先に読んだ北森鴻さんの短編連作『螢坂』の“香菜里屋”シリーズの最初の作品です。
残念ながら連作短編として3作目の『螢坂』の完成度から見ると随分荒削りというか、まとまりきれてない印象を受けました。
表題作はまずまずでしたが、4話目、5話目などは私としては消化不良でしたね。
巻末の解説でこういう推理ものの形態を安楽椅子探偵ものと書かれていましたが、そのあたりの限界のような部分を感じたりもしました。
読んだ順序がシリーズとして逆だったのがまずかったのかも知れませんが、もしこの作品を先に読んでいたらおそらく次の『桜宵』は読まなかったように思います。
でも3作目の印象が良かったことで、今回はイマイチではあったものの結局、今日会社帰りに『桜宵』を買ってきました。
私の印象が良かった3作目に近いのか、それともイマイチだった1作目と同じか、まぁいずれにしても読むのは楽しみではあります。
残念ながら連作短編として3作目の『螢坂』の完成度から見ると随分荒削りというか、まとまりきれてない印象を受けました。
表題作はまずまずでしたが、4話目、5話目などは私としては消化不良でしたね。
巻末の解説でこういう推理ものの形態を安楽椅子探偵ものと書かれていましたが、そのあたりの限界のような部分を感じたりもしました。
読んだ順序がシリーズとして逆だったのがまずかったのかも知れませんが、もしこの作品を先に読んでいたらおそらく次の『桜宵』は読まなかったように思います。
でも3作目の印象が良かったことで、今回はイマイチではあったものの結局、今日会社帰りに『桜宵』を買ってきました。
私の印象が良かった3作目に近いのか、それともイマイチだった1作目と同じか、まぁいずれにしても読むのは楽しみではあります。