馬券とPOGを楽しみたい、そんなブログです

競馬が好きで、友人とPOGをしながら楽しんでます。重賞と新馬戦をメインに何かしら書いて行けたら良いですね。

強い馬の作り方

2011年05月30日 17時55分38秒 | その他、競馬のこと
強い馬は、もちろんその馬のポテンシャルが大事なのですが、それ以上に大事なことがあるんじゃないかと。

自分はPOGでブエナビスタ、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、と取ってきました。
それぞれの世代の最強レベルを取れていると思っているのですが、自分の馬だけによ~~く観察しているわけです。
そこには共通することがあるのです。
それは良い騎手がレースをしっかりおぼえさせている、ということです。
どんなに強くても、教え方が悪いと能力が出せない、例えばデビュー戦で逃げて勝たせてしまうその後かかりやすくなってしまうことが多いように思うし、そこで勝つことより大事なことがあるはず。
もちろん目標のレースで勝つことの方が大事ということです。

ブエナビスタの場合
初戦は安勝騎乗で追い込みでした、結果的にアンライヴァルド、リーチザクラウンに負けたものの上がり最速で、この強い馬たちを追い込んだことが次につながってます。
その後も追い込みに徹して、ゴール前で差すスタイル、抜け出してソラを使うことからもそういうレースが良かったのでしょう。
それによって脅威の切れ味を手に入れることに。
安勝も目標の馬を照準にして勝つレースに向いた騎手でした。
馬としてはやや不器用なところがあるだけに、こういうレースを教え込んだのは正解で、その後乗り替わってしまったものの、いまだに最強扱いされてます。

ヴィクトワールピサの場合
こっちは武豊が最初から乗って、最初はローズキングダムに負けたものの、最初のうちは先行するレースでしたが、後方まで下げて差す競馬も勝ちながら習得、脚質も広がるし器用さや一瞬の切れ味も磨いて、武は怪我で騎手変更になりましたが皐月賞を制覇。
その後デムーロに出会い、ロングスパートという最大の武器を手に入れることに。
先行で満足してそのレースばかりだったら、これだけのものを出せたかどうか、海外に最初から目を向けていた陣営の熱意もあるんじゃないかと思います。

オルフェーヴルの場合
この馬は池添が乗って、初戦は道悪で楽々抜け出したものの外から斜行してラチ沿いでゴール、池添を振り落としましたw。
その後厩舎と騎手が一体になって矯正のレースが続き、気性と戦いながら抑え込むレースで勝ちきれないまでも末脚を磨き続け、それが2000m以上で花開きました。
勝つことによって馬が強くなるという典型にも見えますが、磨いたからこその結果。
このところは風格も出て来たように思います。

最近は外人騎手が来る関係で、乗り替わりが増えているのですが、レースを教える段階では騎手を変えずに能力を引き出して磨く、そういうことが大事なんじゃないかと。
だから新馬を外人騎手で、っていうのはどうかと思ってます。
もちろん勝つレースでなく、育てるレースをしても結果を出せるその馬のポテンシャルも必要なのですが。
まあこういうのもPOGを選ぶ時に考えようかと。
今回はこんなところで。

2011年3回東京2週の感想(ダービー)

2011年05月30日 17時15分17秒 | 重賞短評、傾向
凄いレースでした、紛れが多いから馬券的には難しかったですが、強い馬が勝ったレースでした。

ダービー
このアップはダービーのみ。
レースはオールアズワンの離しての逃げ、馬場を読み切れないまま、自分のレースに徹する馬、展開を考えて一発を狙いに行く馬といろいろ、有力馬は比較的まん中より後ろにいる形。
そして直線、前の組は飲まれ、ベルシャザールが抜け出すのを外からオルフェーヴルとウインバリアシオンがあっという間に抜き去り、叩き合いはオルフェーヴルに軍配。
それにしても上がりの時計は1,2着の34秒台にに対して35秒台はいなくて次が36秒台という珍しい結果に。
時計もかかるし、距離以上にスタミナが必要な馬場でペースは厳しかったんでしょう。
勝ったオルフェーヴルは後方から直線入るとナカヤマナイトに前をカットされたり入ろうとする方に寄られたりしたものの、闘争心と脚色が違いました。
抜け出すとウインバリアシオンも外から来て、そこからまた伸びる強い内容、恐らくこの時計は驚異的だと思うのですが、比較できないのがなんとも。
2着のウインバリアシオンもここまで凄いレースをするとは、前走で安勝がすごい脚を使わせて、その脚をここでもう一回、決め打ちで外を回しての追い込みは見事でした。
本来GI勝ちの勝ちある強さでしたが、相手が悪かった、ハーツクライ産駒はリフトザウイングスが東スポ杯2着した時もそうだけど追い込みが良いのかもしれないですね。
3着はベルシャザール、今回は体重も戻して、前に行った組が脱落するなか最後までジリジリと伸びてました、地力を考えたらこれも分かるし、鞍上の後藤の判断の良さもあったんでしょうか。
いずれにしても安定はしないけど、能力は高い馬と覚えておくべきでしょう。
4着のナカヤマナイトはオルフェーヴルを邪魔した馬w、決め手は完敗もやっぱり柴田善の判断で力を出してここまで来た、って感じでしょうか。
他の馬を断ずると、サダムパテックは更なるスタミナの勝負になって苦しくなった感じか、能力でここまで来たけど距離適性は超えられないか、いずれにしても1600~2000あたりならまだまだ凄いレースをできる馬、菊向きではなさそうです。
デボネアは話題が大きすぎて、東京2400でこうゆう馬場になった時に、経験が少なくて初騎乗の馬では厳しかったはず。
甘さもあるしGⅢホースくらいにはなれそうですが、距離も長いのは良くないように思うのですが。
トーセンラーは決め手のあるタイプではなく、きさらぎ賞は恵まれたと見ればこの結果は仕方ないかなと。
結果的にディープインパクト産駒は器用さがなくて、はまらないと脆い、今回は特殊な状況で追い込みくらいでしか、はまりようはなかったように思ってます。
さて、気になるのはロジユニヴァースが勝った2009年の時もそうだったのですが、出た馬のその後が芳しくない。
上がり34秒台を使った馬は意外とダメージ少ないのかなと、一方で上がりが極端に遅くなった馬は最高の出来でギリギリのレースをさせられて、ちょっと心配です。
いずれにしても秋に万全で出てきて欲しいところではありますが。
あと、三冠の可能性はこの差を見ればかなりあるんじゃないでしょうか。
兄よりも能力があると感じていますから、距離にも不安はないし、切れ味勝負にも向く、一番怖いのは故障じゃないかと。
あとはディープ、ハーツ産駒は晩成なタイプもいそうなので、そのあたりの馬が台頭してくる可能性もあるのですが、それはそれで楽しみな^^。
オルフェーヴルは自分のPOGの馬で、最後に取ったのですが、ここまでやってくれるとは。
騎手が全く変わらないまま、負けても気性を補正するために差す競馬に徹して覚えさせて、左周りは問題あるとか、いろいろ言われながら最終的にGIで結実、皐月賞の東京開催も向いて、運も味方にしたんじゃないでしょうか。
自分もPOGではダービー初制覇、夢が叶いました^^。
過去にはゼンノロブロイで2着まであったので、喜びもひとしおです^^。
しかしディープインパクト産駒デビューの年にダービー勝った馬がステイゴールド産駒、オークスはデュランダル産駒と地味なSS産駒も頑張ってます^^。

そのうち3歳の春の総括でもしようかと思ってます、産駒や騎手、運など、書きたいことはいろいろあるので^^。