TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

DAVID GARFIELD & THE CATS #4

2005-03-15 00:17:35 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続きです。

7.NIGHT OF THE FROTHING COMAS
6曲目「LAYLA」と共に、このアルバムのハイライト。STEVE LUKATHERとDAVID GARFIELDの共作によるこの曲、LUKATHERのギターが炸裂します。LUKATHERの多重録音によるギターまみれ状態、LUKATHERフリークにはたまらんでしょう。時折聞こえるNATHAN EASTのチョッパーが何気に渋く決まってます。これぞLAフュージョン!やっぱりJAZZもいいけどフュージョンのハードロックなノリは最高やね。
LUKATHERとDAVID GARFIELDのつながりもPHIL PERRY同様、CARLOS VEGAを通じてのものでした。この曲はLUKATHERとGARFIELDが初めて一緒に書いた曲だそうです...。早く仲直りしてくれないかな。

CARLOS VEGA(ds)NATHAN EAST(b)STEVE LUKATHER(g)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)

8.FROM ABOVE
ノリノリのロックフュージョンのお後はちょっと疲れを癒すさわやか系フュージョンで攻めてきます。WALTER FOWLERのフリューゲルがフューチャーされると気分は一気に南の島の夕暮れにたたずみます。そこにDAVID GARFIELDのラテンピアノが絡むとそこはめくるめく夜への期待。DAVID GARFIELDのエレピのソロのバックではGREGG BISONETTEが変幻自在のドラミングとJOHN PENAのジャジーなベース。7曲目のハードなノリメインのフュージョンと対極をなすようなほのぼのとしたこれまたLAフュージョンの典型じゃないでしょうか。
この曲もそうですが、このアルバム全体を通じてパーカッションがものすごい凝ってますね。どの曲をとってもその辺においてある、ありったけのパーカッションを持ち出して演ってます。同じパターンがないもんですからコピー不可能。LAを代表するパーカッショニストの皆さんが揃って参加ですからそれも当然でしょうけど。

BRANDON FIELDS(sax)WALTER FOWLER(fh)MICHAEL LANDAU(g)JOHN PENA(b)
DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)
コメント
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