with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

絞り輪が利かない!...

2019年04月28日 | 02. カメラライフ

 さて本当は今回のブログでMINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2のテスト結果をアップするはずだったのですが、残念ながら今回ゲットした玉は不良品でした・・・トホホ。

 午後一番にレンズに​マウントアダプターをセットしてα7IIIに装着、電源を入れてファインダーを覗きながら絞りを決めようかとしたところ、普通だったら絞り輪を回した瞬間の少しの間だけ暗くなったり明るくなったりしながら画が落ち着くのだがなんの変化もなかった。

 おかしいなあと思いながらレンズ前から絞りを変更してみたところ開放から絞り羽根が全然閉じてこないのです。あれっと思ってレンズを外し、絞り連動ピンを動かしてみたところ開放側へ動かしたあとの閉まる動作がないのです。

 どうやら内部の絞り羽根を閉じるバネがイカれてきているようです、何かの拍子に戻ることはあっても完全に閉じませんから...間違えないようです・・・トホホ、これでは開放でしか撮れませんねえ(T_T)。

 良い勉強をさせてもらいました、そこで前向きに考えれば分解しても良いレンズが手に入ったと思うことにしました。オールドレンズを触り始めているとやはりあまりきれいな状態のものは少ないので、いつか内部の清掃なんかをしてみたいなと思っていたんですよねえ。

 でも精密部品ですからなかなか自分の物は手を入れられなくて、YouTubeなどで参考映像を見たりしていただけでした。これでダメ元でとっかかれそうです(笑)。


 さて気を取り直してきょうはFE 85mm F1.8を外し「RICOH XR RIKENON 50mm F2」を付けて散歩に出ることにしました。

 付け替えてすぐに撮ったCobby、「散歩行くよ!」と声を掛ける前ですからまだスヤスヤと寝ています^^。

DSC02804_cobby.jpg

 あいかわらず開放で撮ると柔らかくCobbyの毛ざわりの良さげな感じがというか柔らかい耳のスムースな感触が伝わってきます。

 外は天気は良いのですが幾分風が少し冷たいかな、ベストを着ていても暑くならなかったですね。そんな心地よい風を感じながらまず向かったのは、開花のあと気になっていたアーモンドです。

DSC02808_armond.jpg

 そろそろ実がなってるかなと近くまで行って観察してみました...ありましたよ。枝のあちこちにラグビーボールのような形のふっくらとした実をつけていました。

DSC02806_armond.jpg

 好みなどは少し色づき始めていますね、茶色くなるのでしょうか?このあとも追いかけてみたいですね^^。アーモンドが出来上がる頃に一つぐらい頂いてきても怒られることはないでしょうか(笑)。

 そして土手の上にはこの時期たくさんのツルフジバカマとプロペラ草(勝手につけた名前)が、先日の渋い写りがあるのでつい撮りたくなります^^。

DSC02809_propella_sou.jpg

 菜の花がたくさん咲いている場所には黄色と好対照の青いヤグルマギクも、こちらは名前を連想できるアングルで撮ってみました。

DSC02813_yagurumagiku.jpg

 そして家の川をはさんだ目の前にある公園のハナミズキもいい塩梅で咲いています、こちらでは毎年撮る木が決まっているんです(笑)。花の多くが提灯のように丸まって咲く白のハナミズキの木なんです。

DSC02816_hanamizuki.jpg

 なにか理由があるのでしょうか、この木は他の木と違いほぼ9割以上こうして丸まった花を咲かせます。低い枝のパーツを見ても...

DSC02818_hanamizuki.jpg

 これ絞りf/4で撮っているんですが、けっこうスッキリした画が出てきますねえ。RIKENONなかなかやります^^。

DSC02836_hanamizuki.jpg

 ついこのレンズを付けていると開放で撮りたくなります(笑)。バックの玉ボケがレモン型になりますが、いまどきのレンズと違い開放での柔らかさはなんともいえず心地よいです。

 一段絞るとボケが六角形になりますが、それなりに画は締まってシャープさを増してきます。

DSC02827_hanamizuki.jpg

 この木は2代目のカメラD300sからずっと花を撮らせてもらってますから随分と経ちますねえ、毎年こうして良い姿を見られますからほんとにありがたいです。

 そしてこのレンズの開放で撮るCobbyの写真がまた好きなんですよねえ。FE 85mm F1.8のスッキリした画とまたぜんぜん違った味わいで、彼のボディをきれいな質感で描いてくれるんです。

DSC02839_cobby.jpg

 このレンズはハマりますねえ、まさに長く付き合えそうな一本です。

 さて楽しみにしていた MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 には少しがっかりでしたが、MINOLTA(MD)用マウントアダプターを遊ばせていてももったいないので分解している間にもなにか使えるチープ・リッチなレンズを探しましょうかねえ...。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : RICOH XR RIKENON 50mm F2



ハナミズキがとてもきれいだ...

2019年04月28日 | 02. カメラライフ

​ 少し前になるが、4月25日の休日に散歩に出た時の話である。

 天気も良く歩くと汗ばむくらいの陽気で、Cobbyの散歩中の給水にも気を配らなければならない季節になってきたのを実感するような一日だった。

 この日は市役所コースを逆周りで歩いたのであるが、先日アップしたお気に入りのシャガを撮った日である。

 今回は違うアングルで...

DSC02742_shaga.jpg

 ご覧のように雲居の瀧の森にも日が差し込んでおり、ちょっと気を使うシチュエーションだったのですが、逆にアングルを選ぶと先にアップしたように背景をかなり暗くすることが出来ますね。

 そしてこの日はツツジやハナミズキがたくさんそしてきれいに咲いていましたねえ。市役所横の文化の杜公園まで行くとそれらに加えてチューリップや藤の花も今が盛りのように咲いていました。

DSC02774_tulip.jpg
(f/4, 1/500, ISO100, -0.3EV)

 少し低いアングルで撮ったんですが、中望遠に入るだけあり85mmのちょっとした圧縮感は意識しないといけないかもですね。スッキリとした空気感は良いのですが、このレンズ​...立体感・臨場感といったものはAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sのようには一筋縄ではいかないようです。まあこうしたアングルのおかげで臨場感は感じられるのではないでしょうか。

​ そしてハナミズキです、

DSC02758_hanamizuki.jpg
(f/5.6, 1/400, ISO100, -0.3EV)

 絞りf/5.6でもこれだけ立体感が出ますね、けっこう距離があったのですがピント域のハナミズキより奥がやんわりボケてますね。

 そして色味、

DSC02766_hanamizuki.jpg
(f/2.8, 1/800, ISO100)

 はっきり目に出すことも、そしてSonyらしいといえば良いのか「大人の写り」といえば良いのか少し爽やかさを感じさせるような色合いもコントロール可能です。

DSC02763_hanamizuki.jpg
(f/5.6, 1/160, ISO100, +1.3EV)

そのSonyらしい大人の(色)描写を一番感じたのがCobbyの一枚です。

DSC02756_cobby.jpg
(f/4, 1/400, ISO100, -0.3EV)

 背景を含めこの「青」の印象が決め手のような気がします。爽やか・軽さ・少し寂しげ..そんな都会の大人っぽい表現といいましょうか、あの評判の良いSony・Zeiss 55mm/f1.8に通ずるものがありますね。

 こんな押し花のような表現もできます...

DSC02778_hanamizuki.jpg
(f/4, 1/320, ISO100, +1.0EV)

 面白いですね、このレンズ。オールドレンズではないですがある意味まさに「チープ・リッチ」です(笑)。

 そして文字通りリッチな色味を披露してくれるのが「藤棚」でした、

DSC02784_fuji.jpg
(f/4, 1/250, ISO100, +0.7EV)

 このように場所によっては見事な花のナイアガラの滝状態のところがたくさんありました^^。緑と紫のコントラストがとても素敵な出方ですね。

 青い空との対比も良かったのですが露出のバランスがどうかなあと不安だった一枚です...

