高千穂峡~番外編「素敵なカフェ」
青雲橋を出発して程なく高千穂峡に到着です。
空模様は「曇り」、ちょうどいい塩梅だと思います。
時間に余裕は無いが妻には知らせていないカフェスポットにもぜひ寄りたいのですね。
車もそう多くはなかったので、ボート乗り場のある御塩井駐車場(有料)でも良かったのですが、
せっかく時間をとったので、見どころの多い「高千穂大橋」から「御橋」までゆっくり歩きたかった
のです。
それにこの大橋第一駐車場は町営で無料、かつ先ほどのカフェにも近いのです。
下の写真に写っている橋は「高千穂大橋」。
こちらが一番新しく大きい「神都高千穂大橋」。
大橋第一駐車場から撮ってます。
この駐車場の近くから遊歩道入り口があり高千穂峡へ向かいます。
気持ちのいい林の中をちょっと歩きづらい間隔の石段を下りて行きます。
気温も暑からず寒からず、ちょうどいい最高のコンディションではないでしょうか。
下に下りきるとさっそく深い緑色の水をたたえた渓谷が姿を現します。
まだまだ高さはありませんが、柱状岩らしき形状は見てとれます。
このへんから見上げた「高千穂大橋」と「神都高千穂大橋」。
いい空模様でしょ。
良い雰囲気です。
神橋まできたときに、この横から下へ降りていけそうなのですが、「危険」という看板があり
通ることができず仕方なく車道を歩くことに・・・。
でも帰り道では通れるようになってました、看板のどかし忘れ?
これは神橋から続くトンネル。
トンネルを抜け、下に降りられるところを見つけ、「槍飛橋」あたりの遊歩道に復帰。
しばらく歩くと渓谷の先のほうからボートが一艘現れました。
ずいぶん奥まで来れるのですね。
しばらく行くと、しめ縄の巻かれた大きな岩が。
これが「鬼の力石」というものだそうです。
この石の由来は下をご覧ください。
200トンもあるんですね、写真ではわかりづらいですが相当でかいです。
このあたりの山肌ですが、やはり柱状岩のようになってます。
かなり迫力ありました。
見て下さい、水面から5~8メートルぐらいでしたか真っ直ぐ伸びた岩。
水面に入るところを見るとノゴギリの刃のようです。
鬼の力石をすぎると見えてきます、聞こえてきます。
待望の「真名井の滝」です。
とても綺麗です。
ほんといい雰囲気を作り上げていますよね。
思わず「お~!」と声を出してしまいました。
ボートから見るとまた違った迫力があるのでしょうね。
今回はゆっくり歩きたかったので乗りませんでしたが、楽しそうでした。
とにかく「絶景!」
展望所付近でこんなところを発見。
焼き物の(弥生時代に多く見られた)勾玉を1個100円で売っていた。
売り上げは高千穂峡の保全費になると書いてあったので一つ買いました。
こちらはなにやら生け簀のようにせき止められたところにいっぱい鯉がおりました。
狭そうでかわいそう。
と思いながら堰き止められた先を見ると、なんとまさに真名井の滝の水が落ちるところでした。
上の口から、下の写真のように水が流れ落ちておりました。
なんとなく「えっ、そうなの」という感じ・・・。
上の写真でわかるようにここで滝の見る位置が変わります。
椿の緑の葉と赤い花、川面そしてボート、情緒ありますよね。
おのころ池近くの水車小屋の横にきれいに咲いた「桜」?と何?
近寄れなかったのでわかりませんでした。
ここから少し歩くと「御橋」に到着、私たちはここでゴール(何せ帰りもありますので)。
ゆっくり高千穂峡を歩いて堪能いたしました。
帰る途中、「神橋」、「高千穂峡」、「神都高千穂峡」三つのアーチを背景に
記念写真を撮って帰りました。
行きの時にここへ通じる入り口が封鎖されていたのです。
いいロケーションです。
駐車場まで戻り、そのまま妻を例のカフェへご招待。
帰りに通る神都高千穂峡の真下をくぐって歩きます。
橋をくぐりほんの少し歩いたところ、大きな駐車場のあるそば屋さんの向かい。
お土産屋さんの通りの奥にそのカフェは確かな存在感とともにありました。
ふる里茶房「石の蔵」です。
「ガラガラ」と玄関を開けるとお店の中も見事に石の壁。
「お好きなところへどうぞ」と優しい声。
二階もあって、今はグループが使っているとのことで、石の壁を見たくて一階の奥の席へ。
メニューからは下調べで評判の良いものをすでに決めていましたので、すぐさまオーダー。
何はなくてもまずは高千穂湧水でいれた珈琲。
私はそれと評判の非常によい「豆乳モンブラン」をセットで。
妻は珈琲と「胡麻と黒米のムース」をセットで注文しました。
まず珈琲はたいへん美味しかった!
自分でも(コーヒーメーカーで)いれる方なのだが、この味は最高。
ミルクも砂糖も要りません、豆を聞いておくんだったと後悔しております。
私にとってここの珈琲が美味しさの基準となってしまいました。
スイーツの方も妻と食べ比べをしましたが、どちらも甘さ控えめでヘルシーな美味しさ。
2つぐらいいけそうでした。
いただいているうちに、2階のグループがぞろぞろと引き上げていきました。
するとおかみさんが「今2階におひな様が飾ってあるので見ていきますか?」という。
おひな様?とも思いましたが、2階の一角に高千穂のジオラマがあると聞いていたので
確認したら今はかたしているとのこと。
それでは2階の雰囲気も見させてもらおうと二人で上がっていきました。
そしたらこの状態です。
手前から上に向かって新しくなっているそうです。
一番手前の小さいひな人形は非常に古い品物だそうですが、良くできてます。
この量にびっくりしながら記念写真を撮らせていただきました。
2階の壁は同じ石でも1階のように出っ張ったものではなく平坦な石の壁でした。
やはり冷たさはなく、良い雰囲気でしたねえ。
下に降りてお礼を述べ、ひとしきり世間話をしたのち「石の蔵」を後にしました。
ほんとに温かいお人柄のおかみさんで、楽しいひとときでした。
さあ駐車場へ戻り、時計を見たら2時!
予定では高千穂発は1時20分、だいぶ超過してしまいました。
ただ道路が比較的流れていたのと、天気がこんなだったので阿蘇の「大観峰」は行っても
景色が見えないかなと思ってましたのでその分ゆっくりしてしまいました。
車を出して218号線に戻り阿蘇目指してドライブ再開です。
218号に戻るとすぐ「道の駅高千穂」がありました。
下の写真は道の駅の駐車場の並びにあるモニュメントです、迫力ありましたね。
さあまずは阿蘇の「草千里ヶ浜」を目指します・・・つづく。
「高千穂峡」地図
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます