「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)5月4日(水曜日)
通巻第7320号
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ゼレンスキー大統領のアドバイザーはリクード、ネタニヤフ広報担当だった
彼らは宣伝戦争の心理、認知領域の感受性などのノウハウを助言した
*****」**********************************
イスラエルの最大政党「リクード」を率いたネタニヤフ前首相は、反ネタニヤフの複数のミニ政党が野合した連立工作に負けて下野した。
とはいえ、現イスラエル政権の中枢は保守のベネットが首相、ガンツ(元イスラエル軍参謀総長)が国防相で、独自の外交を展開している。
このイスラエルでリクードの広報担当だったスルキク・アインホーンが、ゼレンスキー大統領に戦略的なアドバイスをしていたことが分かった(『エルサレム・ポスト』、2022年5月3日)。またネタニヤフ前首相のスポークスマンだったジョナサン・ウリッチが、やはりゼレンスキーにアドバイスをしていた。ウリッチはその前にセルビア選挙に赴き、ブチッチ大統領の再選キャンペーンも担当していた。
この二人に加えて戦略的な政策、宣伝方面でゼレンスキー大統領を動かしているのは、オルレリー・アレストビッチである。アレストビッチは、日本の新聞のインタビューにも登場し、ウクライナは近くロシアへの反撃的軍事行動にでると回答している。
かれは「嘘をつねにつくことは重要です」と放言するほど、宣伝戦のノウハウにたけており、大學では心理学、神学を専攻した。若い日には演劇でも活躍した俳優だったというゼレンスキー大統領との共通項がある。
この三人に共通する要素は何か?
心理専攻により相手の認識領域に食い込み、その感受性の特色を把握して受難に宣伝戦のノウハウを助言していることだ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09YC8NY5J/
令和四年(2022)5月4日(水曜日)
通巻第7320号
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ゼレンスキー大統領のアドバイザーはリクード、ネタニヤフ広報担当だった
彼らは宣伝戦争の心理、認知領域の感受性などのノウハウを助言した
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イスラエルの最大政党「リクード」を率いたネタニヤフ前首相は、反ネタニヤフの複数のミニ政党が野合した連立工作に負けて下野した。
とはいえ、現イスラエル政権の中枢は保守のベネットが首相、ガンツ(元イスラエル軍参謀総長)が国防相で、独自の外交を展開している。
このイスラエルでリクードの広報担当だったスルキク・アインホーンが、ゼレンスキー大統領に戦略的なアドバイスをしていたことが分かった(『エルサレム・ポスト』、2022年5月3日)。またネタニヤフ前首相のスポークスマンだったジョナサン・ウリッチが、やはりゼレンスキーにアドバイスをしていた。ウリッチはその前にセルビア選挙に赴き、ブチッチ大統領の再選キャンペーンも担当していた。
この二人に加えて戦略的な政策、宣伝方面でゼレンスキー大統領を動かしているのは、オルレリー・アレストビッチである。アレストビッチは、日本の新聞のインタビューにも登場し、ウクライナは近くロシアへの反撃的軍事行動にでると回答している。
かれは「嘘をつねにつくことは重要です」と放言するほど、宣伝戦のノウハウにたけており、大學では心理学、神学を専攻した。若い日には演劇でも活躍した俳優だったというゼレンスキー大統領との共通項がある。
この三人に共通する要素は何か?
心理専攻により相手の認識領域に食い込み、その感受性の特色を把握して受難に宣伝戦のノウハウを助言していることだ。
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