DSC02787_fuji.jpg
(f/5.6, 1/500, ISO100, +0.7EV)

 不安をよそにしっかりと描写してくれました、さすがα7IIIですかね(笑)。ただ空の色はまさに「青」の調整が必要でしたが、そのお陰で藤の記憶色がしっかり蘇ってきましたね^^。

 まだ孫の写真が撮れてないのですが、散歩カメラとしての用途でもとても楽しいレンズです・・・というかこのシャープでコントロールしやすい爽やかな色味などとても良いレンズですね。

 GWで娘や孫たちが全員集まっていますからしばらく進化した瞳AFなども十分テストできそうです(笑)。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : FE 85mm F1.8



NEEWER製アダプターの艶消し作業...

2019年04月27日 | 02. カメラライフ

 さていよいよ「MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」を使うために用意したマウントアダプターの艶消し作業を行いました、今回ですでに3回目である。

 まずは開封したてのアダプターの状態を確認してみると...

DSCN2330_tsuyakeshi.jpg

 まあ溝は切ってありますが、このテカリはどうでしょう・・・でもまあこんなもんだとは思っていました(笑)。

 久しぶりに艶消し塗装の準備です。

DSCN2328_tsuyakeshi.jpg

 事前に机の上をきれいにしておくくらいで仰々しい用意が必要ないので気軽に始められます^^。

 以前の経験から使用するアクリル・ガッシュの量もだいたい押さえていましたので今回は若干少なめに用意しました。

DSCN2335_tsuyakeshi.jpg

 マウントアダプターを左手に持ちながらの作業がやはり一番やりやすいですね、アクリル・ガッシュもスゥーッと軽くのびてくれます。だがこの気持よく伸びてくれるからと油断していると前回同様に...

DSCN2336_tsuyakeshi.jpg

 このようにまだらなところが出来てしまいます...少しですが地が見えます。これでも十分に用は成してくれそうですが、精神衛生上よくないので乾いた状況を見ながら2度塗りをいたします(笑)。

 そして作業を終えて仕上がったのがこちらです...

DSCN2338_tsuyakeshi.jpg

 一応参考にしているのがK&F Conceptの第2世代で、私ので言えば<Ai-Nex>タイプですね。それより必ず艶消し度を上げてほぼ反射が見られなくなるくらいに仕上げます。

 Pentax M42 Super-Takmar 55mm F1.8の時の劇的変化を見てしまうとその度合の手抜きはできませんからねえ(笑)。

 まあこれで一安心です。、いよいよ明日の休みにテスト撮影と行きたいですね。

 先日の散歩で撮ったSEL85F18の写真もアップするのでアダプター編はこのくらいで締めさせていただきます...


 ※ カメラ: Nikon Coolpix P7100



愛しの標準レンズたち...

2019年04月27日 | 02. カメラライフ

​ 最近「メルカリ」を使うことがある...この歳でと思うが、カメラ関係で特にオールドレンズのめっけもんが転がっているのでとても興味深いのです^^。

 自分の受け持つ書店の写真本コーナーで扱っている「レンズマガジン」なども最近は随分と種類・点数が増えてきたのは私の趣味が反映されているだけでなく、市場の動向も関係していると思われます(笑)。そんな中で次はこれを使ってみたいなあと思ってみていたレンズが MINOLTAの「ROKKOR」 である。種類も多いのでどれを選べばいいか随分と迷ったが、ほとんどがf/1.4中心のレンズ群の記述のなか選者が最後にオマケ的に記していた「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の色の良さが特出している点が非常に魅力的だったのである。

 前に手に入れた「RIKENON F2」も実はこのメルカリにての初の買い物だったのであるが、ちょっとしたピントリングのガタがあるものの6千円程度でまさに銘玉の写りを実感させてくれたし・・・ということでなにげにMINOLTAの検索結果を眺めていたら、なんと先述した「PF 55mm F2」を発見。中古カメラサイトでは全然見つからなかったのでほぼ諦めて気長に探すかと思っていたのでビックリでした(ポイント利用で\4,500也)、即ポチリです(笑)。

 「MINOLTA ROKKOR-PF 55mm F2」

DSCN2327_hyoujun_lens.jpg 

 同時にマウントアダプターも購入した、もちろんチープ・リッチがモットーですからいろいろ探しました。そしたら以前最安で手に入れたM42用のアダプターでお世話になったNEEWERから出てましたね、少し値は張るがそれでもK&F Conceptの半額以下で1,199円也・・・ありがたいですねえ、まさに庶民の味方です^^。まあNEEWER製ですからご多分に漏れず溝切りだけで艶消し処理はないのであとでアクリル・ガッシュ(黒)を塗ることになるんですが、手間を掛ければチープに楽しめるのですよね^^。

