久しぶりの車ネタです。
完全なる自己満足で書くので、興味のない方は適当にスルーしてください(笑)。
さて、皆さんは車のプラモデルって作ったことありますか?
一口に車プラモといっても、そのジャンルは多彩に富んでおり、選択肢が幅広いんですよね。
F1で華々しく活躍するレーシングカー、自動車史に残る往年の名車や憧れのスポーツカーをじっくり製作するのもよし。
家族で愛用しているミニバン、セダン、キュートなコンパクトカーといった身近なものをサクッと作って部屋に飾るのもよし。
大きめの物としては、観光バス、ダンプカー等の働く車も充実しており、上級者の中には大型トラックのプラモを実車の雰囲気満点に再現したり、自分好みに改造してデコトラ仕様にカスタマイズする人もいます。
とにかく多彩な車プラモの世界ですが・・・。
その中には、はっきり言って「なんでこのクルマかなぁ??」というような地味すぎる車のプラモも少なからずあるんですよね。平凡な営業車とか、質素な商用車とか。
車プラモといえば、完成後の見た目が存在感抜群で圧倒されるのがほとんどなんですが、これらの地味車プラモは華々しさが全くありません。(笑)
ここ数年、僕はこのような地味車プラモを収集し、製作して部屋に飾るというのが変態趣味の1つになりつつあります(笑)。僕は商用車、地味車マニアなので、昔から格好良いスポーツカーのプラモなんてものには見向きもしませんでした。今もそうです。
ということで、この新コーナーは僕が製作した「地味すぎる自動車プラモ」のいくつかを紹介していこうというものです。かなりヘタクソで散々な出来の物ばかりですが、その辺はご了承ください(笑)。
それでは第一回、どうぞ。
トヨタ プラッツ(フジミ製)
~地味車プラモの極み!!なぜこのクルマを?~
トヨタ・プラッツといえば、街中を歩くと遭遇率100%、しかし存在感が無さ過ぎて誰にも見向きもされない、そんな車です(笑)。もともと小型車ヴィッツをベースに、後ろに無理やりトランクをつけてセダン仕様にしたものなので、見た目はかなりズングリしております。
シニア向けコンパクトセダン&会社の社用車をターゲットに開発されたようで、街中で見るトヨタプラッツ、かなりの高確率で営業車として酷使されているか、年配の方がハンドルを握っています。車好きが可愛がるような車ではありません。
以前訪問した名古屋市の「トヨタミュージアム」では、綺麗に磨かれたトヨタの名車たちの脇でベコベコにヘコんだ衝突実験車として展示されていました(笑)。(気になる方はコチラ。)
僕も、最初にこの車の存在に気付いた時は「なんて質素なクルマなんだ!」と馬鹿にしました(笑)。しかし他のセダンには無いような、大きく「P L A T Z」と書かれたリアの洒落たデザインや、細長い焼き菓子を想起させる車名などが密かに気に入っていました(←それはプリッツ)
そんな地味なプラッツのプラモデルが存在しているのを知ったのは、確か2009年ごろ。
偶然、完成作品の画像をネットで見つけたのですが、その時の衝撃と言ったら相当なものでした。
車のプラモデルは、模型映えするようなカッコいい名車だけだと思っていた考えが見事にぶち壊されました。かなりのショックでしたね。
「こんな車のプラモがあるなんて!!いろんな意味で作ってみたい!」
肝心の商品はとっくに絶版になっていて、しかも当時はプラモ趣味からは離れていたのですが、アマゾンで奇跡的に残っていた1品をすぐに購入してしまいました。
数年間まったくやっていなかったプラモデル製作、久々の挑戦でした。
そして、この時は初めての試みである塗装に挑んでみることに。
車のプラモデルは以前に何度も作ったことがありましたが、この時はまだ「お金がかかるし大変そう!」ということで塗装はしたことが無かったんですよね。
模型店で初めてスプレー1本(ボディカラー用)、内装用の水性塗料数本と筆、マスキングテープ等を買い込み、ドキドキ気分で挑みました。真冬の極寒の中、窓全開にして恐る恐るスプレーを吹いたのも懐かしい。
・・・つまり、僕にとってこのプラモ、初めて塗装した記念すべき作品なんですよね。
もっと言うと、これを機にプラモ趣味が復活し、暇さえあればじっくり塗装しながら制作するようになったため、僕の人生を変えたプラモといっても過言ではありません(笑)。
そんな思い入れの強い完成作品、それではご覧ください。
・・・地味すぎます!!
