with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

P7100でレンズ撮り...

2019年01月31日 | 02. カメラライフ

きょうの休みはまたしても母の病院への面会から始まった。

洗濯物を回収して来るつもりだったが、なにせ前回の入院患者へのインフルエンザ感染防止策として面会不可という状況があったので、行く前に電話にて確認してみました。​するとナースステーションへ電話を回してくれ看護師さんとお話することができたのだが、さすがに家族の面会なので『できるだけ短時間でお願いします』という返事をいただき無事面会することができた。

マスク手洗い必須であるが気持ち病院内はいつもより静かな感じ、そしてほとんどの人がマスクをしている。見ると各フロア順番待ちをしている患者さんの方がかえってマスクをしている人が少ない感じだ・・・いけませんねえ。病院行ってインフルもらって帰っては何にもならないと思うのですが。

そんなわけで車で片道小一時間欠けて病院まで出向き、面会がその片道ににも満たない時間で帰ってきたような次第である・・・早くインフルエンザの終焉が訪れてくれるのを待つばかりである。幸い母の様子はすこぶる良くて、きょうはリハビリの先生と施設内を随分と歩いてきたようだ。大きな手術をした86歳とは思えない回復力である・・・昭和一桁生まれは我々と違って頑丈にできてますね^^。

帰ってから待ちわびるCobbyと1時間ほどの散歩に出て、こちらも手術後こちらで静養している孫と一緒に遊んだあと、まだ「愛用カメラ機材」に載せていないこのところの新顔レンズ2本のプロフィール画像をCoolpix P7100で撮ってみました。

​​​ ​Ai Nikkor 50mm F1.4S
DSCN2217_Ai Nikkor 50mm F1.4S.jpgDSCN2218_Ai Nikkor 50mm F1.4S.jpg
​ ​SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1
DSCN2220_SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1-1.jpgDSCN2221_SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1-1.jpg

また近い内にそれぞれの持ち味など自分なりの感想と作例を付けてプロフィールを綴ってみたいと思っている。しかしこの写真を撮っている時にふと「planar T*1.4/50 ZF」の記事をまだ書いていないことに気づいた、そうあまりのお気に入りのため膨れ上がった作例とまだまだこれから美味しいところが出てくかもとなかなか書けないでいるのです。思い入れのあるレンズってこうなんでしょうかねえ(笑)。

さてきょうのCobbyの散歩時の写真は上のα7IIIにAi Nikkor 50mm F1.4Sを付けてみました。マウントアダプター経由でもコンパクトですねえ・・・ただしこのレンズちょっとピント輪が軽めなんです、オールドニッコールのNikkor-O・C Auto 35mm F2より少しだけましというくらいかな・・・そこだけが少し不満です。

もう4時過ぎから家を出た散歩なので枚数は少ないですが、そんな中からいくつか...

市役所前のつぼみがたくさんあったサザンカがまたきれいな時期を迎えてきましたので...

DSC00580_sazanka.jpg

下の2枚は絞りが違うんですが(f/4と開放)、それぞれ違うピクチャーコントロールを当てて明・暗2タイプで仕上げてみました。

<f/4:カメラライト>

DSC00581_sazanka.jpg

<開放:カメラクリア>

DSC00583_sazanka.jpg

随分とイメージが違ってきますが、どちらも捨てがたい魅力が...。

そうこうしているうちに時間も夕方となり、キラリ☆ふじみに着いたところでフットランプに光が灯り始めました。Cobbyの背景にいいかなとさっそく一枚試してみましたよ...

DSC00588_cobby.jpg

実際はまだ灯り始めなので空は写真ほど暗くなっていないのですが、明かりを印象的撮るために露出補正を-2.0EVにして撮ってます。したがってCobbyも暗くなってしまうのですが、現像時にCobbyにマスクを掛けて背景とのバランスを取りながら明るくしてあげてます・・・他に人などが入っていないのでこうした調整は楽ですね(笑)。

ほんと少しくらい暗くなってもα7IIIのファインダーはとても見やすくて助かってます。


 ※ カメラ :α7III

   レンズ : Ai Nikkor 50mm F1.4S



臨場感と明度...

