岡山リベッツのホームゲームがイオンモールで行われました。
今日はファジのホームゲームがあったので参戦できませんでした。試合結果と感想のみ記します。
vs
今季から新規参入した静岡ジェードとの対戦はリーグ戦で初めてです。静岡は昨季までリベッツのキャプテンを務めた森薗政崇が監督兼主将として率いるチーム。お互いにやり難さはあるでしょうね。
それはそうとして、ここに来て中国の動きがTリーグに影を落としています。発端は、12月に中国で開かれる予定の混合団体のワールドカップに日本が参加を見送ったことによる中国側の報復だとされています。そもそも、日本協会はこのW杯に参加の意向だったのですが、急遽決まった大会に出場を希望する選手が揃わず参加を見送った経緯があります。このことに対して、中国側はTリーグに在籍する選手を一斉に引き上げる通告をしていたことが27日になって判明しました。各チームの中国選手が離脱する騒動に発展しているのです。中国側は報復を否定していますが、事の真相は分からないことが多く、今季中に離脱した選手が戻ってくるかどうかははっきりしません。
リベッツには、郝帥と閻安の2人が主力として活躍していますが、その動向が心配されました。若い閻安は本国の命令に逆らえなかったようです。今日の試合を欠場しました。郝帥は年齢的に本国の束縛を受けないのかどうかは分かりませんが、残ってくれました。彼には感謝しかありません。
この試合の両チームのベンチ入りメンバーです。
【岡山】 |
郝帥 |
谷垣 佑真 |
田添 響 |
吉山 僚一 |
岸本 漣斗 |
【静岡】 |
森薗 政崇 |
三木 隼 |
坂井 雄飛 |
三部 航平 |
選手集めにも苦慮する状況の中で行われた試合です。
*イオンモール岡山 163人
岡山 4-0 静岡
◇第1マッチ(ダブルス3ゲームマッチ)
郝帥・田添響 2-0 三部航平・森薗政崇
第1ゲーム:11-10
第2ゲーム:11-07
◇第2マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
郝帥 3-0 三木隼
第1ゲーム:11-08
第2ゲーム:11-03
第3ゲーム:11-10
◇第3マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
吉山僚一 3-0 坂井雄飛
第1ゲーム:11-10
第2ゲーム:11-07
第3ゲーム:11-05
◇第4マッチ(シングルス5ゲームマッチ)
谷垣佑真 3-2 三部航平
第1ゲーム:11-08
第2ゲーム:06-11
第3ゲーム:11-09
第4ゲーム:10-11
第5ゲーム:11-09
🏓チームが団結して危機に挑んだ結果、静岡ジェードにストレートで勝つことができました。暫定順位が3位まで上がり、以降のリーグ戦に勢いを持って臨めそうです。何といっても郝帥がダブルスとシングルスで2勝してくれたことが勝因です。閻安に加えて丹羽もベンチ外のこの試合、ビクトリーマッチにもつれたらどうするのかというギリギリの選手層の中でよくストレート勝ちしてくれました。2試合続けての勝点「4」奪取は11月以降のリーグ戦に繋がることでしょう。
岡山リベッツの次戦は11月12日(日)、アウエーのGRANSHIP 静岡県コンベンションアーツセンターで行われる静岡ジェード戦です。日程の関係で同じ相手との対戦になりますが、新規参入のチームには絶対に負けられません。苦しい陣容での試合になったとしても必ず勝ってほしいと願っています。