with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

九州旅行3日目(3月13日 阿蘇編)

2008年03月26日 | 01. ドライブ・旅行記

阿蘇草千里ヶ浜~大観峰~やまなみハイウェイ

高千穂峡を後に218号線とお別れしいよいよ九州三県目、熊本県に入る。

 

ちょうど宮崎と熊本の県境上にループ橋があった。

このループ橋の中央を地図では県境線が走っているのだ。

ここからようやく阿蘇の高森町に入ることになる。

 

 

道も山のなかを走るようになるが、まだしばらくはアップダウン・ワインディングは少ない。

 

 

高森峠を抜けるあたりが道がうねうねしていたのと、

111号線阿蘇パノラマラインに乗り出してからいよいよ本格的な山道となってきた。

 

 

ここで持って行ったナビに随分と助けられた。

ヘヤピンカーブや小さなカーブが連続するような道路では普通だと慎重になり

速度も必要以上に抑え気味になるが、ナビのおかげで先読みができる、

この歳になるとこれはありがたかったですね。

コーナー半径がだいたい予測できるので、スピード調整が楽なだけでなくハンドリングも事前に

心の準備ができた。

普通このスピードでこのワインディングを連続していたら妻はきっと気分が悪くなるだろうな

とつくづく思いましたよね。

ナビのおかげで山道走行が速く、快適にドライブすることが可能となったわけである。

 

 

パノラマライン中岳近くで噴煙も見えました。

 

 

そしてまもなく草千里ヶ浜へ到着です。

私たちが到着したときは車の往来もなく、このゲートを素通りしようとしたら

小屋の中から素早く女性が腕を大きく伸ばしてきて車を止められました(笑)。

無料でいいと思いますが・・・。

 

 

車を停めてしばし草千里を見学へ。

とはいえ、この景色です!

緑がどこにもありません。

 

広大な景色には圧倒されます。気持ちも大変いいのですが・・・、

私が妻に見せたかったのは一面緑の草原、そして草を喰む馬たち、

そう5月過ぎから夏にかけて私が見た景色なのですねえ。

 

分かってはいたのですが、ちょっと寂しかった。

事前に妻には3月の寒々しい景色の印象を伝えてはいたのでガッカリはしてなかったみたい。

よかった、よかった。

 

 

天気はまずまずだったので草千里で散歩している人も多かったです。

 

 

ここの景色はあらかじめ想定内だったので、早めに切り上げ大観峰へ・・・。

 

草千里ヶ浜を出発してすぐ「米塚」をみっけ。

これも緑はないなと思っていたが、まさに「真っ黒」!

 

しかしなぜかこの形には魅せられるものが。

自然の造形美とでもいうのか、なるほど美しいですよね。

なんか米塚に「3月の阿蘇も良いでしょ」とちょっと慰められたような気がしました。

 

この写真もすごく気に入ってます。

 

 

草千里ヶ浜からは約30分ほどで「大観峰」へ到着。

この時期は阿蘇に緑を期待してはいけないのでしょうね。

私たちの旅の最終日15日(土)にこの阿蘇一帯で「火祭り」が予定され、山焼きを

行うなうぐらいですから、これからなのですよね。

 

ふとそんなことを考えていたら、きれいな光のカーテンが私たちを迎えてくれました。

 

 

大観峰の休憩所です。

ちなみにこの茶屋の横にあるトイレがものすごくきれいで驚きました。

 

 

ここから展望所へ少し歩いていたら、景色がこんなでした。

 

 

阿蘇五岳のいわゆる涅槃像の顔に当たる山のギザギザがようやく見えるような状態だった。

その奥の外輪山どころか裾野に広がる田畑も少し霞んでいた、・・・ん~残念!

 

下の写真の、先の展望所まで疲れている妻を歩かせるのは可愛そうかな~。

 

 

というわけで近くで展望のきく崖を探し記念写真を撮りました。

 

 

二人で大観峰の雰囲気だけは感じ取り、茶屋へ戻ってジャージー・ソフトをいただきました。

時間がすでに4時30分を過ぎており、ここから宿(5時チェックイン予定)まで40分は

見ていたので20分ぐらい遅れる電話を入れてから出発。

 

ところが走り出してナビの到着予定時間を見ると5時過ぎには着いてしまいそう。

ほとんど車が走ってないのでスイスイ走れてしまうのです。

 

宿の人からは「お電話いただけて助かります」と言われており、仕方なくやまなみハイウェイ

で見つけた久住の山を見渡せるパーキングで一服することに、時間調整です(笑)。

 

 

かえってこのくらいの距離感での展望の方が清々しかったですね。

夕方はさすがに晴れていても涼しかった。

 

 

さあそろそろ良い時間です。

黒川温泉に向かって出発、やはりあっという間に着きました(笑)。

 

黒川温泉「樹やしき」へ・・・つづく。

「草千里ケ浜」地図



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