おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

茶番なのか? 今回広げる門戸に何の意味があるのか分からない! 箱根駅伝予選会騒動記

2023年10月15日 22時34分28秒 | 駅伝

100回大会のシード校は以下の10校です。

駒 澤 大 58年連続58回目
中 央 大 7年連続97回目
青山学院大 16年連続29回目
国 学 院 大  8年連続17回目
順 天 堂 大  13年連続65回目
早 稲 田 大  48年連続93回目
法 政 大 9年連続84回目
創 価 大 5年連続7回目
城 西 大 2年連続18回目
東 洋 大 22年連続82回目

100回の記念大会の特例イベントとして、今回は関東以外の大学の駅伝部にも予選会の門戸が開かれました。そのことを英断と評価しようとする意見も見かけましたが、どうしても茶番にしか見えません。

ハーフマラソンを10人揃って走り切った上で平均以上の結果を求められたとして、そもそも箱根を走ることを目的としないでここまでやって来た関東以外の各校にそれを遂行することができるのかというと無理です。しかも、出雲駅伝から中4日という日程で予選会を開催しては選手層の薄い駅伝部にとっては地獄のスケジュールをこなさないといけません。当初から予選会に合わせて調整できる関東の大学との条件の違いがあからさまに出てしまいます。

その予選会の結果です。

1位 大東文化大 10:33:39

2位 明 治 大 10:34:38

3位 帝 京 大 10:35:08

4位 日本体育大 10:36:42

5位 日 本 大 10:36:54

6位 立 教 大 10:37:06

7位 神 奈 川 大 10:37:20

8位 国 士 舘 大 10:37:21

9位 中央学院大 10:37:27

10位 東 海 大 10:37:58

11位 東京農業大 10:39:05

12位 駿 河 台 大 10:39:01

13位 山梨学院大 10:39:47

14位で予選会を通過できなかった東京国際大と13位の山梨学院大とのタイム差は3秒でした。ニュースではこのことを取り上げるところが多かったのですが、そこに問題の本質を避けて通ろうとする意図がありありです。当初から全国に門戸を開こうなどとの意図はなかったことが明らかです。

関東以外の大学の予選会結果です。

27位 京都産業大 10:54:22
34位 立 命 館 大  11:05:23
35位 皇 学 館 大  11:10:00
37位 札幌学院大 11:20:26
39位 日本文理大 11:26:01
43位 大阪経済大 11:33:43
44位 中 京 大 11:35:05
45位 環太平洋大 11:41:25
46位 愛知工業大 11:43:30
47位 信 州 大 11:53:05
55位 放送大関西 12:28:57

予選会通過校との大きなタイム差がクローズアップされますが、それよりも大きな問題がこの参加校の少なさです。全国に門戸を開いたとどや顔で語られても、11校しかエントリーしていない。それはエントリーできる学校が11校しかいなかったということです。

全国に開かれた箱根駅伝と体裁を整えたとしても、所詮は関東のローカル駅伝競走。正月に実施されるので視聴率が上がるのは当然の話で、それによって全国に認知された大会とは言えないのです。

みっともない茶番を演じた予選会。結果的に関東の大学にのみ恩恵がもたらされました。学連選抜がなくなって、出場機会が奪われる選手への気遣いも見られません。

「 箱根八里 は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」

ならば、関東以外の大学で大井川駅伝でも開催しますか? 盛り上がらんでしょうな(苦笑)

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鉄人のふるさと探訪

2023年10月15日 14時42分39秒 | 旅行

鉄人28号のふるさとへ行って来ました。神戸の長田です。

阪神淡路大震災の際には最も被害の大きかった地域の一つです。

新長田の駅を出たら、鉄人に会いに行かないといけません。ここは鉄人28号の作者であり、三国志でも有名な故横山光輝さんのふるさとでもあります。

久しぶりに鉄人に会えました。イベントがあるようで凄い人出です。暑いぐらいの陽気でした。

これだけ大勢の皆さんがいらっしゃると、対比で鉄人の大きさが分かると思います。

テレビアニメの「鉄人28号」が放映されたのは、1963年~1965年でした。話数は「97」で、当時は「鉄腕アトム」と「8マン」と並んで人気の3大アニメだったと記憶しています。

