1日目 午後5時半。
ようやく問寒別の集落に到着!
あぁ~、やっと人がいるよ…。
小さいですが集合住宅やアパートがあり、予想以上に開けています。(^-^)
…あっ!
こっ、これは…!!
道内ニュースで話題になっていた問寒別駐在所のパトカー雪像じゃないですか!♪まさかこの目で見られるとは(*^_^*)。
スズキソリオ?(左)と日産スカイライン(右)
昨年、ここ問寒別駐在所の職員さんが制作した雪像が好評であったため、今年は2台に増えて再登場。今回は制作者の方が足を骨折していたため、近くの住民たちも手伝って造られた力作だとか。
雪が積もっていて残念ですが、リアリティ抜群。スカイラインに関しては本物と見間違うほどです♪
…それにしても寒い!寒い寒い寒い寒い寒い寒い。
あまりの寒さのせいなのか、さっきからお腹が異常に痛い。これは腹を壊したときの痛みじゃなくて、猛烈な空腹のときの痛みに近いですね…。
何か体内に入れなくてはいけないと感じたので、ようやく見つけたAコープでホットコーヒーとお菓子を買い込む。
基本的に温かい缶入り飲料は嫌いなんですが、今回は仕方ない(笑)。
…さて、ここ問寒別に来たのは他でもありません。駅に行くためです。
本日の宿は美深町に取っておりますので、最後にもう1本列車に乗らなくてはならないんですね。買い込んだお菓子を手に、いざ問寒別の駅へと向かいます。
これほど開けた場所にある駅なんだから有人駅でしょ、しっかり暖を取らせて頂こう…と思いながら駅に向かうと。
…また貨車駅かよ!
期待はあっさりと裏切られてしまい、もちろんストーブ無し(泣)。駅舎の中も極寒です…。
しかし最近リニューアルされたのか、鮮やかな黄色い外装に小奇麗な室内。先ほどの廃止寸前・安牛駅とは雰囲気が全く違います。
ベンチに腰をおろしてホットコーヒーとお菓子を食べるも…何もかも冷え切っているので大して美味しくない(T_T)。
お腹の異様な痛みも収まらず…。
あぁ~寒い寒い寒い寒い寒い寒い!
次の列車は1時間30分後ですよ。この極寒の貨車の残骸の中でひたすら耐えなくてはならないのか…。
駅舎内には気を利かせてくれているのか、問寒別駅や周囲の歴史が写真や絵と共に解説されています。もちろん読むと興味深いのですが、さっきから震えが酷過ぎてそれどころじゃない。
なんてみすぼらしい旅なんでしょう…(笑)。
中にいても外にいても大して変わらないので、ホームへと出てみます。
「といかんべつ」っていう名前が良いね。いかにも北のはずれの集落という感じがします。やはりここは冬に来なくては(*^_^*)。
駅前通りは開けているので、ここは「秘境駅」ではありませんね。利用者もそれなりに居そうだし、どうせならもっと立派な駅舎を立てればいいのに。
なお、貨車の中に貼られた写真を見ると、この駅もかつては国鉄型の大きな木造駅舎があったようです。
午後7時15分。
待合室の中でひとり震えながら待ち続け…。旭川行き上り列車がようやくやってきました。
やれやれ…。
車内に入ろうとすると、若い運転手さんが顔を出して話しかけてきました。
「列車内のトイレが故障しておりますので、いつでもお申し付けください。そこら辺の駅に停車しますので…。」
あはははは、さすがにちょっとおおらか過ぎやしませんかねぇ。(^_^;)
あぁあ~、あったかい……。ようやくひと段落です。(*^_^*)
車内は旅行者らしき女の子と僕だけ。真っ暗闇の中をひたすら進み続けるのでやや怖かったですよ…。
久々の暖房にウトウトしつつ。
午後8時35分、美深駅に到着!
駅前の気温は-7度でした…。
そして駅前通りにも関わらず、キツネがウロウロ徘徊しています…(^_^;)。
誰もいない駅前通り…。
まだ9時前だというのに、ずいぶんと静まり返っています。こちらも小さな北の町といった感じですね…。
旅館に入る前に、通りのはるか向こうにあったセブンイレブンまで行って夕食を買い込みます。
後から知ったのですが、ここ美深町のセブンはチェーン最北端だったらしいです。
本日のお宿「旅館 旭荘」
既に予約済みです。数日前に大学構内から電話を入れました(笑)。
こんな夜に食事付きというのも申し訳なかったので、4500円の素泊まりプラン。
いい感じのお部屋♪
旅館のたたずまいから素朴でワクワクしていましたが、ココを選んで正解ですね!
