with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

ついでにA09NIIでもテストだ・・・

2013年11月15日 | 02. カメラライフ

先にテストした我がヴィンテージZIPPO(AF-S Micro-Nikkor 60mm)に続いて、

最近仕入れた「A09NII(Tamron)」​でもテストしてみた。

同じ日なのですがね・・・UPしきれませんでした(笑)。

レンズ:Tamron SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical (IF) MACRO

蛍光灯+BioLiteで照らしており、三脚使用、ISO200で50mmにて撮影している、

ちなみにモデルカーはGAZOOからもらった「GAZOO Racing LEXUS LFA 2012年モデル​」だ。

なお先のテストで見栄えの良かった「中央重点測光」としている。

まずはf/8、WB「オート」、補正-0.7evにて、

DSC_8199_WBオート(-7)f8(BioLite).jpg

雰囲気的にさすがWBはけっこう優秀だ、まさに蛍光灯下でモデルカー進行方向からBioLiteが照らす格好、

サイドミラーの影がしっかり出ている。

ただやはりこの2種類の明かりは不自然なので部屋の蛍光灯のみとした。

その写真がこちら、f/8、WBは「蛍光灯」、補正+0.3で・・・

DSC_8210_WB蛍光灯f8(+0.3).jpg

やはりこのくらいの明るさと色加減がいいでしょうかね、ホディが白ゆえ補正はプラス方向が吉か。

すぐ近くからの撮影ゆえ、リアウィングが少しボケてますね。

お次はそのウィングをもう少しはっきりとさせ全体がクッキリわかるようにと絞りだけ変えてみる、

思い切ってf/22まで絞ってみると・・・

DSC_8213_WB蛍光灯f22(+0.3).jpg

あらら、汚い背景までがはっきりしてしまいました(笑)、がボディは全体がはっきりしましたね。

もう少し背景を何とか、とバランスを考えて撮ってみると・・・f/18くらいで

DSC_8212_WB蛍光灯f18(+0.3).jpg

​あまり変わらないかな、若干背景がボケてます、これ以上絞りを開くとウィングがボケ始めます。

このA09NII、MACROとなっているだけあってけっこう寄れますね(カタログ値:最短33㎝)。

こうしたこととをレンズごとに試してみるとカタログや他人の作品で想像していた特性が

はっきりと自分の目とカメラで確かめられて「為になる」ことうけあいですね。



マルチパターン測光と中央重点測光などを試行して

2013年11月15日 | 02. カメラライフ

​カメラの露出を理解するのはとても大事なことなのはわかっているが、なかなか難しいもんですね。

普段はRAWで撮影し、現像段階でソフトによってWBや露出補正などでテイストを変えてみるが、

ちょっとじっくり物撮りでカメラ設定を変えて撮ってみたらどう違ってくるのか試してみた。

まず普段はあまり変えたことがない「測光パターン」をいじってみる、

テーブルに置いた愛用の“ZIPPO”、以前に室内撮りでいい雰囲気だったフラッシュ・ディフューザー

「クリップオン・ソフトライト・スクリーン」を使用した。

(レンズは AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D を使用)

露出は 【ISO 200, f/3.2,三脚使用】で全て一緒の条件として撮影。

最初は「マルチパターン測光」、WBをフラッシュにしている露出補正を+0.7evで・・・、

DSC_8156_マルチパターン測光(フラッシュ07).jpg

狭い私の部屋で(30Wの蛍光灯1本の状況で)撮っている(笑)。

少し暗めだが、ブラスの質感がとても良く出ていてこのディフューザーは気に入っている。

そして次が、設定を「中央重点測光」にしてみる(他はすべて一緒)・・・、

DSC_8157_中央重点測光(フラッシュ07).jpg

よりブラスの質感が浮き出た感じになった、明るさのバランスが違う感じ。

背景がスッキリしてZIPPOがきれいに浮き上がってくる感じですね。

測光方式だけで他は全て条件は一緒なのですが、こんどはディフューザーを外して

BioLiteという私の使っている机のライト(40Wの電球一本)で照らしたものになる・・・、

WBを「オート」にして撮るとこんなかんじだ(-1.0ev)、

DSC_8172_ISO200中央重点測光(オート)BioLite(-1).jpg

たしかに実際の色・質感はこれが一番近いかもしれない、とても素直な感じで撮れてます。

次にWBを「白色蛍光灯」、補正-0.7evで撮ったもの。

DSC_8161_白色蛍光灯(-07)室内蛍光灯.jpg

背景のスッキリした色合いといい、ZIPPOの陰影といいこの写真が一番好きですね。

全体の明るさもとても気持ちのいいものだ。

次のものはWBを「電球」、-1evにしてみた。

DSC_8164_ISO200中央重点測光(電球)BioLite(-1).jpg

ディフューザーを付けた時の感じに近いです、こちらもいいですね。

使い続けて30年という“ヴィンテージ”の風合いがにじみ出ているのがいいです(笑)。

カメラの液晶でもいい感じがわかったので、そのままISO感度を上げてどこまで絶えられるかをテスト、

こちらはISO1600で撮ったもの。

DSC_8167_ISO1600中央重点測光(電球)BioLite(-1).jpg

PCで等倍にしてみてもあまり劣化は感じられなかった限界がこのISO1600だった。

(さすがにISO3200は見られたものではありませんでした:当然ですかね)​

これは意外、D300sはISO800くらいの高感度はほぼ見るに耐えないと思っていたのだから。

レンズ(Micro-Nikkor 60mm f/2.8D)のおかげもあるかもしれない。

以上見てきた感想は、撮影時の対象によってこうした違いを分かった上で設定を変えてやれば

思った以上に現像時のソフトに頼る比率をかなりの確率で低くでき、

満足できる仕上がりにするための時間が短縮できるという事がよく理解できた。