2019年01月27日 | 02. カメラライフ

​きょう月曜日、予定では母の担当医から手術後の経過とこれからの治療方針などを伺うために病院へ行く事になっていたので休暇をとっていた。ところが昨日たまたま病室で先生とお会いしたため丁度いいからとその時にお話を伺うことができ・・・きょうはぽかんと空いてしまった。

このところ休みのたびに病院へ母を見舞っていたので「少し休めば...」とどこかの神様が与えてくれたのか、1日リラックスデイにしてみました。

そんなわけで朝から孫と遊んだりゆっくりテレビを見たりと休養させてもらいました、ですから午後のCobbyの散歩も珍しく午後2時過ぎくらいの早めに出てCobbyが喜ぶくらい長めに歩いてきましたよ^^。

風が少し強かったので土手のコースは避け、市役所から氷川神社コースをのんびり撮影散歩を兼ねて歩きましたが、せっかく時間もあるのでα7IIIでAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの臨場感を引き出す要領を探ってみたりα7IIIならではの表現手法などをいろいろ試してみました。

ですからきょうは随分とシャッターは多めに切りましたねえ・・・年間1万枚というペースはいまのところキープできている感じです・・・そして最近はただただ撮ればいいという段階からファインダー内を見回す余裕ができ量から質への転換も少しずつ加わってきた実感が(少しだけ)出てきましたかね^^。

まずはニャンコの写真から・・・今日はとてもたくさんのニャンコと出会いましたから。

最初は適度な臨場感というところから...

DSC00478_neibour cat.jpg
(f/4, 1/640, ISO400, -0.7EV)

ご近所のニャンコです、瞳孔の状態からもあまり明るさはないことが分かりますね。晴れているのですがこの場所が日陰でこのレンズにはとても条件が良いですね。

そして氷川神社裏の広場でくつろぐ日向のニャンコ...

DSC00541_temple cat.jpg
(f/4, 1/1000, ISO100, -0.3EV)

この間久々に遭遇した例の死んだかと思っていたニャンコです、Cobbyは近くの杭に繋いであるんですが気持ち良い昼寝を邪魔されてこの相変わらずの形相です・・・が私だけなのでさすがに毛は逆立てていません(笑)。

氷川神社でも3匹のニャンコに遭遇、ちょうどみな本堂の縁側で日向ぼっこの最中でした...

DSC00551_temple cat.jpg
(f/4, 1/80, ISO100, -0.3EV)

日向でしたが現像時にこうして少し明度を落としてやるとニャンコの毛並みや色が引き立ちますね。日向の猫の写真って少し難しいかなと思っていたんですが、半逆光で見せたいところを明暗差つまり階調豊かに出せればハイキー気味に仕上げてもしっかりニャンコの魅力が伝わることが分かりました...という画がこちら、

DSC00533_temple cat.jpg
(f/4, 1/250, ISO100, -0.3EV)

背景がだいぶ明るいので露出的には白飛び防止のため若干アンダー気味に撮ってますのでRAW画像のニャンコの左半分はだいぶ暗くなってました、現像時にピクチャーコントロール「ニュートラル」のものを白飛びに強い「カメラライト」にしてから全体のバランスを見てハイキー調に明度を上げています。背景の距離が結構あるのでボケが強くなりその分主役の顔・表情がぐっと引き立ちますね・・・このお気に入りのニャンコの毛を逆立てていない写真は今日が初めてなんです(笑)。

反省としてはすぐ隣のニャンコですらボケてますので顔だけでなく前足くらいまでの範囲をシャープに捉えるためf/5.6くらいでも良かったというところでしょうか。・・・でもこの写真ではニャンコの表情へストレートに目が行くので、これはこれでよかったのかも^^。

次はもう終わりがと思っていた市役所前のサザンカです。

今日じっくりいい花がないか探していると、まだこれから咲くツボミの多いことに驚きました。そしてこの場所は朝日がよく当たる場所なんですが、さすがに気温が下がってきたせいかこのサザンカの葉が赤くなりだしていましたね。

もう何回もいろんなレンズで撮っているんですが天気・光が違えば表情も全然違います、ましてやレンズが違えば当然ですよね。

DSC00529_sazanka.jpg

きょうはこのサザンカも少し明るめに仕上げてみました。

次のは下の方で元気に咲いていた花ですが、位置の関係か少し汚れが目立っていたんですが明るめにしたおかげでそれほど目立たなくなりけっこう効果があるのかなという感じです。

DSC00519_sazanka.jpg
(f/2.8, 1/800, ISO400, -0.7EV)

開放ですから周りの葉もずいぶんとボケてます。でもピント面のシベがしっかりと存在を主張しているのが良いですね・・・これを撮った状況の明るさで再現してしまうと花弁も必要以上に赤くなり要調整となってしまう、花に合わせて明るくしているわけではないんですが結果オーライといったところです。

