野沢尚さんの作品。実は先に映画が出来てそれを小説化したものです。だから著者自身が正確にはこれは原作ではないと記されています。
映画を観ていないのでなんとも言えませんが、きっとその原作は超えているんじゃないでしょうか。
そしてこの小説は94年に文庫刊行されたものなので、10年以上も前の作品なのですが ( この文庫自体は講談社から先日文庫化されたばかり ) ストーリーや登場人物の葛藤などミュージシャンっていうちょっと特殊な世界の話なのになぜか共鳴する部分があるのは、小説化した著者が私と同じ60年生まれってこともあるからかも知れません。
宮部みゆきさん、乃南アサさんも1960年生まれで、いずれも人気作家と言ってしまえばそれまでではありますが、少なくとも同じ時代を同じ年齢で過ごしてきたことでこの方々の作品のにはどこかに共鳴する空気を感じます。
この「ラストソング」は博多のライブハウスから天下を取るために上京するバンドとひとりの女性の話なのですが、普通なら歯が浮くような“熱さ”も自然にストーリーの中で昇華されて感じるから不思議です。
映画やテレビの脚本家として活躍しながら小説でも数々の賞を獲得した著者ですが、もう過去の作品に触れることが出来ても、新しい作品を読むことが出来ないのは残念です。
映画を観ていないのでなんとも言えませんが、きっとその原作は超えているんじゃないでしょうか。
そしてこの小説は94年に文庫刊行されたものなので、10年以上も前の作品なのですが ( この文庫自体は講談社から先日文庫化されたばかり ) ストーリーや登場人物の葛藤などミュージシャンっていうちょっと特殊な世界の話なのになぜか共鳴する部分があるのは、小説化した著者が私と同じ60年生まれってこともあるからかも知れません。
宮部みゆきさん、乃南アサさんも1960年生まれで、いずれも人気作家と言ってしまえばそれまでではありますが、少なくとも同じ時代を同じ年齢で過ごしてきたことでこの方々の作品のにはどこかに共鳴する空気を感じます。
この「ラストソング」は博多のライブハウスから天下を取るために上京するバンドとひとりの女性の話なのですが、普通なら歯が浮くような“熱さ”も自然にストーリーの中で昇華されて感じるから不思議です。
映画やテレビの脚本家として活躍しながら小説でも数々の賞を獲得した著者ですが、もう過去の作品に触れることが出来ても、新しい作品を読むことが出来ないのは残念です。
ドラマについてはほとんど見ないので、残念ながらどれもわからないです(^^;)
と言うか仕事についてから特に90年代ぐらいからは、曜日に関係なく見逃しが必ず出てしまうので、わざとTVドラマは観ないようにしていたってところもあるかも。
ビデオで撮っておけば良かったのでしょうけど(笑)
主役は本木君でしたね。
吉岡君の大ファンなものですっかり忘れていました。(^^;
「恋愛時代」は、韓国で映画化されたようですね。
イメージが壊されるのが嫌で、絶対に観ませんが・・・。(^^;
この本を読むと、何度読んでも必ず泣いてしまうシーンがあります。
もし読まれる機会がありましたら、どこか当てて下さい。
野沢さんが作られたドラマも、好きなものがいくつかあります。
「恋人よ」 「この愛に生きて」 「氷の世界」
「青い鳥」・・・。
古いものばかりですが、今でもよく覚えています。
亡くなられたのがほんとに惜しい!
どうなんでしょう?
だいたい小説の印象が良かったときは、映画化されたのを観るとガッカリするんですが、この場合は逆ですから、そうでもないかも知れませんよ。
さっき映画のレビュー書かれているのを見てみたらモックンがメインの主役なんだけど、カズヤ役の吉岡秀隆君の存在感が凄いって意見が多かったです。
「恋愛時代」も面白そうですね。
ぜひ今度読んでみようと思います。
この「ラストソング」という映画は、私が大好きな映画です。
吉岡秀隆君と安田成美さんが出演していました。
野沢さんのこの本は、私も書店で見かけたのですが
映画がすごく好きなので、あえて買いませんでした。(^^ゞ
野沢さんの作品で、我が家の永久保存版になっている作品があるんです。
それは「恋愛時代」という小説です。
別に何ということもない物語なのですが、私も子供達もすごく気に入っていて
今でも時折読み返したりしているんです。
我が家恒例の、映像化した際の配役もすでに決まっています。(^^ゞ
私も、野沢さんの新作がもう読めないというのが寂しいです。
藤原伊織さんや稲見一良さんもそうですが・・・。