このプラモ、積極的に制作した人なんて居たんでしょうか!?「ウチでコレ乗ってるから作ってみよう!」なんていうオーナーも居なさそうですし・・・。
まず気になるのが、「なんでこの車のプラモデルを発売したのか!?」という事ですが・・・。
部品をよく見ると、このプラモ、実車よろしくトヨタ・ヴィッツのプラモデルとの共有部品がほとんどです。
「せっかくヴィッツのプラモ開発したんだから、ついでに兄弟車のプラッツも出すか~。」などという流れでボディのみを設計し、追加して発売されたものと思われます。
ただし!「ヴィッツ」のプラモデルは現在でも継続販売されている定番商品なのに比べて、こちらのプラッツはとっくに絶版になっていることを考えると・・・やはり売れなかったのでしょう。(笑)
埃まみれで汚いですが・・・。
部品構成は簡単なもので、作りやすいプラモでした。箱には「純国産プラモデル」などという嬉しいのかどうか分からないシールが誇らしげに貼られていました。
肝心のボディーのクオリティですが、雰囲気は出ているものの実車よりやけにドッシリした印象で、実車の頼りない雰囲気が完全に再現されていないのが残念。もうちょっとバンパーが細ければ、ホンモノの軽くてちっちゃい感じが出ていたかもね。
この角度から見ただけでもいかにも営業車チック。パトカーなど多少のバリエーション展開があったようです。
制作したのは、標準グレードよりも少し豪華な仕様のようで、ホイールは脱力系の純正ではなく多少カッコイイ物を履いています。
説明書では、ボディーの色は「黒or白」と指定されていましたが、黒だとカッコ良すぎるし、白もなんだかしっくりこない・・・。
「やっぱり、この車にはシルバーでしょ!」ということで、街中で一番見る事の多いシルバーで塗装しました。
このプラモを作ってからというもの、今ではトヨタプラッツ、個人的に好きな車ベスト5に入る存在になってしまいました。街中で見ると必ず目で追ってしまいます。
あの控えめな雰囲気がかわいらしいんですよね~。
ウチの近くにあるガソリンスタンドのレンタカーに、ピンク色のこの車があります。レース地のシートカバー、小さなカーテン付きという明らかに年配者向けの雰囲気ですが、機会があれば借りてみたい。
ということで、新シリーズ「地味すぎる自動車プラモ」第1回でした。
・・・面白かったですか?一応、ネタは第6回~7回ぐらいまであるんですが・・・。
反響があれば積極的に書いていきますし、人気が無ければネタ切れ時にでも適当に書いていきます。
・・・ちなみにこの記事、調子に乗って「地味」「存在感ない」など、車会社やプラモメーカーをバカにするような事をかなり書いてしまいましたが、僕はむしろこういう車、そしてプラモが大好きです。決して誤解しないでくださいね。
完全なる自己満足で書くので、興味のない方は適当にスルーしてください(笑)。
さて、皆さんは車のプラモデルって作ったことありますか?
一口に車プラモといっても、そのジャンルは多彩に富んでおり、選択肢が幅広いんですよね。
F1で華々しく活躍するレーシングカー、自動車史に残る往年の名車や憧れのスポーツカーをじっくり製作するのもよし。
家族で愛用しているミニバン、セダン、キュートなコンパクトカーといった身近なものをサクッと作って部屋に飾るのもよし。
大きめの物としては、観光バス、ダンプカー等の働く車も充実しており、上級者の中には大型トラックのプラモを実車の雰囲気満点に再現したり、自分好みに改造してデコトラ仕様にカスタマイズする人もいます。
とにかく多彩な車プラモの世界ですが・・・。
その中には、はっきり言って「なんでこのクルマかなぁ??」というような地味すぎる車のプラモも少なからずあるんですよね。平凡な営業車とか、質素な商用車とか。
車プラモといえば、完成後の見た目が存在感抜群で圧倒されるのがほとんどなんですが、これらの地味車プラモは華々しさが全くありません。(笑)
ここ数年、僕はこのような地味車プラモを収集し、製作して部屋に飾るというのが変態趣味の1つになりつつあります(笑)。僕は商用車、地味車マニアなので、昔から格好良いスポーツカーのプラモなんてものには見向きもしませんでした。今もそうです。
ということで、この新コーナーは僕が製作した「地味すぎる自動車プラモ」のいくつかを紹介していこうというものです。かなりヘタクソで散々な出来の物ばかりですが、その辺はご了承ください(笑)。
それでは第一回、どうぞ。
トヨタ プラッツ(フジミ製)
~地味車プラモの極み!!なぜこのクルマを?~
トヨタ・プラッツといえば、街中を歩くと遭遇率100%、しかし存在感が無さ過ぎて誰にも見向きもされない、そんな車です(笑)。もともと小型車ヴィッツをベースに、後ろに無理やりトランクをつけてセダン仕様にしたものなので、見た目はかなりズングリしております。
