のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

つめかえインク

2007-10-13 22:25:11 | Weblog
2年程前にこのブログで「プリンターのインクって高すぎ?」って記事を書いたことがありました。
もちろん今でもそう思ってます。

今日、錦糸町のヨドバシカメラで、つめかえインクを買ってきました。
これまで割安のリサイクルインクは使ったことがありますが、つめかえ用は初めてです。
対応プリンタ名がありましたのでキヤノン用の4色セットを貯まっていたポイントで購入しました。サンワサプライで1,780円でした。

パッケージに“お得な約4回分”って書いてありましたので、店員さんに「この4回ってのは、4色セットだから4回分ってこと?それとも、各色4回で4色あるから4×4で16回分ってこと?」って質問したら、少々お待ちくださいって他の店員さんのところに聞きに行ったみたい。
それで戻ってきて箱の色を示しながら「ブラック、シアン、マゼンダ、イエローの4色で合計4回分です」ってニコニコしながら答えてくれました。
まぁ、純正だと1個が1,100円もするから4個分ってことは少なくとも半額以下にはなるなって買いました。

でもってうちに帰ってからさっそく無くなっていたイエローを詰めてみたら約1/4入れたところでいっぱい。
やっぱり・・・ヨドバシカメラもたいしたことありません(笑)
ということは約16回分ありますから、1本分は111円と25銭、純正の1,100円と比べればほとんど1/10です。

確かにプリンター会社にしてみれば、純正インクにこそ高画質印刷、100年プリントなどの効果があるんだって言い分があるんでしょう。
価値があるのは新開発したインクであってそのインクを(たまたま)使えるプリンターがこれですってところが現在のプリンター戦略かも知れませんね。
そうしないとプリンター本体価格を抑えてランニングコストで儲ける戦略が取れません。
なんたって詰め替え用で1/10の価格のインクが売られちゃ、私なんかこれからこれしか買いませんから(笑)

螢坂

2007-10-13 00:15:29 | 通勤快読
うーん、溜まった仕事で明日の土曜日も報酬のない休日出勤です(ハァ。。。^^;)

さて、それはともかくとして「蛍坂」、北森鴻さんの作品を読んだのははじめてです。
そして私の好きな連作短編シリーズになっています。
重すぎず、軽すぎず、落としどころがとてもいいミステリーです。
連作の舞台は三軒茶屋の路地にあるビアバー『香菜里屋(カナリヤ)』、面白いのは、ここのマスター工藤が出す料理(の描写)がなかなかで調理師免許も持っているという著者のこだわりがストーリーに味わいを添えています。

そしてこのマスターの工藤はあくまで主人公ではないのですが、毎回キラッと光る推理のヒントを出す欠かせない中心的なキャラクターです。
そして『香菜里屋』の常連の顔ぶれもいい感じです。

このビアバー『香菜里屋』シリーズはずっと続いている連作シリーズで3作目とのことでしたので、「蛍坂」を読み終えたあとももう少し『香菜里屋』通いをしたくなった私はすぐに1作目の『花の下にて春死なむ』を購入して読み始めました。
おそらくその後は2作目の『桜宵』を読むでしょう。

ミステリー巨編とか醍醐味とかって言葉は全くあわないのですが、ライト感覚で短編の読みやすさ心地よさに浸らせてくれる、私のような「通勤快読」にはとても嬉しいシリーズです。