おじさんのスポーツおたく奮戦記? 第2章:issanの諸国漫遊記!?

岡山のスポーツチーム、出身選手、岡山に関係する人々などを勝手に応援するissanの日本国内漫遊記 !?

2022年選抜高校野球 第11日

2022年04月01日 04時43分00秒 | 高校野球



選抜大会の決勝は昨夏と同様に近畿勢同士の対戦になりました。近畿大会覇者の大阪桐蔭に対して、近畿大会ベスト8ながら選抜一般枠に漏れ補欠校に回った近江が京都国際のコロナ辞退に伴って直前に代替校として出場して、山田の熱闘に打線が応える形で決勝まで上ってきました。

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【11日目の試合予定】
▽決勝
近江-大阪桐蔭


心配されるのは、4試合すべてで完投してきた山田の状態です。準決勝で受けた死球の影響も懸念されました。エースで主将で4番のチームの大黒柱ですから、登板させるかどうかを別にしても試合には出てもらいたいでしょうね。



試合結果です。

▽決勝

大阪桐蔭
  113 014 440│18
  000 010 000│1
近  江


(大)前田・川原-松尾
(近)山田・星野・平井-大橋

baseball近江の多賀監督は準決勝試合後の涙を見ても「人生意気に感ず」というタイプの人なのかなと思います。
大変古い話で恐縮ですが、かつて京都商業三羽烏と呼ばれた沢村、中尾、神田の3投手の話を思い出しました。沢村は勿論知らない方のいない戦前の大投手です。中尾は川上監督時代の巨人の投手コーチ、神田は南海のエースとして活躍したピッチャーでした。その神田投手は病魔に侵されながらの熱投で若くして命を落とした悲運の名投手なのですが、その投手人生はまさしく「人生意気に感ず」を地で行くようなものでした。彼の死に際の言葉が印象に残っています。「感動するな。感動すると命を落とすぞ」 この話が山田に重なったというのはこじつけのようですが重く響いたのでした。

監督が「登板させるべきではなかった」と悔やんだ山田の志願登板は、自ら降板を進言する形で終焉を向かえます。一方的な大阪桐蔭の圧勝ではありますが、近江としては何も恥ずべきところのない大健闘だったと思います。昨夏の雪辱を果たす形で頂点に立った大阪桐蔭にも拍手を送りたいですね。

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京都国際の大会直前の辞退、広島商の大会期間中の辞退など、コロナの茶番劇が生んだ悲しい出来事はありましたが、大会を通じて有観客で運営できたのは良かったと思います。

既に夏に向けての戦いは始まっています。球児たちが心置きなく野球に没頭できる状況が訪れてくれると良いですね。世間的にはまた、少しずつ不穏な空気が流れているのが心配ではありますが。

お疲れ様でした。
コメント
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