田舎のひとり旅にふさわしい場所でした(*^_^*)。
やはり寒い町なので、ストーブをガンガン焚いても全く温くならず。
共用の浴室でしっかり温まってきますか。
1日目、終了。
明日は宗谷本線とその他の駅を2つほど巡り、ひとまず札幌へ戻ろうと思っています。
続く。
ようやく問寒別の集落に到着!
あぁ~、やっと人がいるよ…。
小さいですが集合住宅やアパートがあり、予想以上に開けています。(^-^)
…あっ!
こっ、これは…!!
道内ニュースで話題になっていた問寒別駐在所のパトカー雪像じゃないですか!♪まさかこの目で見られるとは(*^_^*)。
スズキソリオ?(左)と日産スカイライン(右)
昨年、ここ問寒別駐在所の職員さんが制作した雪像が好評であったため、今年は2台に増えて再登場。今回は制作者の方が足を骨折していたため、近くの住民たちも手伝って造られた力作だとか。
雪が積もっていて残念ですが、リアリティ抜群。スカイラインに関しては本物と見間違うほどです♪
…それにしても寒い!寒い寒い寒い寒い寒い寒い。
あまりの寒さのせいなのか、さっきからお腹が異常に痛い。これは腹を壊したときの痛みじゃなくて、猛烈な空腹のときの痛みに近いですね…。
何か体内に入れなくてはいけないと感じたので、ようやく見つけたAコープでホットコーヒーとお菓子を買い込む。
基本的に温かい缶入り飲料は嫌いなんですが、今回は仕方ない(笑)。
…さて、ここ問寒別に来たのは他でもありません。駅に行くためです。
本日の宿は美深町に取っておりますので、最後にもう1本列車に乗らなくてはならないんですね。買い込んだお菓子を手に、いざ問寒別の駅へと向かいます。
これほど開けた場所にある駅なんだから有人駅でしょ、しっかり暖を取らせて頂こう…と思いながら駅に向かうと。
…また貨車駅かよ!
期待はあっさりと裏切られてしまい、もちろんストーブ無し(泣)。駅舎の中も極寒です…。
しかし最近リニューアルされたのか、鮮やかな黄色い外装に小奇麗な室内。先ほどの廃止寸前・安牛駅とは雰囲気が全く違います。
ベンチに腰をおろしてホットコーヒーとお菓子を食べるも…何もかも冷え切っているので大して美味しくない(T_T)。
お腹の異様な痛みも収まらず…。
あぁ~寒い寒い寒い寒い寒い寒い!
次の列車は1時間30分後ですよ。この極寒の貨車の残骸の中でひたすら耐えなくてはならないのか…。
駅舎内には気を利かせてくれているのか、問寒別駅や周囲の歴史が写真や絵と共に解説されています。もちろん読むと興味深いのですが、さっきから震えが酷過ぎてそれどころじゃない。
なんてみすぼらしい旅なんでしょう…(笑)。
中にいても外にいても大して変わらないので、ホームへと出てみます。
「といかんべつ」っていう名前が良いね。いかにも北のはずれの集落という感じがします。やはりここは冬に来なくては(*^_^*)。
駅前通りは開けているので、ここは「秘境駅」ではありませんね。利用者もそれなりに居そうだし、どうせならもっと立派な駅舎を立てればいいのに。
なお、貨車の中に貼られた写真を見ると、この駅もかつては国鉄型の大きな木造駅舎があったようです。
午後7時15分。
待合室の中でひとり震えながら待ち続け…。旭川行き上り列車がようやくやってきました。
やれやれ…。
車内に入ろうとすると、若い運転手さんが顔を出して話しかけてきました。
「列車内のトイレが故障しておりますので、いつでもお申し付けください。そこら辺の駅に停車しますので…。」
あはははは、さすがにちょっとおおらか過ぎやしませんかねぇ。(^_^;)
あぁあ~、あったかい……。ようやくひと段落です。(*^_^*)
車内は旅行者らしき女の子と僕だけ。真っ暗闇の中をひたすら進み続けるのでやや怖かったですよ…。
久々の暖房にウトウトしつつ。
午後8時35分、美深駅に到着!
駅前の気温は-7度でした…。
そして駅前通りにも関わらず、キツネがウロウロ徘徊しています…(^_^;)。
誰もいない駅前通り…。
まだ9時前だというのに、ずいぶんと静まり返っています。こちらも小さな北の町といった感じですね…。
旅館に入る前に、通りのはるか向こうにあったセブンイレブンまで行って夕食を買い込みます。
後から知ったのですが、ここ美深町のセブンはチェーン最北端だったらしいです。
本日のお宿「旅館 旭荘」
既に予約済みです。数日前に大学構内から電話を入れました(笑)。
こんな夜に食事付きというのも申し訳なかったので、4500円の素泊まりプラン。
いい感じのお部屋♪
旅館のたたずまいから素朴でワクワクしていましたが、ココを選んで正解ですね!
