川島誠さんの青春小説。
実は中三の息子が買ったはいいけど、途中で読むのをやめちゃった本。
お父さん読んだら?って言うので読んでみました。
なるほど、青春スポーツ小説で二人の主人公の語りでストーリーが展開するものの、陸上競技の800mという競技そのものの魅力の部分は二の次で、性的表現部分が非常に多いだけでなく、不真面目で奔放な性格の主人公はともかくとして、まじめで理屈っぽい方の主人公の方も妹とキスする仲だったり、ホモだったりと、受け狙いなのか、いたずらに歪めすぎている感がありますね。ややバランスが悪いです。
話はそれなりに面白く読めますが、男の子より女の子が積極奔放的ってのが、どうも最近の少年漫画のパターンに似ているので、そのあたり、中学生にはともかくとして若い世代には受けるのかも知れません。
それでも巻末の解説の江國香織さんの評価は高すぎかなって思います。
実は中三の息子が買ったはいいけど、途中で読むのをやめちゃった本。
お父さん読んだら?って言うので読んでみました。
なるほど、青春スポーツ小説で二人の主人公の語りでストーリーが展開するものの、陸上競技の800mという競技そのものの魅力の部分は二の次で、性的表現部分が非常に多いだけでなく、不真面目で奔放な性格の主人公はともかくとして、まじめで理屈っぽい方の主人公の方も妹とキスする仲だったり、ホモだったりと、受け狙いなのか、いたずらに歪めすぎている感がありますね。ややバランスが悪いです。
話はそれなりに面白く読めますが、男の子より女の子が積極奔放的ってのが、どうも最近の少年漫画のパターンに似ているので、そのあたり、中学生にはともかくとして若い世代には受けるのかも知れません。
それでも巻末の解説の江國香織さんの評価は高すぎかなって思います。
お父さん読んだら?の前に、僕にはちょっと早い内容だしって苦笑いしてましたから(^^)
それにもっと競技そのものの内容の話、単純に言うとスポ根物かと思ってたみたいです。