シニア向けコンパクトセダン&会社の社用車をターゲットに開発されたようで、街中で見るトヨタプラッツ、かなりの高確率で営業車として酷使されているか、年配の方がハンドルを握っています。車好きが可愛がるような車ではありません。
以前訪問した名古屋市の「トヨタミュージアム」では、綺麗に磨かれたトヨタの名車たちの脇でベコベコにヘコんだ衝突実験車として展示されていました(笑)。(気になる方はコチラ。)
僕も、最初にこの車の存在に気付いた時は「なんて質素なクルマなんだ!」と馬鹿にしました(笑)。しかし他のセダンには無いような、大きく「P L A T Z」と書かれたリアの洒落たデザインや、細長い焼き菓子を想起させる車名などが密かに気に入っていました(←それはプリッツ)
そんな地味なプラッツのプラモデルが存在しているのを知ったのは、確か2009年ごろ。
偶然、完成作品の画像をネットで見つけたのですが、その時の衝撃と言ったら相当なものでした。
車のプラモデルは、模型映えするようなカッコいい名車だけだと思っていた考えが見事にぶち壊されました。かなりのショックでしたね。
「こんな車のプラモがあるなんて!!いろんな意味で作ってみたい!」
肝心の商品はとっくに絶版になっていて、しかも当時はプラモ趣味からは離れていたのですが、アマゾンで奇跡的に残っていた1品をすぐに購入してしまいました。
数年間まったくやっていなかったプラモデル製作、久々の挑戦でした。
そして、この時は初めての試みである塗装に挑んでみることに。
車のプラモデルは以前に何度も作ったことがありましたが、この時はまだ「お金がかかるし大変そう!」ということで塗装はしたことが無かったんですよね。
模型店で初めてスプレー1本(ボディカラー用)、内装用の水性塗料数本と筆、マスキングテープ等を買い込み、ドキドキ気分で挑みました。真冬の極寒の中、窓全開にして恐る恐るスプレーを吹いたのも懐かしい。
・・・つまり、僕にとってこのプラモ、初めて塗装した記念すべき作品なんですよね。
もっと言うと、これを機にプラモ趣味が復活し、暇さえあればじっくり塗装しながら制作するようになったため、僕の人生を変えたプラモといっても過言ではありません(笑)。
そんな思い入れの強い完成作品、それではご覧ください。
・・・地味すぎます!!
このプラモ、積極的に制作した人なんて居たんでしょうか!?「ウチでコレ乗ってるから作ってみよう!」なんていうオーナーも居なさそうですし・・・。
まず気になるのが、「なんでこの車のプラモデルを発売したのか!?」という事ですが・・・。
部品をよく見ると、このプラモ、実車よろしくトヨタ・ヴィッツのプラモデルとの共有部品がほとんどです。
「せっかくヴィッツのプラモ開発したんだから、ついでに兄弟車のプラッツも出すか~。」などという流れでボディのみを設計し、追加して発売されたものと思われます。
ただし!「ヴィッツ」のプラモデルは現在でも継続販売されている定番商品なのに比べて、こちらのプラッツはとっくに絶版になっていることを考えると・・・やはり売れなかったのでしょう。(笑)
埃まみれで汚いですが・・・。
部品構成は簡単なもので、作りやすいプラモでした。箱には「純国産プラモデル」などという嬉しいのかどうか分からないシールが誇らしげに貼られていました。
肝心のボディーのクオリティですが、雰囲気は出ているものの実車よりやけにドッシリした印象で、実車の頼りない雰囲気が完全に再現されていないのが残念。もうちょっとバンパーが細ければ、ホンモノの軽くてちっちゃい感じが出ていたかもね。
この角度から見ただけでもいかにも営業車チック。パトカーなど多少のバリエーション展開があったようです。
制作したのは、標準グレードよりも少し豪華な仕様のようで、ホイールは脱力系の純正ではなく多少カッコイイ物を履いています。
説明書では、ボディーの色は「黒or白」と指定されていましたが、黒だとカッコ良すぎるし、白もなんだかしっくりこない・・・。
「やっぱり、この車にはシルバーでしょ!」ということで、街中で一番見る事の多いシルバーで塗装しました。
このプラモを作ってからというもの、今ではトヨタプラッツ、個人的に好きな車ベスト5に入る存在になってしまいました。街中で見ると必ず目で追ってしまいます。
あの控えめな雰囲気がかわいらしいんですよね~。
ウチの近くにあるガソリンスタンドのレンタカーに、ピンク色のこの車があります。レース地のシートカバー、小さなカーテン付きという明らかに年配者向けの雰囲気ですが、機会があれば借りてみたい。
ということで、新シリーズ「地味すぎる自動車プラモ」第1回でした。
・・・面白かったですか?一応、ネタは第6回~7回ぐらいまであるんですが・・・。
反響があれば積極的に書いていきますし、人気が無ければネタ切れ時にでも適当に書いていきます。
・・・ちなみにこの記事、調子に乗って「地味」「存在感ない」など、車会社やプラモメーカーをバカにするような事をかなり書いてしまいましたが、僕はむしろこういう車、そしてプラモが大好きです。決して誤解しないでくださいね。