![Img_0446 Img_0446](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/af/41d259b92ef5308a49c5b17f2cf03cf1.jpg)
寒い冬の夜、
古い町家の3階にしつらえた クリスマスの森 で、
ピクニックに出かけるように、その音楽会は始まった。
料理担当のムシャリロさんも、
これは偶然でおどろいたのだが、
色とりどり可愛らしいピクニックBoxを
40人分作って来て下さった。
おいしいお料理と紅茶やワインで
小腹が満たされた頃、いよいよ音楽の時間。
静まった森の中に
アイリッシュハープとギターの音色が
ゆったり 響き渡っていった。
![Tico_moon Tico_moon](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/ab/8af5503f6d420c1b93b5d49e6a4a7a7e.jpg)
tico moon の音楽は、
森にさしこむ光のように、
木や花々をつたう甘い露のように、
キラキラと森の中をただよい流れ去っていった。
ふと花たちに目をやると、
やはりその音楽に聴き入っているようだった。
![Img_0475 Img_0475](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/48/2edddc89749e6965c8a4b485de87cb8e.jpg)
ギターの影山敏彦さんは
演奏後、みなさんに書いてもらうアンケートを読むのが
3度の食事ほど大事で大好きだそうで、
そんな思いが伝わったのか、
みなさんが驚くほど真剣に丁寧に書いて下さった感想文を
私も後で読ませて頂いた。
みな 様々な想像の世界で遊ぶことができた様子、
そしていろんな感情や思い出と音楽がつながったようで、
拝読し、あらためて胸が熱くなった。
tico moon の音楽は、
自然のふところに帰るような、そんなあたたかさ。
きっと世代も越え、時代も越えて行くのだろうな。
その音楽が生まれるところにいたことの幸せ。
またいつか、こんなライブを。
その日に咲いた花たちとともに。
![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/3f/05ea9e0158e8fcf561ad4ffe83da2af1.jpg)