遅くなりましたが、5月1日(日)に行われたホームゲームの観戦記を書きます。
J2は、第13節が行われました。山形戦が再試合になったことで何となく重苦しい気分になり、勝てない試合が続いてモヤモヤしていましたが、考えてみれば4月は負けていないのですよ。前節、アウェーでブラウブリッツ秋田に何とか勝って、ホームへ帰って来たので連勝して勢いを増したいところです。
対戦相手は、オリジナル10の一角、東京ヴェルディです。考えてみるとファジがJ2に昇格した2009年にヴェルディはJ1から落ちてきて、それ以来の付き合いです。13年間で27戦して、対戦成績はファジの10勝5分12敗、若干の負け越しですが、問題はホームで4勝2分8敗と負けが込んでいることです。その分、アウェーで勝ち越してはいますが、7年間ホームでの勝利がないというのは問題と言えます。そろそろ勝たないといけませんね。
GWに突入していることで出足は期待できそうだと思っていました。まあ、どうなるかは分かりませんが。
この日のスタメンは上の通りです。ターンオーバーできるほど選手層が分厚くないということ、思い切った起用をしていわてグルージャ盛岡戦のような痛い敗戦を喫するのも困りものですから、苦しい台所事情に中でやり繰りしないといけません。
この試合は「はるやまデー」です。
私はスーツの要らない職場に移ってから久しく需要がないのですが、仕事で着る機会の多い方には良い企画ではないかと思います。
入場しました。
暑くなく、寒くもない、屋外でのスポーツ観戦には良い季節となりました。
この日は13時キックオフということで、1時間早いこともあり、出足に微妙に影響するかと心配はありました。
アウェー席も段々と増えてきましたね。コロナに惑わされなくなったのであればよいことだと思いますが、まだまだ目覚めていない方が多いので、元に戻るにはだいぶ時間がかかります。
選手入場
整列
東京ヴェルディ スターティングイレブン
ファジアーノ岡山 スターティングイレブン
円陣を組んで
キックオフです。
*Cスタ 6,510人
岡山 2-1 東京V
┌0-0┐
└2-1┘
得点者:
54分 田中雄大(岡)
58分 ミッチェル・デューク(岡)
79分 バスケス・バイロン(東)
木村の粘りから2点が生れました。スピードがあって競り合いにも強い、粗削りではありますが、今後が楽しみな選手です。引き抜かれない為にもファジは早期にJ1に昇格しないといけません。
かつて、「気が付けば前線に誰もいない」が代名詞の様だったファジですが、今はボールの先に人がいます。得点シーンが増えれば、試合そのものが盛り上がり、入場者も少しずつ増えて来るでしょう。勝てば更に増えます。面白い試合をして勝利を掴むことがクラブ生き残りにも不可欠だと言えますね。
失点シーンは後ろに引っ張られてゴール前の人数が足りなくなったことで相手にフリーでヘディングシュートを打たれました。こういうところの課題は早急に改善したいところです。
この試合のスタッツです。
岡山 東京V
ボール支配率 44% 56%
シ ュ ー ト 13 10
枠内シュート 4 2
パス(成功率) 394(79%) 558(83%)
オフサイド 1 1
F K 12 8
C K 4 6
P K 0 0
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ただボールを持つだけのポゼッションなら不要です。ボールを持たないサッカーの方がリスクを回避できます。そういう意味では、J2を勝ち抜くためのサッカーであったと言えそうです。持たせて奪って縦に速く、を徹底できれば順位は自ずから上がるでしょう。この試合はサイドからの組み立てが良かったのですが、時には中を鋭く破る攻撃が必要になるでしょう。バリエーションが増やせれば、可能性が広がります。
長い長いアディショナルタイムを耐えて、
何とか手にした勝点「3」です。
河井と徳元の怪我が心配ですが、軽いことを祈りましょう。
この試合の入場者数です。まだまだ少ないですね。良い試合を続けて、それに販促策を工夫しながら動員を地道に増やして行くしかありません。感染リスクのない屋外でのスポーツ観戦ですから、もっと多くの方が楽しめるように努力続けていただきたい。それがクラブの力になると信じて継続しましょう。
すぐに次の試合が来ます。中2日の強行軍ですが、移動がなくホームゲームを続けられるのは若干でもアドバンテージになるでしょう。
5月はホームゲームが多く開催されます。
皆で応援しましょう。次節もCスタでお会いできるのを楽しみに。
よろしくお願いします。