先週末に、ネパールの例の高校生17歳と、甥っ子14歳を山中湖に連れて行った。
ネパール以外、インドくらいしか行ったことがない彼にいろいろと日本のことを知ってもらおうと、温泉に連れて行くことにした。
が、脱衣場で、パンツを履いたまま温泉に行こうとしていたので、
"It's very strange to be here wearing a pants"と言ったら驚いた顔をしながらもすぐに素直にパンツを脱いだのがおかしかった。
温泉からの帰りに、人生においても最も興味深い経験をすることができたと告白していた。
来年国立大学の医学部に行って、心臓外科医になるという夢を持っていたが、入学が来年のいつになるのかについては、ストライキがしょっちゅうあるので不明だと言っていた。
そんな話があるのか・・・
確かにネパールは2008年に当時の王が排斥され、現在国情が不安定である。医療環境も大変悪く、医者になることには非常に意味があると言っていた。
山中湖から帰る車の中で、「勉強めちゃくちゃできてクリケットのキャプテンだったら女の子に人気あるでしょう?」と聞いたら、
「男の子にも、女の子にも人気がある」
と答えたのが笑えた。
東京に戻ったら、すぐにfacebookを通じて連絡があった。
翌日彼のお父さんであるシェフと話したところ、彼は温泉に入ったことを何度も頭の中で反芻していると言っていた。
彼に比べれば遥かに恵まれている甥っ子は、今回の旅で何を感じただろうか?
また会う日が来るだろう、きっと。
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