with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Sony “Beyond Basic"の「α7IV」を導入しました...

2023年05月06日 | 00. 愛用カメラ機材

このところオールドレンズに関しては「α7S」がとても使いやすく好きな描写を演出してくれており大満足な毎日となっていますが、今回はSony純正レンズなどの使い勝手が良かった「α7III」が懐かしくいろいろ迷った結果、高画素機の「α7RII」と「α7IV」を入れ替えたお話です。

久しぶりの現行機種の導入となります(笑)...

軍艦部が少し変わりました、リアダイアル(L&R)として表に出てきたのは良いのですが「モードダイアル」が2段になって下に[静止画・動画・S&Q]のセレクトダイアルが加わったため少し高さが増しました。「α7III」までのスッキリとした軍艦部と比べ若干ボテッとした感じになりましたね^^;)。

重量は658g(バッテリー・カード含む)で「α7III」の650gとほぼ一緒、やはり私としてはこの辺がミラーレスの重さとしては限界ですかね。そして重要なバッテリーが[NP-FZ100]でスタミナ十分かと思ったのですが、新開発のセンサー(3,300万画素)やBIONZ XRの採用のためか撮影可能枚数が「III」の610枚から520枚(ファインダー使用)と100枚程度減少しているのは仕方ないところか...まあそれでも「α7S」などと比べれば雲泥の差ですが、もうちょっとSONY・技術陣には頑張って欲しかったですね^^;)。

α7IV

そしてこのグリップがとても良くなりました、「α7III」より確実に深くなり握りやすくなってます。シャッターフィーリングはさすがに「R」などの「コッ」という軽い小さなものとはちょっと違い「α7III」以来の「コトッ」というような、それでもより静かになった感じで悪くないですね...逆に電子先幕シャッター[OFF]では軽快なシャッター音で撮ってるなあと感じさせてくれます...私はこちらの方が好き(笑)。

α7IV

今回一番「α7III」より良いなあと思ったのがファインダー、今どきこのクラスで約369万ドットというのは普通かなと思いますが、とても見やすくなりました。
そして「α7SIII」同様のバリアングル液晶が採用されましたね、私は静止画中心でチルト液晶の方が好きなんですが初代一眼レフのNikon D5000でまる3年間このバリアングルでしたので不便さは感じません...使わない時は液晶裏返して保管できますしね^^;)。

そして肝心の「α7IV」が吐き出す画ですよね。
「III」での時折見せるマゼンタが気になる点はけっこう巷で認識されていたようで、私も特にオールドレンズを使う時に強く感じていました。この点が今回一番気になっていたんですが、新型のセンサー&画像処理エンジン から出てくる画はそうした「色」の心配を払拭してくれました^^。

加えて「クリエイティブスタイル」に代わり新たに登場したカラープロファイル<クリエイティブルック>がポイント高いです。
スタンダードの[ST]やヴィヴィッドの[VV]&[VV2]そして白黒の[BW]を含め全10種類、これが実際使ってみるとけっこう的を得た使えるプロファイルなんですよねえ。
なので「X-T1」などではないですが、Jpeg一発撮りもありかなと思ったりします、ほんと楽しめますね。

RAW現像ではメディアなどはこうしたプロファイルはメーカーの色味の特質もあるのでメーカーの用意した現像ソフト(Sonyは「Imaging Edge」)を使った方が良いと言いますが、今回Lightroom Classicで用意されたSony用のカラープロファイル(「カメラ VV」など)がとても良くできていて「Imaging Edge」で適用した見た目・色味と各プロファイルがほぼ一緒なんです。
RAW撮りを基本としている私としては現像時この<(Adobe版)クリエイティブルック>を使うことで調整不要でそのままJpegへ落とすことも多くなりました...これは使えます^^。

ただしここまで使ってきて唯一の不満は「α7IIIの抜けの良さ」が好みだったかなというところですかね。
「α7S」ではないですがこの「α7IV」は良い意味で色に厚みが出てきたかなと思います、なのである意味「抜けの良さ」の質が変わってきた感じなんですね。
私は「α7III」の比較的に薄味の(爽やかな)色味の中での「抜けの良さ」がけっこう好きでしたからねえ...これから「α7IV」が手に馴染んできたらどうなるかが楽しみです。

でもまあ色味に不安のないところはまずもって安心で現像時の「時短」が示す通り、自分なりの思った画がファインダーから現像時の出力されるJpegまで自分の作画意図がしっかりキープできそうで...素敵ですよねえ。

[APO-LANTHER 50mm F2]
f/2.2:Adobe vivid使用

[APO-LANTHER 50mm F2]
f/2:Adobe VV適用

[FE 100mm F2.8 STF GM]
T5.6

[FE 100mm F2.8 STF GM]
T5.6

[Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S]
f/2.8

[MC ROKKOR-PG 58mm F1.2]
f/1.2:Adobe VV適用

[MC ROKKOR-PG 58mm F1.2]
f/4:Adobe SH適用

以上「α7IV」による作例でした、楽しみはこれから続きます...^^。

2023/05/06 自宅にて
「α7IV」撮影機材:Nikon D700 + AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED
作例は「α7IV」+記載のレンズ



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