鉄腕アトムは自らの意思を持って行動するロボット、8マンは人間が改造されたロボットと言うよりサイボーグに近い存在だったのに対して、鉄人28号は金田正太郎少年が操縦するリモコン(小型操縦器)によって動くロボットであり、自らの意思を持たないだけでなくリモコンを悪者や犯罪組織に奪われると正義の味方ではなくなり「悪の権化」になってしまうというところが、他のアニメにないスリリングな展開を見せていました。

鉄人の誕生ストーリーは、太平洋戦争末期の大日本帝国陸軍が起死回生を狙って製造した巨大ロボットという設定でした。この破壊兵器が戦後になって、リモコンを操縦する人の善悪によって、全にも悪にもなりうる巨大ロボットとしてヒーローになって行きました。その後、「マジンガーZ」などの巨大ロボットもののアニメに強い影響をもたらしたのです。本来は少年探偵ものを意図して作られた原作だったのですが、鉄人編が思いがけず好評を博したためにロボットものへと方針変更されたようです。鉄人が巨大ロボットになったのは、やはり手塚治虫氏の「鉄腕アトム」が人間大のロボットであることに対抗したかったことが理由だそうです。

新長田駅前の交番は「鉄人28号前」と看板が掛けられています。交番を過ぎて左に曲がったところに巨大なオブジェである「鉄人28号」が立っています。

長田が横山さんの故郷であったことと併せて、大震災の被災から立ち直る為のモニュメントとしての位置づけでもあるのでしょう。

人の心によって正義の味方にも悪の手先にもなりうるストーリー展開は、今の世の中でも色々と考えさせられるところであります。

そして、新長田からJRで三宮へ移動しました。

ちょっと、三宮あたりで野暮用がありました故(笑)

ところで、神戸まで何故足を延ばしたのか? それについての謎は後程解明されるでしょう。

さしあたっては鉄人に再会できたことでめでたしめでたし。

ではまた。

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関西学生野球連盟 秋季リーグ戦 第6節 第1日

2023年10月15日 04時53分33秒 | 大学野球

関西学生野球連盟秋季リーグ戦第6節第1日はほっともっとフィールド神戸で「立命-近大」「関大-京大」の1回戦2試合が行われました。優勝争いに大きな影響がある2試合です。

優勝争いのトップに立つ関大は今節の京大戦、最終節の関関戦で何れも勝点を奪い完全優勝を目指します。大事な戦いが続きますが、まずは苦手の京大戦を乗り越えないといけません。

1回戦2試合の結果です。

▽1回戦(近大1勝)

立 命 000 010 001│ 2

近 大 224 400 01X│13

(立)谷脇・小林・遠藤・京極・藤本竜-加藤・星子

(近)北見・伊藤暖・宮原-木森・清水

⚾近大が11安打で13点をあげ圧勝で先勝しました。立命投手陣が11四死球を出す乱調にも助けられた部分があります。

立命は打線も4安打に終わり完敗でした。今節、関大が勝点をあげた場合、立命が勝点を落とすと優勝の可能性がなくなるだけに、ぎりぎりの攻防が続きます。

▽1回戦(関大1勝)

関 大 001 010 301│6

京 大 000 000 000│0

(関)金丸・茶谷-有馬

(京)水江・染川-南

⚾関大打線が10安打で6点をあげ快勝しました。関大の先発はエースの金丸、7回を被安打2、12奪三振の力投でした。

京大打線は金丸-茶谷の継投に3安打無得点に封じられました。

関大は連勝で優勝に近づきたいところです。

2回戦もほっともっとフィールド神戸で2試合が行われます。

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