かなり前に購入したのに読んでなかった一冊・・・読み進めて思い出したけど、期待して「小説」形式じゃなかったことが一番で、どちらかというと「論文」のような構成で、内容的にも海堂尊がAi導入をなんとか進めたいという宣伝本のように思えてしまい、当時は、彼の主義主張を推し進めるための押し付けに迎合しないぞ・・と、途中で読むのを止めていたんだと思いだした。文中、この本が「絶版」になって、そこから復活した一連のくだりがあったけど、そりゃそうだよなと納得しました。
で、改めて読んでみても、読み易い一冊ではないけど、Aiの普及が読み取れて、良かったなという感想でしょうか。
それにしても、海堂の本を読んだ後で、どうも白鳥みたいな思考・言葉遣いになってしまって、かなりの自己嫌悪に陥るんだけど、ちょっと気をつけたいと思います。