離岸流にひっかかったね、これは。
前にも書いたけど、遊泳禁止の場所とか無人島とかには離岸流って言う箇所があって、これに引っかかったらあっという間に沖に連れていかれちゃうんですよ。
何せ潮の流れが早いし、幅もどの位なのかわからないから、ヘタにあがけば確実に体力を失っておぼれます。
この二人が助かったのは浮き輪があった事ですね。
とりあえず捕まっていれば体力の消費を最小限に抑えられます。
人間って浮いてるだけでもどこかに力が入ってて、体力を消費しちゃうんですよ。
本当にこの二人にとって浮き輪は命綱だったという事ですね。
ただ、サメとか来なくて本当によかったねと。
スキューバダイビングの講習で必ず言われるのが
「必ず2人で行動する事」
例えば圧縮空気(酸素ボンベじゃないからね、あれ)が足らなくなったらシェアできたり、万が一の時でも二人いればどうにかなるし、何と言っても独りぼっちよりはよほど心強いですからね。
この二人もたまたま二人だったから救助が来るまで励まし合ってたんじゃないですかね?
ただ、多分だけどこの捜索費用・・・請求されるだろうなと。
ヘリも使ったから・・・結構イイ値段になるんじゃないですかね?
ま、高い授業料と思って支払うしかないですな。