
スーパーFOXモードに対応したWSJT-X が夏前にリリースされN5Jのペディションを賑わせせましたが、その後に不具合が指摘され、現在は修正されたWSJT-X 2.7.0-rc7がリリースされています。
私はJTDXを使用していましたがスーパーFOXモードを使用するために、現在WSJT-Xの開発メンバーの一人であるDG2YCB Uwe氏が公開しているWSJT-X_IMPROVEDをインストールして使い始めた、WSJT-X_IMPROVEDは画面表示のスタイルにより3種類に分かれている。
WSJT-X_IMPROVEDも本家の修正によりWSJT-X_IMPROVED 2.7.1-devel 240930-RC7:にアップデートされたが、10月2日と10月5日に修正を受けて現在はWSJT-X_IMPROVED 2.7.1-devel 241005-RC7が公開されている。
私が使用しているのはJTDXと画面が似ているALヴァージョンです、wsjtx-2.7.1-devel-win64_improved_AL_PLUS_241005-RC7.exe。


私の使用しているパソコンのCPUはintel i5の第8世代でありあまり高性能は望めないためJTDXの性能を充分には生かし切れていません。
WSJT-XはCPUへの負担も少なく、受信終了後の表示が早く、IMPROVEDではデコード能力も向上しているという触れ込みなのでしばらく使用してみることにした。
これはタスクマネージャーで見たJTDXを動作させたときにCPUのパフォーマンスです、受信周期を1回に設定設定した画面です、15秒毎に受信が切り替わるタイミングで常に100%まで達しています。

こちらはWSJT-X_IMPROVED 2.7.1-develです、15秒毎の受信のタイミングで50%前後の使用率で受信を始めてからすぐにデコードを始めるためかCPUの負荷をうまく散らしています。

どちらが良いのかは判断が付きませんが、私の環境ではWSJT-X_IMPROVED 2.7.1-develの方がストレスなく使えそうです。
ですが同時に起動させて3分間のデコード数を平均すると、僅かですがWSJT-X_IMPROVED 2.7.1-develよりJTDXの方が上回っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます