やっぱり最後はそこ。

マット君ちで餃子の日。
今回は２人でなく、彼の女友達も呼んで３人。

あたし嫌なのよ、よく知らない日本語を話さない人とご飯って。
６－７人でガヤガヤやるならどうってことないんだけどさ。
少人数だと逃げ場がないかじゃい？

でもまぁ、マット君の友達だし悪い子じゃないだろうし。
前から紹介したい子がいるって言われてたしさ。

彼ら２人に喋らせてあたしは聞き役に徹して、台所仕事をしながら犬と遊んでればいいや・・・なーんて考えてたんだけど！

その女性たるや、正に借りてきた猫状態。
まぁ、大人しいこと！！

アメリカで自分より喋らない非日本人に出くわしたことがなかったあたしは大きく戸惑ったわ。

ひたすら自分のことを喋る「あたし、あたし、あたし！」な人がこの国には多い中、想定外もいいところよ。

でもね、こちらが話題を振れば感じ良く返ってくるのよ。

ただ、１度も彼女から振ってこない。
ただの１度も！！！

「あら、あたしを無視ね。早速嫌われてるわ・・・」っていうなら納得も出来るけど、そうでもない。

マット君ももっと気を使って盛り上げてくれればいいのに至って通常通り。

更には女２人に餃子を包ませて、自分は暫くどこかへ消えたのよ。
信じられないわ。

こういう時に頼れるビールも今回は運転して帰らなければ無いので飲めない。
彼女も飲み物はお水。

粗末な英語で次の話題を振るヒントを得ようとあたしの頭はフル回転よ。

初対面だけにパーソナルなことは聞けないし勿論、向こうは一切聞いてこない。
共通の話題はゼロ。

最後の頼みの綱、犬のあの子は台所には一歩も踏み入れてはいけないよう躾されちゃってるし。

あたしが逃げ場を求めるべく洗い物を始めれば彼女も隣にやって来る。
そしてまた２人無言で作業・・・・

通常、エンターテイナー役でよく喋るマット君ですら反応がイマイチのゲスト２人に居た堪れなくなったのか食後はピアノ弾き始めちゃってさ。

リサイタル会場と化してる間は良かったわよ、演奏を聴いてるフリしてればいいんだもの。

終わるや否やあたしはデザートを要求。
そして速攻で帰ってきたわ。

きっと２人だけの方が学校の話とか出来て盛り上がるのよ。。。なんて自分に言い訳しながら。



ダニーのスポーツイベントでよく一緒になる女性がいるんだけどね。
いつも誰に対しても楽しそうで元気なの。

彼女を観察して思うに、性格/社交性は勿論だけど要は頭がいいのよ。

あたしの場合、もう頭も性格もどうにもならないからせめて社交性？





あっ、











英語か！