ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

札幌穴場スポット・第1回 北大第一農場

2013-03-15 21:43:25 | 好きです札幌

JRタワーと牛!!
こんなとんでもない2ショットを拝むことのできる場所が、札幌市北区に存在する。

北大第一農場。その名の通り、北海道大学の敷地内にあるスポットで、農作物に関する様々な実験を行っているらしい。
JR桑園駅より徒歩10分ほどで辿り着くことができる。

なのに、この広大な景色。

これが札幌市の光景か!?もう完全に十勝である。


すぐ脇にある道路から、細いけもの道を通って農場に入ってみる(本当は関係者以外立入禁止らしいが・・・)。
JR桑園駅方向を見てみると、札幌市立病院などの高層建築物を遠くに眺めることができる。

・・・・・・なんという開放感だろう。ビルのある桑園地区と、今自分が建っている農場内は明らかに別世界だ。


続いて手稲山方向を見てみる。こちらは視界を遮る高層建築物はほとんどなく、晴れ渡った天気も手伝って、この日は手稲山をしっかりと望むことができた。山頂にはまだ雪が残っているのが見えるが、広大な農場内には、少し暖かい初夏の爽やかな風が吹き抜けていた。
いつの間にか、夏はすぐそこまで迫って来ているのであった。



(※2010年5月取材。かつてホームページで公開していた記事を復刻してみました。この新企画「札幌穴場スポット」では過去に取材したボツネタ・秘蔵ネタを順次公開していく予定です!)
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2かいだてばす

2013-03-10 13:56:39 | 車、プラモ、ミニカー
イギリス・ロンドンを走る2階建てバスって良いよね。

最新型の平面なヤツじゃなくて、昔ながらのレトロな方です。

コレです。↓

なんか走る芸術作品というか・・・。あの雰囲気、デザイン、表情がたまらんのですなぁ。
車に興味が無くてもこのバスは好きっていう人も多いはず。


ちなみに、写真はかつて清田区某所の道路沿いに置かれていた廃車体。
数年前にすでに撤去されてしまったんですが、何とこれ、ソフトクリーム屋さんの店舗として活躍してたんですね。

周辺は畑ばかりで何もない中、このバスだけがポツンと目立ち異様な雰囲気でした。

まだ自分が中学生の頃、このバスと近くに放置されていた札幌市営バスの廃車が見たくて、延々と自転車を走らせたのも懐かしい。



・・・そういえば、「2階建てバス」と聞いて思い出すのが、「きかんしゃトーマス」に出てくる「2かいだてバスのバルジー」。
ソドー島のお祭りで人々や機関車たちがウキウキ気分の中、「こんな騒がしい客を乗せるなら故障した方がマシ」といきなり最悪なセリフで登場。
「鉄道バス」とウソの広告を車体に張り付けて機関車たちのお客さんを横取りするが、調子に乗って近道をしたところ、車高の高さが災いして橋げたに激突。
そのまま罰として「にわとり小屋」にされてしまうというろくでもないキャラだったんですが、当時幼稚園児の僕はなぜかこの「バルジー」が大好きでした。

やはり、その赤とクリーム色の素敵なデザインとふてぶてしい表情、そして1回きりしか登場しないレアキャラというのがその要因でしょう。(※)

(※実際には、その後の新シリーズで車体を塗り替えられ「緑色の八百屋さんバス」として復活するが、よほど反省したのか、完全に良い人キャラに生まれ変わっておりまったく面白くない。原作にはこんなストーリーは無いと思われるので、僕の中ではこの話は無かった事にしている。)


・・・まぁそんなこんなで、僕は2階建てバスが大好きなのです。全然面白くない話だったが、今回はこれにて終了。
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南北線の幽霊列車!?

2013-03-01 14:20:00 | どーでもいい日常
最近めっきり会っていない友人Tのブログを見てみたら、いきなり銀閣寺伏見稲荷神社の綺麗な写真がアップされていてビックリ。

どうやら京都へ行ったらしい。

ぐぬぬ・・・。こっちなんて旅行したい気持ちを必死で抑えながら(お金節約のために)悶々とした日々を送っているというのに。


・・・いいもんね~!!僕なんて札幌ドームでSKE観てきたもんね~!!!


・・・ふぅ。じゃ、今日の話題です。


3月といえば、ちょうど1年前、悲しい分かれがありました。

札幌市営地下鉄3000形さよならイベント!!



個人的に札幌地下鉄の中で1番のお気に入りだったレトロ車両、3000形が引退してしまったんです。
最後のお別れイベントにはもちろん僕も参加、その様子は、僕のホームページで公開しているので、よろしければどうぞ。
(完全に宣伝です。はい。)


で、その3000形、とっくの昔にバラバラにされ、この世から消滅していたと思ったんですが・・・。なんと、
つい先日まで南北線内を走行していたらしい!!


車両が現れるのは、終電もとっくに終わった営業終了後、人々もすっかり寝静まった真夜中。電車も走らないはずの深夜3時、消滅したはずの古臭い緑色の電車がモーター音をうならせながらソロソロと・・・。

その姿はさながら、未練を残しこの世から消えた電車のオバケといったところか。


・・・なんか、新手の心霊話みたいになってしまっていますが・・・。オカルト好きの僕にとっては何ともワクワクする話ではないですか。


真相はもちろん、電車の幽霊というわけではなく、地下鉄南北線内に去年から少しずつ設置されている「ホームドア」が関係しているようです。

(※札幌市交通局ホームページより。)

どうやら3000形、南北線の車両基地からホームドア設置予定の駅までドア本体を運ぶ、いわばホームドア輸送車両として、引退後も活躍していたらしいのです。

確かに、ピカピカの現役車両に重い機械類を載せたら、傷が付いてしまう恐れがありますもんね。傷が付いてもどうなってもいい、廃車予定のこの電車を使用していたということです。座席とか撤去して使っていたのかな。


この事実は知らなかったです!先月の「真駒内」駅のドア設置完了をもって、3000形の役目は完全に終了したとの事ですが・・・。最後に1回、走っているところを見たかった!!

でも、もし僕が何の知識も無いまま、夜中にこの光景を目にしていたら、完全に「電車のオバケを見た!!」と信じ込んで眠れなくなっていたと思います。


ちなみにこの事実、中学時代の友人N氏(鉄道マニアである)のブログを見て知りました。
なんとN氏、真夜中に走行中の3000形の写真をアップされていたんです!!恐らく、寒い中で何時間も張り込みをして撮影したに違いない。
・・・N氏、僕並みの変人である。
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