(「河北新報」平成30年4月28日(土)付け記事より引用)
45都道府県が今月導入
文部科学省は、障害のある生徒が通常学級に在籍しながら必要に応じて別室などで授業を受ける「通級指導」を4月から45都道府県と5政令指定都市の一部公立高校などで導入したと発表した。
文科省によると、公立小中学校では2017年度、言語障害や自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの障害がある児童生徒約11万人が通級指導の対象となった。こうした状況を踏まえ、同省は高校でも一定の単位数を超えない範囲で、18年度から通級指導を実施できるよう省令改正していた。
高校や地域の公共施設などを利用した通級指導教室の設置予定数を自治体ごとに見ると、兵庫県と山口県の9ヵ所が最も多く、群馬県、宮崎県、神戸市が8力所。東北6県はいずれも1力所だった。都道府県のうち、18年度に通級指導を実施しないのは栃木県と三重県で、いずれも19年度から始める予定という。
林芳正文科相は「高校でも通級指導のニーズが高まっている。各学校にしっかり取り組んでもらい、国もサポートしていく」と述べた。
45都道府県が今月導入
文部科学省は、障害のある生徒が通常学級に在籍しながら必要に応じて別室などで授業を受ける「通級指導」を4月から45都道府県と5政令指定都市の一部公立高校などで導入したと発表した。
文科省によると、公立小中学校では2017年度、言語障害や自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの障害がある児童生徒約11万人が通級指導の対象となった。こうした状況を踏まえ、同省は高校でも一定の単位数を超えない範囲で、18年度から通級指導を実施できるよう省令改正していた。
高校や地域の公共施設などを利用した通級指導教室の設置予定数を自治体ごとに見ると、兵庫県と山口県の9ヵ所が最も多く、群馬県、宮崎県、神戸市が8力所。東北6県はいずれも1力所だった。都道府県のうち、18年度に通級指導を実施しないのは栃木県と三重県で、いずれも19年度から始める予定という。
林芳正文科相は「高校でも通級指導のニーズが高まっている。各学校にしっかり取り組んでもらい、国もサポートしていく」と述べた。