TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

DAVID GARFIELD & THE CATS #3

2005-03-13 23:47:38 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続き、5.6曲目に入ります。

5.DEEP WITHIN EACH MAN
PHIL PERRYとDAVID GARFIELDの共作で、PHIL PERRYのボーカルがフィーチュアされています。この曲でドラムを叩いているのはCARLOS VEGA、LEE RITENOURグループでの共演が縁で、DAVID GARFIELDにVEGAがPHIL PERRYを紹介したことから、この曲が生まれたということです。PHIL PERRYってその辺のステーキハウスのオヤジって感じの見てくれなんですが、素晴らしいボーカリストですね。本当の意味でのボーカリストってこういう人のことをことなんだろうな~という説得力のあるレンジの広さと声量を持っています。
ギターはSTEVE LUKATHER。どっちかというとMICHAEL LANDAUっぽい爽やかなバッキングですが、ソロはやっぱりLUKATHER節バリバリです。
そしてコーラスはPAULETTE BROWNE。CARLOS VEGAと共に、既にこの世の人ではなくなってしまっています。

CARLOS VEGA(ds)NATHAN EAST(b)STEVE LUKATHER(g)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)
PHIL PERRY/PAULETTE BROWNE(vo)

6.LAYLA
これまた有名なDEREK AND THE DOMINOSの代表曲「LAYLA」をサルサアレンジで演ってくれちゃってます。DAVID GARFIELDのラテンピアノが全面にフィーチャーされていて、このアルバムの中で最も活き活きと演奏しているんじゃないでしょうか。また、2tp2tbで構成されているホーンセクションがLAYLAのテーマをシャープ歌い、これぞラテンとばかりに盛り上げます。ちなみにホーンセクションの中心人物はPHIL COLLINSとの活動が知られているHARRY KIM。
この曲はいろんな人がカバーしている名曲ですが、さすがにサルサはそうないでしょう。
このアレンジは秀逸です。

MICHAEL LANDAU(g)MIKE MILLER(ac.g)JOHN PENA(b)DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)
MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)HARRY KIM/RAMON FLORES(tp)ARTURO VELASCO/BOB McCHESNEY(tb)
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DAVID GARFIELD & THE CATS #2

2005-03-13 01:00:14 | TOTO&FUSION
DAVID GARFIELD & THE CATS「I AM THE CAT,...MAN」の続きです。

3.MEMORIES OF RIO
GEORGE BENSONとのツアーでブラジルを訪れた時の思い出を曲にした、寂しげな夜の帳を思わせる名曲です。IVAN LINSのような心に染みるブラジリアンソングです。何となくブラジルというと脳天気なサンバのイメージを持ってしまうのですが、著名なブラジルの曲というのはこういうバラードが多いんですよね。
ところで、やっぱり注目すべきはJASON SCHEFFの渋いスキャットです。相変わらず聴かせてくれるコーラスです。MD聴きながら家に帰る途中で、思わず一緒になって歌ってしまいそうになります。(というか本当に歌っちゃいますけど)何となく低音部のコーラスはBILL CHAMPLINっぽいんですが、クレジットにはありませんのでこれもJASONなんでしょうね。一緒にやっていると声まで似てくる?

JASON SCHEFF(vo)RICARDO SILVEIRA(ac.g)LARRY KLIMAS(sax)MICHAEL LANDAU(g)
JOHN PENA(b)DAVID GARFIELD(keys)GREGG BISONETTE(ds)MICHITO SANCHEZ/LUIS CONTE(perc)

4.BLUES FOR MR.J
今までの静かな展開から一転して、バリバリのホーンとシンセがカッコいい、ノリノリの曲です。イントロ部分のJIMMY JOHNSONによるベースソロ、そしてなんと言ってもVINNIE COLAIUTAのドラムが素晴らしい。ハードさが加味されたドラミングは今までのVINNIE COLAIUTAの印象とちょっと違って、JEFF PORCAROを思わせます。
こんな曲がライブのエンディングナンバーだったらそりゃもう大騒ぎですわ。(今度のKARIZMAで演ってくんないかな~)

VINNIE COLAIUTA(ds)MICHAEL LANDAU(g)JIMMY JOHNSON(b)BRANDON FIELDS/ERNIE WATTS(sax)
WALTER FOWLER(tp)DAVID GARFIELD(keys)LENNY CASTRO(perc)


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