関西学生野球連盟春季リーグ戦第6節が行われました。今節は変則日程で、第4節の未決着試合をそれぞれ行っていきます。本日は、大阪市南港中央野球場で「京大-立命」の2回戦が行われました。既に勝点をあげている京大に対して、立命は未だ勝点がありません。関大と同様に苦しいシーズンを送っていますね。
京大は昨秋から監督に元ソフトバンクの投手だった近田怜王氏が就任しており、その采配が注目されていました。報徳学園当時の近田投手は運にも恵まれず2年時は春夏ともに初戦敗退、3年時の夏は8強に進出しましたが、優勝した大阪桐蔭に大量点を奪われて敗れました。プロでの実績をあげられず、途中で野手転向を試みましたが一軍での実績がないままに解雇されてしまいました。後年、野手に転向した理由は本人からの希望であり、セカンドキャリアとしての指導者になった時に役立つと思ったからと述べていたようですが、この時点で引退を覚悟していたとも言えそうですね。
今季の京大投手陣の踏ん張りは監督の指導の成果が現れつつあるのか? もう少し見てみないと分かりませんね。
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▽2回戦(1勝1敗)
京 大
000 002 001│3
000 000 000│0
立 命
(京)水江-愛澤
(立)秋山・長屋・谷脇・高塚・京極-浅野彰・加藤
京大は10安打を放ち3点をあげて、投げては水江が粘り強く投げて完封、立命から勝利をあげました。水江は今リーグ戦3勝目で、京大の全ての勝利をあげています。立命は8安打を放ちましたが、11残塁と拙攻が目立ち敗戦。両校の対戦は3回戦にもつれました。
明日は、南港中央野球場にて、「同大-近大」の3回戦と「関大-関学」の2回戦が行われます。
関関戦はどんな状況でも負ける訳には行きませんね。
よろしくお願いします。