with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

S-タクマーで散歩...

2018年08月30日 | 02. カメラライフ

​きょうの散歩はPentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8をα7IIに付けて出ました。

このレンズ結構気に入ってます、後期のレンズでいわゆるガウスレンズを使用しているレンズですね。あの黄色が特徴です、フィルムの時はちょっと避けたい色ですがデジタルですから現像時調整ができますので活かすも消すも自由ですから気にせず使っています。時々ハットするような素敵な絵を出してくれるところがD700と一緒で気に入っているんですねえ(笑)。

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当然のことながら光によって色味が変わるんですが、このレンズの色の出方は極端です。上の写真は午後4時過ぎの市役所コース途中の韮の花ですがご覧の通りあふれる光の中で緑もいい味出してます。

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こちらが帰りの日が落ち加減の時間帯に撮ったものなんですが、まるでプラスチックの作り物のような濃いめの緑になっています...面白いレンズですよね。質感描写を云々するような代物ではないのでしょうが、逆にこのへんがレンズ遊びの面白いところなんですね。

公園の赤い実ができ始めたハナミズキを撮ってみました・・・

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この日の空気感が現れている一枚なんですが、ちょっとモヤッとしているところが如実に出ていますね。被写界深度を一番手前の枝に合わせてf4.0としましたが、あまり立体感も出てきません。もちろん出るときはちゃんと出るレンズではありますが・・・。

こちらは例のサルスベリで、たしか同じくらいの露出で撮っています。

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同レベルというのもおかしな例えですが、同じオールドレズのNikkor O・C auto 35mm F2(Ai改)の方がボケの柔らかさなどの質がこちらより良いかなと思いますね。​

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これはいつもCobbyと休憩をするキラリ☆ふじみの南方面出口近辺なのですが、画面全体が程よくスッキリと描かれており好感が持てます。

ただやはり質感を見た時に先日写した同じきらりの壁面を見ていただくと前回のZeissはさすがと思えますねえ、こちらです...

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打ちっぱなしのコンクリートの壁がベニヤ板のように見えたりします、まあ光と空気にも寄るので一概に決めつけるのは可愛そうですが・・・。

確かに色乗りは多少癖はありますが、一様に良い感じです。

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ただし使い方次第ですが、前ボケは貧弱というかあまりきれいではありません。

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ちょっと時間帯も可愛そうだったのですが、音楽堂がスッキリと描かれている割に手前の木々の葉が変にモヤっとしている感じですよね・・・シャドウ部をむりやり持ち上げたような感じがしてしまいます。

とはいえこのPentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8というレンズ嫌いじゃないですね(笑)。Nikonではけして出てこない画ですし、おまけにあのきれいな円形のゴーストは何者にも代えがたいですからね。

Nikkor-O・C Auto 35mm F2にしてもこのレンズにしてもいまのところゲットしたレンズはあたりばかりです、おまけに値段が3千円から楽しめるんですから言うことなしですね。


 ※ カメラ: Sony α7II

   レンズ: Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8



Thunder and Lightningだ!...

2018年08月26日 | 02. カメラライフ

朝から暑かった​8月26日午後の散歩にて...

エアコンで涼しい部屋から家を出るタイミングがなかなかつかめない、なにせ部屋から廊下へ出るだけでまるでお風呂へ入っているような感覚を覚えるくらいだった。しかし暗くなってもしょうがないので午後6時頃意を決して準備に入った(笑)。

外へ出るとこれが意外にも風が気持ち良い、先日の暑い日もそうだったがこの時間の外の感じから少しずつ夏の終盤を感じてきますね。

さて家を出て今日はCobbyが迷わず土手の方向を選んだ、まあこの少し涼しげな風を感じるので川のそばを歩くのも良いかなと軌道修正はなし(笑)。その土手を歩き始めてすぐ・・・とんでもなくでかい積乱雲を目の当たりにした。

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まあただ事ではない大きさでしたね。右側には柔らかそうな穏やかな雲が長く尾を引くように佇んでいるんですが、この山盛りのかき氷のような積乱雲の存在感といったらなかったです。

ゲリラ豪雨なんてこんな雲の下で起こっているのかななんて思いながら土手を歩いていました。時刻もすでに夕刻で徐々に全体がオレンジ色に染まり始めます...

