JA7QQQ気ままな絵日記

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75S-3B AGCの改善

2022年04月19日 | S-Line
やっと時間に余裕が出来て、いままで放置していた作業を少しづつ再開しました。
今回はFR-50Bに続いて75S-3BのAGCのSLOWの時定数を変えてみた。
75Sシリーズは現代のトランシーバに比べてAGCのリリース時間が短く、RFゲインで調整して受信するタイプです。

作業はごく簡単なものです、回路図にあるR88 680kΩの抵抗値を小さくすることによりSLOWのリーリース時間が長くなります。
この作業はJE1ATWさんのホームページを参考にして行いました。
追加する抵抗値は強い信号を聞きながらワニ口クリップを使用して何本か交換して試してみました。
この抵抗はAGC切り替えのロータリースイッチに取り付けられれている、写真の緑の抵抗がR88に並列に抱かせた220kΩ抵抗です。

少しピンボケだった(笑)
R88にはC1535がリード線の途中に並列にはんだ付けされているので同様に取り付けた、片側はスタンドに取り付けられている。
見た目を合わせてテストで使ったソリッド抵抗を取り付けようと思ったのですが、作業のしやすさを優先してリード線が少し細いカーボン抵抗を使用した。
75S-3はとても良くできた受信機です、発売は1962年ですが当時としては素晴らしい設計の受信機です、日本では9R-59が発売された頃と言えばどんな時代だったのか想像がつくでしょう。
コメント (2)
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