DSC00525_sazanka.jpg
(f/4, 1/500, ISO400, -0.7EV)

こちらもその意味では暗い背景(日陰となる茶色いレンガ)が明るく仕上げたおかげで程好いアクセントとなり、赤くなった葉と合わせ同系色のグラデーション効果で花を引き立てます。

今回のように少し風がある時は被写体ブレも気をつけなければいけませんのでシャッター速度には気を使いますね、条件が良ければISOオートでも良いのですがカメラは被写体ブレまで考えてくれませんのでISO感度を調節して手ぶれ補正に頼らないシャッタースピードを選択した上で更に保険をかけて被写体が落ち着くのを待ちました。

こうして明るく仕上げてみると今まで自分の判断基準としての明度・・・言い換えれば記憶色と同じように「記憶明度」と言えばいいのか、それを再現している形が多かったのですね・・・でも写真としてみれば当たり前のことでどちらも「あり」で、その明度に応じた仕上げをすれば良いことなんですね。

ノイズに強いα7IIIだからこそまたひとつ引き出しを増やせました。

というところで、今回の勉強成果をいくつか...

DSC00513_wakaba.jpg
(f/2.8, 1/8000, ISO400, -1.0EV)

これ明るく爽やかなイメージできれいなんですが、ISO感度を100に戻し忘れとせっかくファンクションキーに設定したサイレントシャッターへの切り替え忘れという凡ミスがありました(笑)。そのためよく見るとボケの下部が若干切れてます ^^;)。ISO100にすれば2段暗くなりますから1/4000のシャッターでギリギリボケ欠けを防げたかもですし、サイレントシャッターさえONにしていればこのままでも問題なくきれいなボケが出ていたんです・・・ああまたもや反省だ。

DSC00517_uekomi.jpg

これも上の写真のすぐ横で連続して撮ったものなのでISO感度高めのまま^^。ただし1/2500くらいのシャッタースピードで済んでいましたので問題はありませんでした(フーッ)。

ここからは少しアンダーにした時魅力を出してきたショットです。

DSC00486_nazuna.jpg
(f/5.6、 1/640, ISO400, -0.7EV)

なんてことはないぺんぺん草(ナズナ)ですが、可憐な小さな花がなんともいえません。まだ陽は若干高かったのでこうした白い花は飛んでしまいがち、なんとか魅力はセーブできてますよね、それに(距離の関係もありますが)少し絞ったおかげで背景も汚くなってないですね、見やすいファインダーのお陰で確認できました・・・マクロレンズだとこうした近接撮影では絞りに気を遣いますね。

花の実が開き種を落としすでにほとんどが茶褐色になっているマユミの木ですが、そのなかでまだきれいなピンクで提灯型をキープしていた実がいくつかあったのでシャッターを切ったもの...

DSC00500_mayumi.jpg
(f/4, 1/200, ISO400, -1.0EV)

ピンクがきれいに出る明度に合わせたという仕上げですね、逆光なんですが並んだもう一本の木が陽を遮ってくれていたので背景が若干明るい程度で済んでます、その明るさとのバランスで暗めに仕上げています。

これなんかはほぼ葉が全て落ちた木に付いていたとても小さな葉っぱですが、陽の光を受けて『撮って』と言っているかの如く目についたのでシャッターを切った一枚...

DSC00493_tiny leaf.jpg
(f/4, 1/500, ISO100, -0.7EV)

薄暗い茶色の世界で黄金色に輝く最後の一葉という感じでしょうか(厳密には一葉ではないが^^)。マクロ的には臨場感ありますよね。

最後は極めつけ、α7IIIでなければこの世界は写しきれなかったであろうという一枚です(大袈裟かな)...

DSC00483_tachigare.jpg

家のすぐ傍の畑の縁に立ち枯れていた一本の花なんです、そのたくさんの枝先に付いた枯れて時間も随分と経っているであろう花たちがなお陽の光を受けて鮮やかに輝いている姿がファインダー越しに小さなコスモス(宇宙)を感じさせてくれたのでその影と一緒に撮ってみました・・・ぜひ拡大してみてください (^-^)v。

DSC00491_library front.jpg

どうでしょうか、IIIになってα7の写真も随分と変わりましたね。このレンズとしては先代α7IIの少しクールな世界観も捨てがたい気もしますが、もう後戻りしたくない魅力がたっぷりと詰まっているような気がします。

