海堂尊 「イノセント・ゲリラの祝祭」
夜、何気に読み始めたら、途中で止めることができなくなり、最後まで一気でした。 ひとつの章が多くても20ページくらいだから、もう1章だけ・・もう1章だけ・・と思いつつ読み進めちゃうんだよね。 気がつくと、外はやや明るくなってきていました。 朝だよ・・・
だ~か~ら~、翌日、会議のある晩に読み始めちゃダメなんだって・・・ それこそ海堂の「思うつぼ」にハマちゃったよ・・・
東城大のマージャン四天王: 「ジェネラルルージュ」の速水、「アドリアネの弾丸」の島津、「イノセント・ゲリラ」の彦根、そしてグッチ・・・ 魅力ある人物をうま~くリンクさせながら登場させてんな~ 感心しました。
ただ・・・西郷とか彦根とか、田口・白鳥コンビよりも、他の登場人物のインパクトが強かったな。
そして(遅いんですが)この一冊と、「ジェネラル・ルージュの伝説」に記述されている内容とから、作者が強く訴えたいことがようやく分かりました。 ま、それはまた別の機会に。
朝まで一気読みするくらいですので、一言でいえば、面白かったです。 ハイ。