大人が知らない携帯サイトの世界

最近出た本のようですが、これ実はうちの上司が読んだものを借りました。

だいたい上司も（もちろん私も）年齢的なものもあるので、当然のことながらケータイサイトには疎いのですが、そうは言ってもやってるのが企画の仕事ってこともあり、これからはケータイプロモーションなんかも無視できないので、これでも読んでちょっとは勉強してみるかってところでしょうか(^^;)

でもってiniさんも読んでみたらってことで貸してもらいました。

感想としては「最近の携帯サイト事情」としてはだいたいつかめる本ではありましたが、残念ながら印象的な内容で全く突っ込み不足でした。
全編にPC世代とケータイ世代の隔たりについて書かれていてこの本の対象読者はPC世代です。
当然ケータイ世代は読まないだろうし、読んだとしても上っ面が書かれているだけと感じるんじゃないでしょうか。私がそう感じるぐらいですから。

確かにPC世代のケータイサイトへの接し方としては、電車の乗継や地図情報などのナビタイム的な使い方、ケータイショッピングサイトの利用やmixiをやっている人が外出先でmixiモバイルでチェックしたりなどの使い方がせいぜいってことなのでしょう。
要するに外出先、出先用のPCのサブ的な使い方です。

私もその程度なので、ケータイ世代のケータイサイトへの接し方ってのは、根本的に違んだよって言われれば、そのあたりにはちょっと興味がありましたが、書いてあるのは、だいたいが予想範囲のことですし引用サイトも同じものばかりでてきてケータイサイトの歴史の浅さが再認識されただけだったりします。

ただ自分でもロクに見ないのにケータイサイトを4つ作成してひとりで運営している私としては、読む前に深い考察や新しい発見に期待しすぎたのかも知れません。