のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

デイトレ

2005-10-11 01:51:24 | Weblog
ミステリーファンの私はもちろん本屋さんにもしょっちゅう立ち寄るのですが、最近、本屋さんの特集などでコーナーを賑わせているのは「株」関係の本ですね。

何年か前にデイトレーダーがとても話題になりましたが、その後の長びく不況もあいまって、あまり聞かなくなりました。
それがまたここ最近、ブロードバンドの急速な普及やネット売買のさらなる手軽さで学生や主婦までどんどん広がってるようです。
投資全体のことや株主優待の魅力などを書いてある本もありますが、やはり広がっているのは手っ取り早く利益を確定するデイトレードをはじめとする短期投資です。

いくつか立ち読みしてみましたが、100万円を3億円にした若い人の本とか、ブログで戦果をアップしながら資産1億円を達成した人の話などなど、夢のような話がぞろぞろ載ってます。

それらの本にはメリットはたくさん書いてあるのですが、デメリットとといえば「パソコンの前から離れられなくなる」とか「手数料がかさむ」ってことぐらいしか書いてなかったりしますね。

確かに短期投資は、よりマネーゲーム的でありながら、ギャンブルや宝くじなどに比べれば儲かる確率も高く、流行るのもなるほどと思わせるところはあります。

しかしあまり主婦や学生がハマってしまうのも考えものですし、さらに若年令化していく可能性も秘めています。
たとえ上手くいったとしても、若い頃にマネーゲームで簡単に大金を稼いでしまうと、それ以後まじめに勉強したり働いたりすることがバカバカしくなったり、主婦が残業続きのダンナの給料より大金を簡単に稼いでしまったりするのもどんなものなんでしょう、などと余計な心配をしてしまいます(^_^;)

こういうのも時代の流れと言ってしまえばそうなのですが、ネットの発達ゆえに可能になったことのひとつではありますね。
これからもネットの発達は利便性だけじゃなく、これまでに前例のない予期せぬ社会現象を生んでいくのではないでしょうか?
しかも広がるスピードも加速度的だったりするだけに、どこかでより冷静な対処が求められる時代だと思います。