ダニー食堂

右往左往の日々。

屈辱を感じる

2012-06-22 | もう1品
セラピスト2人同伴で、地下鉄に乗って靴を買いに出ました。

前回のバス同様、車椅子でどう公共交通機関を乗りこなすかの練習ね。

今まではエスカレーターがあっても敢えて階段を使っていた我々。
これからは一生懸命エレベーターを探す人へと変わりました。

不本意極まりないわ。

ホームレスのおいちゃんが寝ていたホームの一番奥まったところにあったエレベーター。

乗るとまずキツイ芳香剤の匂いが鼻についたわ。
理由は大体想像がつくけどね。

これだけで、あたしをしょんぼりさせるに十分な要素があったのに、帰りのエレベーターでは決定的でした。

背景が悪そうな若い子3人と一緒になって、そのうちの一人が言ったのよ。

「中国人(恐らく私とベトナム系のセラピストのこと)がいるなんてスラム街にでもいるみたい」って。

そもそも西海岸の都市部でそういう発言をすること自体が「どこからいらしたの?」なんだけど、だから誰も何も言わなかったのだろうけど、少なからずあたしは悲しかったわ。

いつも通り階段を使っていればこんな思いをせずに済んだのにって考えたし。

多分、冷ややかな目線であたしがその子を見下ろしていたのね。
エレベーターを降りてからもずっとその子があたしのことを振り返り見てたわ。

え?場所的に時期的にオカマと間違えられてたかも?

今週末はゲイプライドなんとかで、この辺一帯が混雑するようです。
せっかくだからパレードでも見てこようかな。