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久しぶりの投稿です。

2008年12月02日 | アパレル放談
しばらくBlog投稿していなかったので、私の安否の問い合わせのメールを頂きました。
ファッションビジネス学会のセミナーや大阪繊維リソースセンターのFFF2009のサポート、大阪産業大学のアパレルコースの講義などの、締め切りのある仕事が集中しました。
それに、論文の共同執筆の話しがあり、その準備など、Blog投稿の(頭の)余裕が無い状態でした。
ようやく目途がついたので再会したいと思います。

今日の繊研新聞に㈱ボナビから㈱ラピーヌにバイスバーサとヴィスタフォーレのブランドが営業譲渡され、これに伴う人事の記事が掲載されていました。
既に報道はされていましたが、何故か「ホッとした気分」になりました。
厳しい環境下で、連日業界紙、一般紙を問わず、暗い内容の記事ばかりのなかで、
小さいながらも明るいニュースと言えます。
このブランドとは特別な関係は無いが、私は、このブランドの今後に興味を持っていました。
先に「アパレル業界の矛盾」について、シリーズ的に投稿記事をかきました。
「イザ出でよ! 専門店アパレル」と言うタイトルの記事です。
地方の専門店アパレルが疲弊していく中で、真の専門店(スペシャリティーショップ)が生き残っていくためには、「愚直で入魂」の商品作りのブランドが必用であると、今年の8月21日のBlogに投稿しました。
そのときの記事には会社名(ボナビ)やブランド(ナイスバーサ)名は明記しなかったのですが、ボナビのバイスバーサのことを匿名で投稿しました。

営業譲渡先が㈱ラピーヌであったことも好ましい先といえましょう。
「愚直で入魂」は定評のあるラピーヌで、その点では安心といえましょう。
ただ、企業の文化や風土の違いを大事にし、「ラピーヌ文化と以下に交流」し、「新しい文化が醸成」されることを期待します。
「新しい文化の醸成」とは、「専門店アパレルの矛盾=曖昧な取引慣行」に対して
毅然たる体制で臨む(挑む)営業姿勢だと思います。
これが従来どおりの「矛盾の継続」では、今回の譲渡が成功したとは言えないと考えます。
異文化の交流を果たし、㈱ラピーヌのバイス・ヴィスタ事業部の成功を祈ります。





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