ホルマリンのマンネリ感

札幌出身苫小牧在住、ホルマリンです。怪しいスポット訪問、廃墟潜入、道内ミステリー情報、一人旅、昭和レトロなどなど…。

夏は栃木でバイト!!その16

2013-10-25 13:42:37 | チャレンジ企画
休日編! ~日光東照宮・3~

東照宮の最深部であり最重要部である「奥社」へ向かいます。
徳川家康の霊を祀っています。


・・・僕の尊敬する人物の1人であるB級スポット訪問家・故・荒川聡子氏のレポート(2010年)では、この奥社と「鳴龍」は別料金を払って拝観する仕組みだったらしい。現在は多少仕組みが変わったようで、東照宮のチケットに付いている半券を受付に渡すだけで入れました。
・・・なるほど。一回しか入れない仕組みか。


奥社の入り口、「東回廊潜門」には・・・。


東照宮オールスターズの一人(匹)が!

眠り猫ぉぉぉ!
予想通りの小ささ。参拝客が見逃さないように、必要以上に案内看板があったのが笑えた。

魔よけの意味があるらしく、いわば家康墓所の門番といったところですな。




「眠り猫」に注目しがちですが、門本体を飾る花や鳥の生き生きとした彫刻も相当なものです。



心なしか神聖な雰囲気の漂う参道をしばらく進み・・・。
かなり長めの階段を上っていきます。

お盆はもう終わっているはずなのに、結構な数の参拝客がいます。

案内板によると、この辺りの長い参道と石の柵は、東照宮の建築の見どころの一つらしい。
石段は一段ずつ一枚岩を用いており、石柵は一本石をくりぬいて作ってあるという。

・・・まぁみんな階段登るのに必死で、気にも留めていないようですが(笑)。


「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し。 急ぐべからず」・・・東照宮御遺訓

うははははww ホントにその通りだよなぁ。
・・・しかし、長い階段の苦しさまでをも教訓にしてしまう・・・さすが東照宮だ。


階段を登りきり、ようやく「鋳抜門」。こちらは真鍮製です。

狛犬が何ともいい味。


鋳抜門の横にある参道から奥社に入ると・・・。

うっそうとした森の中心に、家康の神霊が眠る「宝塔」が建っていました・・・。

高さ5メートル、現在は唐銅製ですが、これは徳川綱吉が作ったもので、元々は木造、石造の時代もあったという。

宝塔の隣に、願いが叶うという御神木(樹齢数百年)があり、色々とお願いしました。


拝殿の隅に、お守りやらお札など、ありがたい品々が色々と売られていました。・・・何やら必要以上に「奥社限定」という表示が目につきます。

う~ん、何やら金儲けの・・・
いや!断じて違う!東照宮様がそんなイヤラシイ事考えるワケが無い!!


という事で、僕もせっかくなのでお守りを購入。「眠り猫」の絵が描いた物と、お土産用にカワイイ系のストラップを一つ。
お守りを売る巫女さん、会計の時に「○○円になりま~す」なんてコンビニ系の言い方では無く、ちゃんと「○○円お納めいただきます」なんてそれっぽく言っているのがまた何とも・・・。


長い階段をひたすら降り、奥社入口に戻ってきました。



東照宮観光のラストは・・・「鳴龍」!
こちらも東照宮の大きな見どころの一つです。

危うくスルーしてしまうところでした(汗)。
別に入場料かかるのかな~と思ったら、こちらも入場券に付いている別チケットで入ることが出来ました。


残念ながら内部は撮影禁止。

「本地堂」と呼ばれる建物に入ると、天井に大きく「龍」の絵が。
案内人のお坊さんが、龍の口元の真下で拍子木をたたくと・・・。音が反響して、鈴の音のような音が!!
なんとも心地の良い、澄んだ音がハッキリと聞こえます。
建物内の他の場所で叩いても、このような音は鳴らず、むなしく拍子木の音が響くのみ。不思議だねぇ~!


案内人のお坊さん、鳴龍の実演の後に、ちゃっかり・・・いや、真剣な表情で「本地堂」での販売商品の説明を始めました(笑)
小さな球体の鈴ですが、お坊さんが振ってみると聞いたことないほど美しい音色が!!
これは・・・鳴龍の音と一緒だ!!

値段は1000円とやや高めですが・・・お坊さん、「これは一生のお守りとなってくれます。」とやけに強調しています(笑)。うむ・・・確かにお得だ。

結局、その美しすぎる音色にやられてしまい、僕にしては珍しく衝動買いしてしまいました。
高かったが、まぁいいや。栃木バイト生活の思い出の品となることでしょう。


最後に・・・東照宮を出たすぐのところに売店があったので、「三猿」のキーホルダーを購入しました。
これで、「東照宮オールスターズ」の全てのグッズが揃いました!



ということで、東照宮観光終わり。
いやぁ、栃木県最強の聖地でパワー貰いまくりでした!


雨が強くなってきましたが・・・これから世界遺産点在の山を巡りたいと思います。


次回!
神頼みするのにもお金がかかる。だから僕はお金を払い続ける。

続く。
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