ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

南北線の幽霊列車!?

2013-03-01 14:20:00 | どーでもいい日常
最近めっきり会っていない友人Tのブログを見てみたら、いきなり銀閣寺伏見稲荷神社の綺麗な写真がアップされていてビックリ。

どうやら京都へ行ったらしい。

ぐぬぬ・・・。こっちなんて旅行したい気持ちを必死で抑えながら(お金節約のために)悶々とした日々を送っているというのに。


・・・いいもんね~!!僕なんて札幌ドームでSKE観てきたもんね~!!!


・・・ふぅ。じゃ、今日の話題です。


3月といえば、ちょうど1年前、悲しい分かれがありました。

札幌市営地下鉄3000形さよならイベント!!



個人的に札幌地下鉄の中で1番のお気に入りだったレトロ車両、3000形が引退してしまったんです。
最後のお別れイベントにはもちろん僕も参加、その様子は、僕のホームページで公開しているので、よろしければどうぞ。
(完全に宣伝です。はい。)


で、その3000形、とっくの昔にバラバラにされ、この世から消滅していたと思ったんですが・・・。なんと、
つい先日まで南北線内を走行していたらしい!!


車両が現れるのは、終電もとっくに終わった営業終了後、人々もすっかり寝静まった真夜中。電車も走らないはずの深夜3時、消滅したはずの古臭い緑色の電車がモーター音をうならせながらソロソロと・・・。

その姿はさながら、未練を残しこの世から消えた電車のオバケといったところか。


・・・なんか、新手の心霊話みたいになってしまっていますが・・・。オカルト好きの僕にとっては何ともワクワクする話ではないですか。


真相はもちろん、電車の幽霊というわけではなく、地下鉄南北線内に去年から少しずつ設置されている「ホームドア」が関係しているようです。

(※札幌市交通局ホームページより。)

どうやら3000形、南北線の車両基地からホームドア設置予定の駅までドア本体を運ぶ、いわばホームドア輸送車両として、引退後も活躍していたらしいのです。

確かに、ピカピカの現役車両に重い機械類を載せたら、傷が付いてしまう恐れがありますもんね。傷が付いてもどうなってもいい、廃車予定のこの電車を使用していたということです。座席とか撤去して使っていたのかな。


この事実は知らなかったです!先月の「真駒内」駅のドア設置完了をもって、3000形の役目は完全に終了したとの事ですが・・・。最後に1回、走っているところを見たかった!!

でも、もし僕が何の知識も無いまま、夜中にこの光景を目にしていたら、完全に「電車のオバケを見た!!」と信じ込んで眠れなくなっていたと思います。


ちなみにこの事実、中学時代の友人N氏(鉄道マニアである)のブログを見て知りました。
なんとN氏、真夜中に走行中の3000形の写真をアップされていたんです!!恐らく、寒い中で何時間も張り込みをして撮影したに違いない。
・・・N氏、僕並みの変人である。
コメント
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