今回の旅は、「梅雨時の棚田・田園を訪ねる旅」です。
山形県・秋田県・岩手県の棚田と田園を訪ねる旅です。
北東北の棚田を探しに山形県に入りました。
日本海に近い庄内地方の棚田・田園を訪ねています。

ここは山形県・遊佐町・北目梶田
です。
「遊佐町の田園風景」です。
遊佐町は、日本百名山の一つ鳥海山の山頂のある町です。
鳥海山には日本海からの風を受け、多量の雨や雪が降り注ぎます。
これらが長い年月をかけて浸透し、山麓に湧出した伏流水が米を育んできました。

鳥海山麓一帯に広がる遊佐の田園地帯から眺めると、
その山容は大きな海鳥が左右に大きく翼を伸ばし広げたような形に見える。
この山が鳥海山と呼ばれるようになったのはそのためです。
まったく人影のない畔道に車をとめて車外に降り立つと、
思いきり四股を伸ばし、鳥海山に向かって深呼吸をした。
いよいよ、秋田県へと入ります。