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傍から見ていると『凄いな~』ですみますが、あまり真上にできてほしくない雲ですよね。

その後はいつものように新河岸川沿いを歩き「この木なんの木公園」にて休憩、Cobbyにおやつを与えベンチで歩いてきた汗を引かせているとどこからともなく「カミナリが見える」という子供の声が...。

​先程の雲の方を見ると案の定ピカッと光りながら雷鳴が遅れて聞こえてくる。すでに少し暗くもなり始めていたのでCobbyを促し帰りの途につくことに。

公園から土手に上がり雲の方角を見るとまさに「Thunder and Lightning」である、音はそれほど大きく聞こえてこないのだが稲光が雲の中心くらいから縦横に走っている。あまりに稲光の量が多いのでこれはカメラに収められるかなと思い、橋の欄干というか端のしっかりとしたコンクリートの柱の上にカメラを載せてストラップなどを使いなんとか写せそうな角度にセットして露出時間を考え始めた。

超秒撮影にして何本かの稲妻をキャッチできれはと思いまだ少し明るいので感度をISO50~100で絞りを大きく絞り込み10~25秒くらいの露光時間を稼いで撮ってみた。

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雲の中で大きく光っているのが見えた時の写真なのだがスローシャッターゆえ全体が明るくなってしまうので雷光は埋もれてしまっていました。

それから何度か露出を変えながらなんとか捉えられたのはISO50~100で(絞りはF8~16で)8~10秒の露光時間で3枚ほどうまく捉えられました。

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トリミングしてます(ISO100,6秒,F8,-1.3EV)。

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こちらは横走りしている稲妻も見えてますね(同上)。

​もう暗くなってきたので切り上げて帰りましたが橋から少し離れた場所からも周りが暗くなってきたためかなり稲光がはっきり見えてきました。そこで最後のチャレンジ(笑)。

もう手持ちです、ISOオートにして絞りをF4くらいにしてだいたい1/60秒くらい稼げるように露出補正も思いっきりマイナスに振ってたしか-2.7EVになってたともいます。前の明るい時に撮れなかった雲の中での稲光が印象的に撮れましたねえ。

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ISOが2500になってました​、ほぼ暗闇で撮ってます(笑)。

稲光もなんとか一枚...

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こちらはトリミングしてますから余計にノイズが目立ちます、でもしっかり写ってましたね。ただこれは地面に落ちた直後くらいですね。マニュアルのplanar T*1.4/50なのですがもう暗くてピントの修正を怠っていましたね^^;)、もう老眼で目がついていけません(笑)。

こういうシュチュエーションこそ「α7SII」だったらどうなのかなあなんて思っちゃいましたね、つくづく・・・。

もう家までは真っ暗の中歩いて帰りました^^、そんな時に限ってうちのCobbyはウンチをやらかしてくれるんですよねえ。取りこぼしがないように精一杯目を凝らして拾いましたよ(笑)。

もう8月最後の日曜日ですね、9月もまだ暑そうだけどこちらでは夕方はだいぶ落ち着いてきました。

少しずつ秋になっていくんですね・・・あたりまえのように・・・ぜひそうであって欲しいところです...。


 ※ カメラ: Sony α7II

   レンズ: Zeiss planar T*1.4/50



いよいよ出ました、Nikonのミラーレス!