 Amazonにての購入だが、このアダプターのレビューには相変わらず「艶消し処理がなされてないし...」というのを見かけるが、1,000円程度のアダプターで取り付けにガタがなくオーバーインフであることそしてデザインもそこそこという最低条件が揃っているんだから贅沢言うなと言いたくなりますね、(笑)。

 さてこのレンズの写りは次の休日以降の楽しみとして、今回ゲットしたこのレンズを入れると50~55mmのいわゆる標準レンズがオールド・現行含め6本になりました。

 勢揃いするとけっこう壮観ですよ...

DSCN2322_hyoujun_lens.jpg

 レンズ最前列

 ○ Carl Zeiss planar T*1.4/50 ZF

 2列め左から

 ○ RICOH XR RIKENON 50mm F2

 ○ MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2

 3列目左から

 ○ Nikon Ai Nikkor 50mm F1.4S

 ○ Nikon Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S

 ○ Pentax M42 Super-Takmar 55mm F1.8

 という3千円のTakmarから4.8万円のplnarまで(オールドはほぼ1万以下)の全6本のラインナップになります、アダプターも4種になりましたからNikon以外のオールドレンズがこれから徐々に増えそうです^^。

 こうして見るとそれぞれ味のあるレンズが揃いました、それぞれのナイスショット(作例)を貼って比べてみるのも面白そうですね...近々やってみたいです(笑)。

 最後にレンズはこれも最近初めて手に入れたSony純正レンズの無印「SEL85F18」で撮ったものなんですが、雲居の瀧にてつい2日前に撮影してきた悲運の「シャガ」・・・幸運にも一株だけ残っていたもので、ここ最近では一番と言っても良いくらい思ったとおりの仕上がりになったと感じるものをご覧いただきたいと思います。

DSC02734_shaga.jpg
(f/4.5, 1/80, ISO100, α7III + SEL85F18)

 ほんとここ最近では一番のお気に入りになりました、自分的にあまりのできの良さに店舗の写真コーナーに展示してきょうはまた自宅の階段ギャラリーにもプリントして飾る始末です(笑)。

 長く眺めていられるかどうか・・・階段ギャラリーには常時12~13枚飾っていますが・・・少しは長期的に耐えられそうな一枚が加わったかなと思ってます^^。

 次の企画も楽しみです(笑)...


 ※ カメラ : Nikon Coolpix P7100(レンズの写真)



速報!Sony純正レンズ1本入手&ファームウェアVer.3.0...

2019年04月21日 | 02. カメラライフ

​ 本日ようやくα7IIIに使用する純正レンズを1本手に入れました。

 ほしい純正の2本のレンズのうちまずはCobbyや妻・孫の写真を考えて散歩スナップにも適度のな画角ということで「Sonyの撒き餌レンズ」と言われている<SEL85F18>です。

SEL85F18.jpg

 このレンズとても評判が良くてSonyの純正レンズの中ではとても廉価な部類に入るのですが、50mmの標準と違ってAFも速く、肝心の画質も良好という純正Eマウントレンズでは唯一と言っていいほど安くてよく写るレンズなんだそうです。

​ そんなわけで早速Cobbyを連れて試写に向かいました...

DSC02664_kodomo festival.jpg

 いきなりこんな写真ですいません。いつもの水場でCobbyを撮ろうと思って文化の森公園へ行ったのですが、この日はご覧のように子どもフェスティバルが催されていて凄い人だかりでした。でも子どもたちのジャージの色といいとても発色がいい感じですね。

 そしてCobbyです...

