一日一幸

2011年6月乳がんステーⅣ判明。現在ホルモン療法とゾメタ投入中。2014年2月小脳の手術をしました。

「デンデラ」を観て、死ぬことについて考えた

2011-09-26 | 映画鑑賞記録
ワーナーマイカル千葉ニュータウンで上映された「デンデラ」を1000円で鑑賞。
姥捨て山の捨てられた老婆達が実は生き延びて自分たちを捨てた村を襲撃しようとする話。
その後は凶暴な熊との戦いになって、最後主人公は倒されてしまうのか・・・
で終わる。
浅丘ルリ子、草笛光子、賠償美津子、山本陽子・・・・大女優の面々。
皆さんの演技が素晴らしい。

血がどば~とか、身体を食いちぎられるすさまじい場面が随所にあった。

それでも、死ぬはずだった年寄りが「デンデラ」(自分達で作った村)のため、仲間のために命を賭けてクマに向かっていく姿は胸を打つ。

あきらめて死を受け入れるより、何かを成し遂げようとして死ぬほうが、たとえ結果が無惨だとしても満足できる死に方なのだろうか?

次から次へとおそってくる困難に必死に立ち向かって、そして次々と砕け散っていく老婆を画面の中に観つつ、明日の自分の姿を思い描いてみた。

う~ん・・・・・見えない・・・・