DSC00505_cobby.jpg

Nikkorレンズを使っていてもZeissを使っていてもましてはSuper-Takmarなどを使っても最新とは言わないが全く遜色ない画を出してくれるし、それぞれの新たな魅力を発見できる喜びは何にも代えがたいものですね。

DSC00531_road side.jpg

いまのところの出番であるお散歩スナップには少しもったいないかもしれませんが、ミラーレスの<Basic model>とは思えない性能と機能性で私のフォトライフを益々実りあるモノにしてくれそうです。

D700同様に長く付き合いたいカメラがまた一台増えました。

いろいろこのカメラを活かすためにSony純正レンズの候補を考えましたが、これだけ手持ちのレンズの良さを引き出してくれるともはや欲は消えていきます(笑)。せいぜい孫たちのこれからのたくさん機会あるであろうシーンを考えると...

 ○ 85mm F1.8 & ○70-200mm F4

の2本くらいあれば十分かなと思っています、4月にある大型アップデートでより進化するであろう瞳AFやMB-D10付きのD700を軽く上回る連射機能などはこの2本で是非体験したいところですからね^^。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S



α7IIIは色こってり系?...

2019年01月27日 | 02. カメラライフ

​一つ一つ問題がクリアされていく、これってほんとに心の平静がやってきますね。

孫娘の目の手術の経過もいいようだし、先日の母の手術の方もきょう妻と一緒に病院へ行くと執刀していただいた医師の説明があり年齢からすれば思った以上に回復しており、いまのところ心配は少ないと説明を受けました・・・ほんとに良かった。

DSC00450_akari.jpg

でも病院でひとつ気になることが・・・ニュースでも報じられていますが「インフルエンザ」の大流行の兆しですね、先日手術後にICUに入った母への面会は短時間のみの面会なのでOKですが、基本的に面会不可になっていたんです。ところがきょう一般病棟へ移ったとのことで普通に面会できるかと思ったのですが、入り口で一般病棟での面会も不可になってました。幸い執刀医の先生の説明があったおかげで母とは面会できましたが、インフルエンザの蔓延はかなりヘビーな状況になっているようですね。

そんなわけで家に帰ると玄関に娘が用意したアルコール系の消毒液が置いてありました、そうですよねえ・・・基本中の基本である「うがい・手洗い」こそこの時期気をつけねばいけませんよね。

そうした経緯できょうはCobbyを連れての散歩はまたもや氷川神社へ今までのところのお礼参りを兼ねて歩いてきました。

DSC00453_hikawa temple.jpg

しかしこの写真の空の色ったらすごくないですか?これRAW現像時特に「風景」などコントラストの強いピクチャーコントロールを当てているわけではないです、逆に順光でコントラストが強い上に青がとても強かったので「カメラライト」を適用しています。

かと思えば...

DSC00452_kaki.jpg

畑の柿木も終わりだなあ・・・なんて思いながらシャッターを切ったこちらの写真は同じ順光で撮っているし、ホワイトバランスもレンズがPentax M42 Super-Takmar 55mm F1.8などではないので基本「太陽光」で撮っています。

たぶん神社の写真は鳥居が白系なので反射も多くカメラの露出が「明るい」と判断して暗めに調節しているんだと思います、そのせいで青の深みが増したんでしょうねえ。まあ今回は神社の写真でわざわざ空の彩度を下げるまではしませんでしたが、現像でなんとか記憶色を再現することはできますので心配はないのですが・・・けっこうこの「こってり感」は先代のα7IIまではあまり体験していないことですので・・・頭の隅に入れておかねばですね。

そうそうこの日のレンズ「Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S」ですが、得意の臨場感だけでなくα7IIIらしい写りと言えそうな花の写真が撮れましたねえ。

DSC00465_sazanka.jpg

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DSC00458_dear old.jpg

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DSC00473_suisen.jpg

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残り少ないサザンカは生け垣の下の方で最後の力を振り絞るように咲いていましたが、椿ほど固くない濃い緑の葉のなかで鮮やかな赤を見せつけている様は素敵です(若干の臨場感不足は絞り開け過ぎです:笑)。

そしてこれもやはり畑いっぱいに咲いていたあの赤い花たちも概ね枯れてしまっている中一輪だけ一部枯れ始めているのですが残った鮮烈な赤を誇るように顔をおひさまに向けている様子がなんとも切なくなってくるようで思わずシャッターを切りました。このレンズにしてはうまく背景をグラデーションにできておりかつピント域のクリア加減が得意の臨場感を醸していますね・・・トータルでここまでの雰囲気は以前なかなか出ませんでした。

