おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

vs トヨタ車体クインシーズ 粘り切れない敗戦で今季の行く先に立ち込める暗雲!

2023年10月29日 06時38分24秒 | バレーボール

V1女子が開幕しました。岡山シーガルズの開幕試合はホームのジップアリーナ岡山でトヨタ車体クインシーズとの対戦です。

 

タイトなスケジュールをぬって参戦しました。

  

昨季の停滞感は競り合った際のメンタルの弱さにあります。今季はどこまでチームを変えられたか? 新戦力にあげられるのは、KUROBEアクアフェアリーズから移籍してきた高松市出身の山城愛心ぐらいです。東龍から筑波大という学生時代の経歴はありますが、爆発力あるウィングスパイカーではありません。及川とタナッチャの抜けたOPの補強なのでしょう。

個人的には上背が足りないのですが、サウスポーでバネのある甲斐理香菜をOPにすえてほしいと思っています。やはり、ライトには左利きの選手がいることによって攻撃の幅が増します。シーガルズの最近の低迷の一因に渡邉が抜けた後のOPの力不足が挙げられます。ここは、何とかしたい。タナッチャは良かったと思うのですが、契約の関係でしょうか? 残念ですね。

チーム状態を乱す要因の一つだった選手(敢えて実名を出すのは控えます)がいなくなったことで、チームが結束できれば期待できそうなのですが。

V1女子は、ヴィクトリーナ姫路との入替戦に勝って昇格してきたプレステージ・インターナショナルアランマーレを加えた12チームで構成されます。

それぞれのチームを力関係で3分割すると、上位グループがJT・久光・NEC・東レ、中位グループがデンソー・日立・上尾・車体、下位グループがPFU・KUROBE・プレステージ・岡山になります。シーガルズが下位を抜け出す為には、中位グループから何勝あげるかにかかっています。車体との開幕試合は是が非でも勝ちたい試合でした。

 

この試合のシーガルズのベンチ入りメンバーです。

やはり、攻撃陣の層が薄いのと、以前ほどバラエティーに富んでいないことが気になります。高さもないので、セッターの役割が重要になりますが、今季は主軸を宮下にするのか、宇賀神にするのか、それによってチームカラーも変わって来ますから。

  

試合結果です。

🏐いい流れで進めていた試合、勝っていても不思議ではない内容だっただけに、この敗戦のダメージは結構大きいのです。山城は十分戦力になることが分かったのは収穫ですが、落としてはいけないポイントでミスが出るし、相手のミスに付け込めないもどかしさが残りました。金田が完全復活したのは心強いところですが、ミドルが少ない為にマークがきつくなるとどうしても決定率が下がってしまいます。ブロック、サーブはまずまずで、課題のサーブレシーブも崩れていなかっただけに、決め切れなかった悔しさが募ります。車体が困ったときのファンヘッケ頼みに偏った攻撃を見せても最後までそれを止められなかったのが敗因として大きいのですが、それ以上に競り合った時のメンタルの弱さが克服できていません。

5セットとも基本の陣形を崩しませんでした。ローテーションも固定で、全セットをS-1からスタートしました。宮下のサーブを生かしたいというのは理解できますが、相手サーブでスタートした偶数セットはS-2スタートでも良かったのかなと思います。サイドもミドルも配置を入れ替えることをしないで、ほぼ同じポジションで進めていますが、良い流れの時はいいのですが、流れが悪くなった時の打開策が乏しいと感じます。チャレンジが効果的に使えなかった点、ファイナルセットの選手交代も最終的に手詰まりになりました。車体との差はほぼなかったと思いますが、細かい作戦面と小さな運の違いが結果に影響したように感じます。

今日もホームゲームですが、ファジの試合とかぶるので参戦できません。対戦相手はJTマーヴェラスです。どこまで通用するかによって今季のこれからが見通せそうです。


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