数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(188)   良子の危機

2020-07-20 11:25:56 | 漫画のシナリオ
(188) 良子の危機

四百字詰原稿用紙換算9枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節の設定は常に真夏である。

登場人物

須藤良子(12。小6) 169㎝。髪をポニーテールに結んだ目を瞠るような美人。

須藤志保(35)170㎝。良子の母。清楚な美人。

玲子(35)志保の友人。ちょっとくずれた感じの気のよさそうな美人。職業はホステス。

凶相の半ぐれA、B、C(共に25)

N=ナレーション

   

   自転車を漕ぐ志保の太腿のアップ。

   そしてスカートの奥に見える下着の片方が性器にくい込んでる艶かしい絵のアップ。

   志保、向こうから歩いてくる良子に気づく。

   ほっとして手を振り、
志保「良子―」

   良子、志保に気付く。

   嬉しそうに手を振り返し、
良子「ママー」

   良子の眼前でキッとブレーキをかけて自転車から降りる志保(スカートがまくれあがって太腿が露わ)に、
良子「どうしたの、わざわざ迎えに来てくれたの?」

   愛おしげに良子を見て、
志保「一分でも早く良子の顔が見たかったから」

   良子、嬉しそうに顔をぱっと輝かせる。

   自転車のハンドルに手を伸ばし、
良子「わたしが押したげる」

志保「ありがとう」

   自転車を押しながら、
良子「玲子さんに自転車を借りたの?」

志保「そうなの、電動自転車がこんなに楽チンとは知らなかった。ママも買おうかな」

   二人の下半身を後ろからアップで描いた絵に会話、
  「今日の給食はなんだったの、美味しかった?」

  「うん、大好物のうどんだった」

   短パン姿の良子の尻を斜め後ろ下から煽って描いた絵に会話、
  「あの甘ったるい味付けがなんとも言えず好きなの。うちでも作ってみてよ」

  「いいわよ、今夜作ってあげる」

   住宅街の絵に良子の歓声、
  「やったー、晩御飯が楽しみだー」

   自転車を押して歩く良子をしみじみ見て、
志保「もうママと身長変わらないんじゃないの?」

良子「この間の身体測定で169だった」

   愛おしげに良子の横顔を見て、
志保「いったいどこまで伸びるのかしらね・・・」

   楽しそうに並んで歩く二人の後ろ姿を車内から見て感嘆し、
A 「ありゃ母親か、目の穢れ(けがれ)が落ちそうなベッピンさんだな」

   舌なめずりし、
B 「玄人受けしそうな、なかなかの上玉じゃねえか」

A 「もちろん一緒にさらっちまうんだろ?」

B 「分かり切ったこと聞くな」

   志保が何気なく後ろを振り返ると少し離れてワゴン車がついて来ている。

   訝しげにワゴン車を見て、
志保(なんか気持ちの悪い車ね、抜くんならさっさと抜けばいいのに・・・)

   こっちを訝しげに見てる志保を見て、
A 「ちっ、気づかれたか?」

B 「騒がれる前にさらっちまえ」

   志保、ワゴン車がスッと接近して来たのではっとして携帯を手に取る。

   
○玲子宅

   玲子が両膝をついて洗濯物を畳んでいる。

   卓袱台に置いたスマホから着信音が流れる。

   スマホを手に取って発信者を見る。

   スマホを耳に当て、
玲子「はい、どうしたの志保?」

   スマホから漏れる声、
  「変な車につけられてるんだけど、どうしょう・・・」



   ワゴン車が横すれすれに接近して来たので母娘が驚く。

   スーと開いた後部ドアからCが今にも飛び掛かってこようとしてたので怯え、
志保「きゃー、玲子たすけてっ・・・」

   携帯がプツンと切れたので慌て、
玲子「もしもし、何があったの?もしもし・・・」

   携帯を持ったままぼう然とし、
玲子「まさかさらわれたんじゃ・・・?」

   自分に言い聞かせるように、
玲子「落ちつけ、落ちつくのよ」

玲子「事件かどうか分かんなきゃ警察は動いてくんないし・・・」

玲子「ああ、どうすればいいのかしら・・・」

   ひっ迫して立ち上がり、
玲子(そうだ!)

   玄関でサンダルを履きながら、
玲子(岩城さんなら何とかしてくれるはず)



   フックをかませてドアを全開にした修一の部屋。

   室内からの視点で玄関の方を描いた絵に玲子の声、
  「ねえ岩城さん、いるー?」

   サンダルを脱いで玄関に上がる玲子の下半身の絵。

   室内に向かいながら、
玲子「ねえ、いるのー?」

   全開のドアに振り返り、
玲子(それにしても不用心な・・・)

玲子(よっぽど腕に自信がなきゃドアを開けっ放しになんて出来ないよ・・・)

   修一がトランクス一枚で勃起してベッドに大の字になって寝ている。

   トランクスがテントを張ってるのを見て頬を染め、
玲子(まっ!・・・)

   うっとり勃起を見つめたまま、へなっと腰を抜かし、
玲子(なんて元気がいいの・・・)

玲子(この年頃の男の子は出しても出してもすぐに溜まっちゃうんだろな・・・)

   トランクスの上から、うっとり勃起に頬刷りし、
玲子(高校生のオチ○コってこんなにカチンカチンなんだ・・・)

   尚も勃起に頬刷りしながら、
玲子(高一で同級生と初体験した当時は硬いのが当たり前だと思ってたけど・・・)

玲子(水商売に入って、フニャチンの爺様とやるようになって硬いチ○ポの有難味が分かったわ・・・)

   天井の絵に玲子の呟き、
  (こんな硬いので毎晩悲鳴を上げるほど突かれたい・・・)

   欲情した玲子がトランクスを降ろしかけた時、修一がぱっちり目を覚ます。

   そのままの状態で無表情で玲子を見て、
修一「玲子さん、なんぞ御用でござるか?」

   無意識にトランクスの上から勃起を握ったまま、
玲子「そうそう、御用があって来たんだった」

   心配そうに、
玲子「つい今しがた、志保から助けてって電話があって途中で切れたの」

玲子「ひょっとしたら良子ちゃんと一緒にさらわれたんじゃないかしら?」

   勃起をぎゅっと握り心配そうに、
玲子「ねえ、どうしょう・・・」

   修一、無表情でベッドから起き上がる。

   勃起したままズボンを履こうとする修一を見ながらスカートのホックに手をかけ、
玲子「そのままじゃズボンが履きにくいでしょ・・・」

   目を潤ませてスカートを下ろしながら、
玲子「とりあえず抜く?」

   ズボンに片方の足を通しながら、
修一「そそられるがまた次の期会に」

   ベルトを閉めながら、
修一「良子ちゃん達を助けるのが先決じゃ」

   スカートを上げながら恥じ入るように赤面し、
玲子「そ、そりゃそうよね」

   修一、クローゼットの戸を開ける。

   修一がクローゼットから刀を取り出したのを見てあ然とし、
玲子「それ、本物・・・?」

   スッと半分ほど抜いて刃を見せ、
修一「模造刀じゃ首を刎ねられんけんね」

玲子「げっ、首を刎ねちゃうの?・・・」

   にっと不気味に笑んで刃を見つめ、
修一「兼定がクソ共の血を欲しちょるんじゃ」

     つづく



コメント
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