のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

朱夏

2008-06-13 19:02:09 | 通勤快読

またまた続いて今野敏さんの作品です。
一応、ビート、リオと読むとこの 「 朱夏 」 を読むのが定番のようです(^^)
順序的にはビートが最後ですが。

やはり最初にビートを読んだときの感想に比べるとやや安易な流れが目立ちますが、火曜サスペンス劇場や土曜ワイド劇場って雰囲気で娯楽作品として ( 事件ものながら ) 気軽に楽しめます。

でもって3分の1ぐらい読んだときに、主人公の樋口刑事の奥さんが誘拐される展開、そしていつもながらすぐに犯人が読者にも判明してしまうのですが、その犯人の性格や誘拐の状況などストーリー的にどうもどっかで観たような気がしてきて、さらに読み進むうちに、やっぱりこの話TVで観たことがあるなって思いました。

とは言っても、ちょっと矛盾しますが私は前述の火曜サスペンス劇場も土曜ワイド劇場もほとんど観ません。
だいたいがお粗末なつくりのものが多いし 「 寝台特急サンライズ瀬戸~暁の殺人トリック!!謎を乗せてN700系新幹線が走る!?二枚の涙の乗車券 」 なんて興ざめするようなサブタイトルがついてるのもどうかと思ったりします。

でも休日の昼下がりに見るとはなしに再放送とかをボーッと見ていることもあるので、ネットで検索してみました。
一生懸命思い出して、配役で主人公の刑事の奥さん役が風吹ジュンさんだったことを思い出したのでそれを頼りに探したらこちらにありました。
放映されたのは2003年なので5年前です。
でも後半ずいぶん脚色がしてあってこの原作とは結構かけ離れていたように思います。

これは前にも書きましたが、原作を読んで良かったものの映画化、TVドラマ化はあまり観るもんじゃないですね。
私の場合ですが8割以上の確立で期待ハズレ。特に原作が大作だった場合は余計です。
でも、観ると読むの順序が逆ならそうでもないので、この 「 朱夏 」 の場合も結果的には先にドラマを観ていたので、途中から、ああ原作はこうだったのかと別の意味でちょっと楽しめました。
ただ、うろ覚えではありましたが、タイトルも忘れていたそのTVドラマの 「 朱夏 」 の方は、間違いなくイマイチな内容で少なくともあまり面白かった印象はなかったですね(^^:)

作品とは関係ないですが、たまたま昨日、その土曜ワイド劇場で櫻井淳子さんが着る衣装を提供してくれないかとスタイリストさんからうちにTELがありました。
ちょうどサンプルが揃ってなかったので止めましたが、着る俳優さんや配役によっては、それもいい宣伝になることがあるんですよね。