田舎のひとり旅にふさわしい場所でした(*^_^*)。
やはり寒い町なので、ストーブをガンガン焚いても全く温くならず。
共用の浴室でしっかり温まってきますか。
1日目、終了。
明日は宗谷本線とその他の駅を2つほど巡り、ひとまず札幌へ戻ろうと思っています。
続く。
そこら辺の駅に停車しますで・・・』そこら辺←っていうのが
いいですね。(^^;)そして美深駅に到着!極寒に耐え忍び
着いた宿が畳敷き。田舎町が今も持ち続けているぬくもり感が
半端ないとそう感じましたよ。秘境巡りはある意味、死と隣り
合わせなのかもしれませんね。毎回読ませてもらっていますが
波乱万丈がすごすぎて、ハラハラドキドキの連続です。
汽車?電車?は他に載っている人いなかったんですか?トイレ故障でトイレ使いたかったら駅によってくれるって親切ですね。
夏に美深駅から朱鞠内湖通って走ったらくだりはそばばたけと離農した朽ち果てた農家の景色が一時間以上続いていました。それだけ人がいないところなんですね。
今回宿泊した宿はこぢんまりしていましたが、風情があってありきたりな観光地のホテルよりよっぽど楽しかったです(^-^)。後で知った情報によると、利用者はリピーターが多いようです。小さな町の貴重な宿ですしね。
今回は都合により真冬の旅となってしまいましたが、やはりこの時期は秘境駅巡りには適していませんね(^_^;)
訪問者が少ないぶん、秘境度合いは増していて大満足でしたが…(*^_^*)
汽車は自分の他に旅行者の女性がひとり乗っているだけでした。実は多少トイレに行きたかったのですが、わざわざ列車ごと待たせるのも嫌だったので下車まで耐えました(笑)。
道北地方は過疎化が進む一方ですね。朱鞠内湖あたりにもかつて国鉄路線が通っていましたが、それも見る影もない感じですね(^_^;)。
やはり生活が不便なので、皆さん道央寄りに移っていってしまうのでしょうか…。
奥さんと地域住民の方が少しでも長い冬を楽しく生活するために
こういうことまで無駄といっていいのかなのだ。
そんだらこつ、自衛隊の雪像はどうなのだ。
それもだめなんか!なのだ。
…近頃効率優先ばかしなのだつるみん
糠南から歩いてきて、パトカーの赤色灯があったら、
誰だってほっとします。
粋なお出迎えということで、無駄じゃないです。
・・・いつもは警察は「犬」っていってるけどはじめっち
ここのトイレ、簡易水洗だから凍っているかも。
ここの街の人たちが使っているから、
居心地は悪いけど、雪を避けるには十分。
「有人駅が…」が出るくらい、風雪が強かったのだと思います。
・・・大概は車で駅にむかえに来るし…みならいかのん
自分らはあつかましいからよくわかんないだども、
ダメもとで駐在所に入ってお茶もらえばいいのす。
パトカーとかすげぇとかほめればいいのだべ。
んでもって地域のこととか、取材調で聞くのも見聞を広めるいい機会だったりするっす
でもまあ、そんな体験記書いたらマネするやつがいるから、
ブログ記事に載せて自慢すんのダメなんだどもす。
・・・農協あいてなかったのすか?ゆたか
心無いコメントをする人も居るものですね。
本物のパトカーと見間違う完成度なので、スピード違反も減りそうで効果的なものだと自分は思います(^-^)。
あと、こうしてニュース、新聞などにも取り上げられて町の観光PRにも繋がりますしね。
堅苦しい事言わずに、少しは遊び心を持つことも大切ですよね。
>はじめっちさん
自分が訪問した時はすっかり日が沈んでいたので、なおさら安心感がありました(^_^;)。雪像の素朴なタッチのおかげで、何とも可愛らしいお出迎えですね。他の秘境駅ファンも糠南駅の訪問のついでに見物してそうです。
町内に限らず、町外から訪れた人への観光場所を増やす事も大切ですよね。
>みならいかのんさん
問寒別駅、貨車の中のトイレと思しきドアには鍵が掛かっていました…。
確かに元・貨車なので作りがしっかりしており、風雪をしのぐには充分とも言えますね(^-^)。
この駅が大きな駅舎に建て替えられないのは、やはり待合を利用するお客さんが少ないからなのですかね…。
>ゆたかさん
駐在所でお世話になるとは思いつきませんでした(^-^)
しかし駅との距離が若干離れていたので、極寒の中また戻るのも厳しかったかもしれません…。
もし駐在所に入ったら、雪像制作者の警官さんとも出会えたかもしれませんね。雪像を作ろうと思った経緯とか…聞いたら楽しそうですね。
農協、確かに建物はありましたが、この時は真っ暗で人の気配は無かったようでした…(^_^;)