2018年08月23日 | 02. カメラライフ

きょう2題目のブログ、とてもホットなニュースが飛び込んできましたので(笑)。

Cobbyとの散歩から帰ってきて彼の体をいつものように洗い、ついでに自分も早めに風呂に入ってスッキリしてさてPCの前に座り撮ってきた写真の現像を​・・・とその前にこれもいつものようにメールのチェックから・・・目に留まったのがNikonからのニュースメールだった。

そうだ、今日は8月23日だったのだ!Nikonから新マウントのミラーレスが発表されるんでした、その名も「Nikon Z」だそうです。

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先行販売される「Z7」の方は高画素機で4575万画素、遅れて発売になる「Z6」の方はオールラウンダーという触れ込みで2450万画素だそうだ。そしてかっちり握りやすそうなその筐体の重量は675g(メディア・バッテリー込み)というからSonyのαシリーズと同等かな。

私としては高画素機は不要なので気になるのは11月発売という「Z6」の方、高速連写も5.5枚~12枚/秒とそこそここなしてくれる。カードスロットがXQDカードにはなるのだが1スロットのみなのが少し残念か、まあD700もα7IIも一枚なのであまり気にはならないが・・・。

そして同時発売で「Ai Nikkor」以降のレンズが使えるマウントアダプターがあり、いままでのFマウントの資産がそのまま(AEだけでなくAFも)使えるはとてもメリットが大きい。

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さすがにNikonだけあり今後のZマウントレンズのラインナップも発表されている、とりあえずもしZ6をゲットすることがあれば「50mm F1.8」は抑えたいところである。ナノクリスタルコート仕様なので高いだろうなあ(笑)。まあそれにしてもマウント口径55mmという新規格によって素晴らしいレンズが続々登場しそうな気配である。

いつもお世話になっているMapカメラを覗いてみるとZ6とこのマウントアダプターとのセットが26.5万ほどで予約を受けていた。これもだいたい新型の「α7III」と同等だ。

D700に続く「最後のカメラ」はSonyのミラーレス『α7SII』かなと思っていたが、難しい選択を迫られそうだ(笑)。

これからZシリーズに関する情報がどんどん上がってくるだろうから楽しみに悩みましょう...。



Zeissの空...

2018年08月23日 | 02. カメラライフ

​きょうはとにかく空そして雲日和。

なんてドラマティックな空だっただろうか...

滑り出しは午後4時過ぎくらい、まあ風も強くそんな空かなあくらいに見ていた・・・低い雲のスピードもすごかったが、上の大きな雲もけっこうな速度で移動していた。

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これだけ晴れていて台風も近く湿った空気が南から吹いてきているといっても、もう午後の4時からCobby連れて外に出られるのだから猛暑とはずいぶんと距離が出てきたのだろうか。

市役所コースの韮(にら)はそろそろ咲き出しそうですよ、

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市役所に近づくにしたがって空がだいぶ様変わりしてきました、まさに空を見て歩きたいくらいでしたねえ(笑)。

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低い雲のかたまりのモクモク感と大きく広がりながらもあっという間に形を変えてしまう雲、まあ見ていて楽しいです。

そんな空だったのでそろそろ咲き揃うなというちょっとピンクがかった白いサルスベリの背景にはどんな雲が来るかなと期待したのですが、残念ながらどんよりした雲だった...トホホ。

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もう目の前の体育館には雲が降り掛かってきそうな形相でしたね、雲の速度が写真ではわからないのがとても残念。

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Cobbyのおやつ休憩のついでに久しぶりの「キラリ☆ふじみ」の水場でCobbyのリラックスした姿を一枚...

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日陰で下のタイルが冷たいのかこのあと例の腹を冷やす格好でぺしゃんと伏せていました(笑)・・・まだまだ暑いといえば暑いよねえ~。でも否応無しの休憩タイムはまずなくなりました、彼もバテるほどじゃないんでしょうね。

いかした「キラリ☆ふじみ」の建物の脇を抜けて歩きます...

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ここから今日の空がとてもドラマチックな演出を見せてくれました。なんというか素敵なショーを見ているようです、なんか音楽が欲しくなりますね・・・Pink Floydかなあ、時代(歳)を感じさせますねかね(笑)。

まずはその序章から...