DSC02667_cobby.jpg

 キラリ☆ふじみの水場に人が少なかったのでリードを外しおすわりと命じたんですが、なんともオネエっぽいしゃがみ方をしてくれました(笑)。

 そして先日Sonyから配信が始まったα7III(&R)のファームウェア:Ver.3.0へアップデートしたのでさっそく「動物・瞳AF」を試してみました。これが面白いようにCobbyの目を追っかけてくれます、凄いですねえ。これなら距離による被写界深度と構図に集中できますね・・・ほんとありがたい機能です。

 でもこの瞳AFは人物と動物をちゃんと切り替えないとだめなんです、試しに家でこのまま妻を狙ったらまるでヒットしませんでした(笑)。そこでモードダイヤルの「1」にこの設定を登録することにしました、Cobbyを撮る時サッと切り替えが可能で楽チンです。

 続いて私の好きな花の写真に取りかかります。これが光の使い方でなんともバラエティのある描き方をしてくれます。

DSC02679_tsutsuji.jpg

 これは咲き始めたツツジです。背景も柔らかくボケてくれ、f/4で撮ったんですが近かったので被写界深度がとても薄くシベに合わせても花びらが少し外れてます。このへんがAFの嫌いなところなんですよねえ^^。いつものマニュアルフォーカスならしっかりバランスを取りながらシャッターを切るんですが、絞り開放とはいえAFに任せるとこれですからねえ・・・油断大敵です。ですが出てきた画自体は渋くてつい仕上げに「カメラクリア」を使いたくなるほどでした。

 そして爽やかな描写がこちら...

DSC02693_hanamizuki.jpg

 まさにいまきれいに咲き出したハナミズキの質感といい枝の滑らかさまで素敵な表情です、このf/5.6にての描写は気に入りました...このレンズへの期待がどんどん膨らみます。

DSC02696_hanamizuki.jpg

絞りによる背景の煩雑さも少なくとてもスッキリした印象で良い感じですね。

 先日Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8Sでも撮ったヒゲナデシコはまるで絵の中から飛び出してくるようにシャキッとした表情になります。

DSC02687_higenadeshiko.jpg

 Zeissとは一線を画する立体感、そして同じ中望遠のAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sにはない色味を感じます。ただしAF時ピント位置にはくれぐれも注意です、中央の花の一団の中で手前側の花に上手くピントがあたってない(絞り:f/4)...この時は多分マニュアルでも同様でシャッター押下した時体がほんの少しだけ前に出たんですね。

 このあとせっかくだから前回の散歩で見つけた「シャガ」を撮りに行こうと運居の瀧へ向かったのですが、これがひどい話なんです!

DSC02717_shaga.jpg

 奥に見える注意看板を目印に場所を覚えていたんですが、ご覧の通り何もないんです。あの時3~4株ほどこのあたりに生えていたんですが、見事にすべてなくなってます。どこのどいつが根こそぎ抜いていったんでしょうかねえ!

 まったくひどいことをするもんです。

 でも神様はいるんですねえ、木道が終わる少し先にぽつんと一株それも見事な花を4輪ほど付けて咲いていました。もう嬉しくて光の角度を見ながら3方向、絞りを変えながら撮らせてもらいました。

DSC02700_shaga.jpg
(f/4, 1/100, ISO100,)

 ホントボケが自然で良いです。

DSC02706_shaga.jpg
(f/4, 1/125, ISO100)

 背景を消し気味にして浮き上がらせてみるとこれまた美しいです。

DSC02709_shaga.jpg
(f/2.8, 1/200, ISO100)

 被写界深度内に4輪をなんとか収められるとしっくりとまた違和感なく浮き上がりますね。

 不届き者のために諦めかけたんですが、なんとかきれいなシャガをこうして記録できたのがとてもラッキーでした。

 そして散歩の終盤にコンビニの横で見つけた芍薬がまたとてもきれいで写さずに入られませんでした...

DSC02718_shakuyaku.jpg

 光の角度と強さを見ながら爽やかにシャープに、そして絵のように描き分けられるレンズのようで仕上げ(現像)がとても楽しいですね。

DSC02723_shakuyaku.jpg

 最後はご近所さんの毎年見事に咲かせている藤の花です。

DSC02726_fuji.jpg

 毎年この時期はほのかなとてもいい香りで楽しませてもらってます。

 テスト撮影を終えての感想は早く孫を瞳AFで撮ってみたいということでしょうか(笑)。中望遠ですから絞りを開けたときの被写界深度が薄いので注意が必要ですが、発色も良くなにしろボケが素直というか柔らかくてとても好感が持てました...評判に嘘はなかったですね^^。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : FE 85mm F1.8