ダニー食堂

右往左往の日々。

日常が非日常となる現実

2012-05-29 | もう1品
コメントとメッセージを送ってくださる方々。
ありがとうございます。
心強いです。



今のところ週2のペースで帰宅しているあたし。

朝から何かと雑用に終われ、気が付くと夕食の時間。
自分で料理をすることもなく、有難い頂き物やスーパーのお惣菜で済ませる生活。

実際、現在の我が家の冷蔵庫には調味料と飲み物以外、チーズと食べかけの冷凍ピザしか入っていません。

ちょっと前まで溢れていた野菜室はスッカラカン。
使い切ったんじゃなくて、痛んで捨てたのね。

今回の帰宅はさほど忙しくなく、昨夜は近所の日本人奥さんと我が家で飲み会。

今朝はあの日以来のジョギングをして、夕食はいつ買ったかさえ思い出せない玉ねぎと、冷凍していた豚バラを解凍してで久々にお料理をしました。

こうして少しずつ自分自身の日常生活を取り戻していこうと思ったんだけど、そうはいかないってことに直ぐに気が付いたわ。

もうそれは日常じゃなくて非日常なのね。

あの日から、浅く短い眠りから覚めるたびに「全て夢ならいい」と願った現実。
そして直面する事実。

受け入れるしかないから受けれたわ。

それでも求める今までの日常。
混乱から一時的にでも抜け出す為、精神的安定を得る為に是非とも続けたいと思ったパートも辞めざるを得なかったし。

コタツだってもうダニーは入ることは無い。
出すこともないだろう。

ソファーに座って今までみたいに一緒にテレビを見れるのかな。
ずっと車椅子に乗ってるんだろうな。

もう手を繋いで歩くことはないんだな。

二人で行く道は限られるな。

そんなことを考えていたら、何が日常で何が非日常なのかが分からなくなったわ。

起こってしまったことは現実として受け入れるけど、この先に何が待ち構えているのか、何がダメで何がどうなるのか、どう変化するのか、考えれば考えるほどマイナスな部分しか浮かび上がらないのもこれまた現実。

それは単に私の経験と知識が足りていないからなのは明らかなのだけど、あまりの劇的な変化に心と頭がどうやったって追いつかないのは仕方がない話よね。

本当につくづく思うわ。
どう逆境に対処するか、いかに柔軟に物事を受け入れられるか。
そして、どれだけ笑っていられるか。

ポイントはそこにあるんじゃないかって。

ダニーも私とはまた違うレベルと角度からその事について考えていると思う。

生涯の伴侶として、私たち二人がそこんところ上手く噛み合えばいいなって心から願います。