そして水仙です、これは得意のf/4.0の臨場感ではなく開放です(笑)。それでも2輪の花がうまく引き立っています。煩わしい背景を消したかったので開放で撮りましたが、変に汚くならず前ボケも後ボケもスッキリとそして柔らかく主役を引き立ててくれました...これも先代では経験のない写りです^^。

Cobbyの写真もあります、前回尻尾が立ってなくて惜しかった一枚をなんとかと思ったのですがだめでした(笑)。今回は自分からすっくと上に乗ったので行けるかと思ったのですが・・・こんな高さでも尻尾いや尻が引けるんですね。

そんなわけで礎石に後ろから手をついてもらいました、

DSC00469_cobby.jpg

こうして見ても背景が良いんですよね。α7IIIとの組み合わせはこのレンズとても相性が良いように思います。

きょうはとても嬉しくなる写りをしてくれました、これからがホント楽しみです。

最後は前に自分で艶消しを施したマウントアダプターの効果の程をこのレンズでも試しました、

DSC00474_flare.jpg

これわざと太陽を真正面に入れて絞り込み、ゴースト・フレアの状態と光条の両方を見られるように撮りました。ゴーストはご覧のようにけっこう出ていますが、これ現像ではっきり出るようにしています。それでこの画ですからけっこう角度でコントロールできそうですし、光条の感触がまた良いですね。

花の写真など見るだけでも生意気ながら創作意欲が湧いてきそうないい仕事をしてくれます、ますます手持ちのレンズすべて使い込んでみないとですね^^。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S



Ai Micro 105mmと夕方散歩...

2019年01月24日 | 02. カメラライフ

​このところ母の手術の件でバタバタとしている。きょう午前11時ころに始まった大きな手術は長時間におよび、ようやくICUのベッドに落ち着いたのが午後6時半、なんと8時間近く手術室に入っていた・・・なんとか術後の様子が良ければ一両日中には一般病棟へ移れるとのことでホッとしている。

さてきょうの写真は先日Distagon T* 1.4/35 ZF.2をα7IIIに付けた日の午後の散歩のものである。レンズはMicro-Nikkor 105mm F2.8だ、派手さはないが臨場感が豊かなこのレンズをα7IIIがどう料理してくれるのかが楽しみだった。

DSC00400_suwa temple.jpg

西日を受けた地元諏訪神社であるが、f/5.6くらいだと非常にシャープに像を結んでくれます。陰影も強めなのでのっぺりせず狛犬の自然な位置関係を見せてくれます。

そして氷川神社のにゃんこたちが続きます...

DSC00403_temple cat.jpg

新顔ですね...何故かシャッターを切っていたらぺろっと舌を出してきました。ひょうきんな猫で、これから期待できるかもしれません(笑)。

DSC00405_temple cat.jpg

この辺の微妙な写りが良いですね、直射日光がない自然光だけの状況での臨場感は抜群です。

お皿がたくさん並んでますが近所の奥さんがにゃんこたちに食事の用意をしているんです、写真をよく見ると野良とは思えないふくよかさですよね(笑)。

きょうはたくさんいました...

​​​ ​DSC00408_temple cat.jpg

​​


後ろの白いニャンコはブレましたが、こちらは全部で4匹が腹ごしらえをしてましたね。

左のニャンコはあまり見ないのですが、ここではボスの貫禄を披露してました^^。​


DSC00413_temple cat.jpg

​またこの神社の裏にある原っぱにも、ニャンコたちがいます。

DSC00416_temple cat.jpg

それぞれテリトリーがあるのか、このニャンコはこちらのエリアでボス的存在のようなんですよねえ。

後はこちらは一匹だけかと撮り終えて移動を始めると...

道路をてくてくゆっくり歩いてくるニャンコが...いましたよ!あの大好きなニャンコが。

DSC00422_temple cat.jpg

ご近所の奥さんの話で死んだとばかり思っていたのですが、こんなに元気でした。道路の反対側から撮っているんですが、Cobbyを見つけて例の毛を逆立て威嚇を始める様も相変わらずでした(笑)・・・良かった、良かった。​またたくさんいい写真が撮れると分かって安心しました^^。

ここからキラリ☆ふじみにかけては草木や花が楽しいんです、

何気ない植え込みも葉が元気だと足も軽やかになります...