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太陽を隠しているこの厚い大きな雲がモクモクと。

そしてこんな大きな盛り上がりが2つ移動したかと思うと...その谷間から太陽の光が漏れ出して凄いことに。

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これモノクロになってますが、光が強くほとんど空の青が沈んでしまっているんです。

カラーでもそれほど変わらないのですが、モノクロのほうがより雲のトーンと光加減がよく読み取れます。

ほんとはこんな感じでした・・・(上の写真の直後の一枚で光の角度が若干違う)

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どちらも捨てがたい画なんですが・・・Titleは 『Daylight Chaos』

これ望遠でも何でもなくて付けてたままの planar T*1.4/50(50mm)なんですよ!ほぼ目の前の見たままのスケールなんですからその迫力はすごかったです。

久しぶりにこんなエキサイティングな空を見ました、その後もキリがないくらいに刻々と形相が変わっていきます。

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まあきょうの西の空はとても楽しかったですね。

現像が楽しみで帰り道の足取りがとても軽かったです(笑)...。


 ※ カメラ: Sony α7II

   レンズ: Zeiss planar T*1.4/50



機材のメンテナンス...

2018年08月21日 | 02. カメラライフ

​先日カメラ及びレンズのメンテナンスを行った。

前回α7IIとD700に関してはセンサークリーニングを施してあるし特別画像にゴミが気になることもないので「F3」と一緒にボディのクリーニングと内部のブローぐらいにとどめました。しかしレンズ9本のクリーニングはけっこうめんどくさいです(笑)。

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一本一本ブラッシングして埃を落とし軽く磨き上げ、その後前玉・後玉のクリーニングである。

幸い防湿庫を早いうちに購入していたのでカビの心配はそれほどないのだが、大は小を兼ねるで少し大きめな防湿庫を買ったつもりだったのに最近はカメラを取り出す時にすんなり出せずカメラ同士をコツンとぶつけることがある。いっぺん余計なものを整理して防湿庫内をスッキリさせなくてはいけないと思っている・・・F3をゲットしてからフィルムの買い置きまであるので余計に狭くなっている感じなのだ。

それにしてもレンズを拭き取る時に使用するシルボン紙がようやく半分使ったかなというところなのである、ちょっと長く使いすぎかもしれない。はじめての一眼:D5000を購入した翌年くらいに「ニコンクリーニングキットプロ」とかいうセットを手に入れてから使い続けている代物だから8年くらい経つかな。そろそろ材質も劣化してきているはずですよねえ。一束1,000円くらいかな・・・Amazonだとそれを二束で1,500円ほどで買えるのだがこれは使い切れない量だと思う・・・一束で十分かな(笑)。センサーもクリーニングするのでそろそろ新しいものに替えましょう。

センサーといえばこのところAPS-Cがなくフルサイズばかりなのでクリーニングは結構楽だ、ましてやα7IIはミラーレスなのでD700よりかなり浅いところにセンサー面があり清掃がしやすいのだ・・・とても助かります。まあそういう意味ではフィルムカメラはもっと楽である(笑)...ましてやNikon F3はファインダーまで外してクリーニングできますからねえ。

一通りクリーニングが終わり、ちょっと気がついたことが・・・中古で手に入れたAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sなのだがどうやらレンズコーティングが比較的新しい時期のもののようだった、光にかざすと色がアンバー系だった、これはラッキーでしたね・・・どうりでクリアな写りなわけだ^^。

こうしてそれぞれのレンズ・カメラをクリーンナップしていると愛着も湧きますね、D700などはズッシリとしたボディを持ってあれこれきれいにしているととても幸せな気分になれます(笑)・・・長く使えないと困りますからね。

きれいになったD700と写真でも付けているDistagon T* 1.4/35でトレーニング再開です...^^。


 ※ カメラ:Nikon Coolpix P7100