駅高千穂」がありました。

下の写真は道の駅の駐車場の並びにあるモニュメントです、迫力ありましたね。

 

 

さあまずは阿蘇の「草千里ヶ浜」を目指します・・・つづく。

「高千穂峡」地図