DSC00424_uekomi.jpg

クリアで立体感も感じさせてくれる画になります。ピクチャースタイル(風景など)を使った時の色の乗り方が先代のα7IIより強めでこってりな感じです、私としては「カメラライト」あたりが素直な感じで好きですね。

こちらは​市役所前のサザンカを半逆光でちょうど花に西日があたっているところを開放で狙いました。

DSC00428_sazanka_4.jpg

もうサザンカも終わりに近づいています、公園などにも色気がなくなりつつあるので少し寂しですね。

DSC00432_mitumata.jpg

これも開放なんですが、Super-Takmarでも何枚か撮りましたが、Nikkorはボケてもなんとか形がわかるようなボケ方をしますね。この105mmでもそういう傾向がありそうです、TamronやPentax(Super-Takmar)のようなとろけるような柔らかさと一線を引いた感じですね。

そしてクリアな画とはいえやはりどこか個性を感じさせるところが気持ち良い一枚がこちら...

DSC00438_kirari.jpg

風がほとんど無く池の水面が鏡のようになっていたのでシャッターを切ったものですが、繊細というよりは質実剛健というような写りです^^。

最後は帰り際、すでに暗くなり始め、まんまるの月が昇ってきた時間帯の一枚です。

DSC00441_full moon.jpg

​なかなかいい色の出方をしてくれます。α7IIまでだとボツになりそうな写真がノイズ感もなく非常にクリアに描かれます。

やはり今までと少し違いますね、色のあっさりからこってり気味になっている感じです。現像次第ではあの先代α7IIの臨場感豊かな写真を上回る可能性は期待大ですね。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S



Distagon T* 1.4/35...

2019年01月22日 | 02. カメラライフ

 少し前ですが日曜日の休みα7III​にDistagon T* 1.4/35 ZF.2付けて歩いてみた、830gのこのレンズ650gと軽量のα7IIIに付けるとやはりズッシリとした重みで肩から下げてもD700時と変わらなくなる ^^;)。

幸いにもこの日は天気が良いだけでなく、午前中に予定していた法事もあり朝早く起きていたので時間的にも午前7時台の日の出直後とまではいかないが気持ち良い朝の光の中でのショットとなった。

相変わらずピントの山がつかみやすいレンズである・・・α7IIIのファインダーも「T*」コーティングでとても見やすいのも加わりピント拡大の出番も少なくなりそうだった。

DSC00375_asayake.jpg

朝焼けの残る江川での一枚。

いかにも風景には使いたくなるレンズと思わせてくれます。

DSC00376_shimo.jpg

朝の冷え込みを感じさせる「霜」。

地表わずかな高さしかない草だが立体感豊かに描いてくれる。

DSC00377_old tree.jpg

以前初代α7でオールドニッコールを試したところ。

トタンの質感もなかなか、青空との色の対比もいい感じかな...手前の細かな枝ものっぺりとならず好印象だ。

とここまで来ると目的はロウバイである。

花盛りとは遠く縁がないかのようなまばらな状態だったので少し寂しいが、そのまばら加減がかえって愛おしさを誘っていた。

DSC00383_roubai.jpg

時間的に逆光なのでただでさえこれだけ少なく小さな花ゆえ条件はとても厳しい。

でも少し絞りを開けてみると小さな花びらを透けて通る光がうまく花を引き立てている。

DSC00378_roubai.jpg

背景が少し汚くなる...そのためこの写真のみ「Lumiar 2018」にて更に調整した、ラディエンスの調整で背景を少し沈め、温かみを加えてロウバイの花に目が行きやすくしています...そのため​​​少し色味が変わって見えますが、非常にスッキリしました。)

DSC00387_roubai.jpg

こういうシチュエーションではα7シリーズを使ってきて暗部のノイズが気になっていたのだが、IIIになってノイズ感が影を潜めているのには驚いている...でもこの写真はもう少し絞ったほうが良かったかも(笑)。

DSC00392_blue sky.jpg

こんなに気持ち良い天気・空なんですがねえ...

まだまだ使い込み不足なのは明らか、特に絞りの「会得」ですね。

でもこのレンズの素性の良さは誰が見ても明らか、planar T*1.4/50 ZFと置き換えるくらい使っていかないと美味しいところを増やせないでしょうねえ^^。

D700よりは機動力が高くなるのでどんどん持ち出さねばです...


 ※ カメラ : α7III

   レンズ: Distagon T* 1.4/35 ZF.2