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誉田哲也さんの作品、この著者の本は初めて読みました。
警察小説ですが、テンポが良くて非常に読みやすい。帯にスピード感とハイテンションを謳ってあったのですが、まさにその通りでした。
ただ取り扱ってる犯罪の描写や内容が非常にエグい。
一般的にはグロテスクからきた「グロい」って言い方が普通なのかも知れませんが。
余談ですがちょっと調べてみたら私がよく使う「エグい」も単に「エログロい」の簡略形でもないみたい?まぁ、とにかくそのあたりが苦手な人には苦痛な小説でしょう。
最近ミステリーを読んでいてよく感じるTVの2時間ドラマっぽい展開です。
最初から映像化を意識して書くのでしょうか?
商業主義的にはいいのかも知れませんが、やはり小説でしか表現できない部分をそれで殺してしまうのであれば本末転倒でしょう。
この小説も展開の早さ、テンポのよさが通勤快読にはピッタリですが、私としてはちょっとエグかったなっていう以外には読後の余韻が残る作品ではなかったですね。
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